速いが信頼性不足に泣いた 2005年F1 マクラーレンMP4-20

こんにちは、今回紹介するミニカーは私の1番好きなF1マシーンであるマクラーレンMP4-20です。メーカーはミニチャンプスです。通常品とは違いチームエディションとなっています。この年のマクラーレンはドライバーにK.ライコネン選手、JPモントーヤ選手の2人でシーズンに臨みました。エンジンはメルセデスベンツ製の3リッターV10エンジンのFO110Rを搭載、モントーヤ選手がテニスで怪我をしてしまい、バーレーンGPではP.デラロサ選手が5位、サンマリノGPではA.ヴルツ選手が3位となりました。ライコネン選手はこの年7勝、モントーヤ選手は3勝で2人で10勝をマーク、第15戦のイタリアGPの予選でモントーヤ選手が371.6km,決勝でライコネン選手が371kmを記録、2016年に記録更新されるまでF1史上最速のマシーンでした。しかしこの年コース上では圧倒的な速さでしたが最後まで信頼性不足が足を引っ張りライコネン選手はチャンピオンを獲得出来ませんでした。圧巻はこの年の日本GP、雨絡みの予選でライコネン選手は17番グリッドとなりました。しかし決勝では怒涛の追い上げを見せファイナルラップでトップのG.フィジケラ選手を1コーナーで見事抜き去り優勝しました。この時ライコネン選手がマークした決勝でのファステストラップは鈴鹿サーキットのコースレコードとして今現在も破られていません。凄い事ですね。