うしろーのブログ一覧

というわけで、DEADoｒRIDE27走行会で無事走れました。

金曜まで全力で仕事をしつつ、フロント周りコンバートの準備をし、
土曜にハンドルストッパーとマフラーの修正加工をして、
調整とか気になるところをいじっていたら、
結局当日の朝までかかったのでそのまま寝ずに出撃になりました(笑。
ステム周りの異音？手ごたえ？が解消できなかったので、また改めてベアリングなど交換してみます。

で、肝心の内容ですが、
まず一本目はフロント交換後の手ごたえを探ってみました。
DoRは１本目は追い越し無しの慣らし走行です。
スタートはフロント減衰伸圧ともゼロノッチ、プリロード2/8（目盛線）、
リアプリロード5/7でスタート。
なんとなく前回の1WGの時よりいいかもと思いつつ、
何度かフルブレーキングしてみると前回ほどではないけどやっぱり跳ねる。
確実にバネレートは上がっているはずなので、
前回と同じ手ごたえに思えても、違う事象が起こっていると思いチョッと考えてみる。
ブレーキングでフロントに乗せ切らない、
シフトダウンやブレーキでリアロックさせないように気をつける。
と何度も試すが完全には収まらず。。。

結局良くわからないので二本目は、
今までどおりフロントが動きすぎる（沈みすぎる）ことでリア浮き気味と思い、フロント伸5/17、圧5/12、プリロード2/8、リアプリロード5/7に。
ちょっと良くなった気がするのでさらにリアのトラクションに気をつけて走行。
まぁ、進入でフロントに乗せきらないですか。

三本目
タイム的にもまだまだ、習熟度が低いので、
セッティングは変えずにとりあえず練習しました。
結局、前回タイム４３秒台だったところ、
この枠でベストラップ42'021とベスト更新。
しかし、自分の想定するレベルからはあまりタイムも出ていないし、
それほど無理をしていない感覚なのにすでにつま先やマフラーを擦ってしまいます。


まだ乗り方で何とかなるだろうと思いつつ、
４本目前に前回もアドバイスしてもらったHMSの林さんに相談することに。
林さんはお昼ご飯中だったのですが、あれこれ状況を説明したところ、
わざわざどんぶり片手にバイクのところまで来てくれていろいろアドバイスしてくれました。

林さんがSRXにまたがった手ごたえでは、
とりあえず自分では良くわからなかった5EBのバネレートは十分上がっていて、
午前に走った調整では伸側減衰力が足りなく、
跳ねる手ごたえはブレーキングなどの荷重変化に対して、
フロントスプリングの戻りが早いせいではないかと言うことでした。
さらにリアのレートも頼りない（ヘタリ）感があり、トラクションを掛けるとリア下がりすぎるであろう事と、軟らかさのせいで十分加速できていないのでは、
ということでした。
このあたり、車ともセッティングに共通性があるなぁと、また勉強になるわけです。

ということで四本目は、
フロント伸7/17、圧5/12、プリロード2/8、リアプリロード7/7に変更。
走り出してすぐ、手ごたえが違うのがわかりました。
特にリアの接地感が薄く感じます。
プリロードはレートが上がるわけではないですが、
レートのスタートが変るので同じ荷重で乗れば車高が高くなり、
そのせいで不安感が出たと思います。

しかし気になっていたフルブレーキング時の跳ね、ばたつきが断然減り、
これなら乗り方でリアも納められそう、という手ごたえでした。
残念ながら途中赤旗で、
変更したセッティングになれる前に終了してタイムアップ無し。

自分もそうですが、（相対的な基準から）遅い人はだいたい、
コーナー進入前に減速開始が早い、減速しすぎ、旋回速度が足りず不安定、アクセルを開ける、曲げられない、アクセルをそれ以上開けられない。
というのが多いかと思います。

そこで、ブレーキングがスムーズでそのままバンクさせながら減速できればスピードを維持したまま旋回できて、出口が見えるタイミングでアクセルオンとなるのでそこに注意、設定してバイクをセッティングするわけです。

とりあえずへたれ車載です。
ちなみに以前からやってみたかったバンクしても地面に対して水平に見れるというのを編集で試してみました(笑。

遅い！バンクしてない！フォームがだめ！ひじ擦れ！とかは無しでお願いします(笑。

今回、自分的にかなりセッティングの方向が見えたので、
しばらくは手直ししつつこのまま走りの練習をしたいと思います。

さぁ、次はいつ走れるか。。。
とりあえず１２月のFSWの準備もしないと。。。

フロント周りやっと結果です。
仕事がうまく片付かず時間が取れなくて長引いたのもあるんですが、
今回のコンバートは流用したパーツが、
3TJ、5EB、3MA、3LNと他メーカーの他車種と、
混ぜモノ盛りたくさんだったので結構面倒でした。

ステムは3TJでステムシャフト打ち替え、
フォークは5EBでアクスルシャフト穴がでかい、
シャフト長さはステムスパンが3TJ、5EBで違うのでそれに合うもの。
ディスクは5EBのフォークに合わせてΦ298。
ホイールはアクスルシャフトとブレーキの都合に合わせて3LN。
キャリパーは取付ピッチ100のものに交換。

とにかく測れるところを測りまくり図面に起こして落としどころを探します。

しかし、組んでみないと採寸できないところもあり、
MSZさんに2回に分けて図面を送りパーツを都度送ってもらいました。

画像は2回分のパーツです。
そして部品として重要な公差はMSZさんに説明だけしてお任せしましたが、
とんでもないくらいどんぴしゃです。
ズズズとかスコンとかが純正部品組んでる感じです。
いや、それ以上か(笑。


ステム、フォーク、ホイールがばらばらなので、
ブレーキローター、またはキャリパーのオフセットが必要です。
1WG、3MAホイールでも採寸しましたが、
どちらも3TJステムでは+オフセットになるため断念。
3LNホイールはディスク取付面幅が狭く都合よかったのですが、
サイズは前回使用の1WGホイール3.00ｘ17に対して、
3LNは2.75ｘ17と若干細くなります。
しかしタイヤのリムサイズは許容範囲内なのでこちらにしました。
オフセットはディスク側でするのが多いみたいですが、
オフセット量が半端でこの寸法ではスペーサーにセンターハブを作れません。
ブレーキをかけた時、ディスクは均等に回る方向にずれるわけではないので、
ディスクがハブに乗っていないとチョッと心配。
キャリパー側のオフセットでも接続面が2箇所になり、
ねじれ？に弱くなりそうですが、
今回のオフセット量ならハブ無しよりも良いかなとキャリパー側をオフセット。
オフセット分、ボルトも長いものにしますが、
これも他メーカー他車種のキャリパー取付ボルトで長いものを選択。

自分で採寸したものが驚くほどすんなり、
どこにも不具合無く一発でつけられたことに正直感動（笑。

あとはハンドルストッパーを加工すれば走れるようになります。
さぁ、今まで所有したバイクで一番高性能のフロントフォーク。
セッティングもありますがどんな操作性になるのか楽しみです。
あー、走りてぇ。。。

一応足回り変更のため全体のディメンションというかジオメトリーというかを確認します。

はっきり言って車でもバイクでも設計や構造などの内容はまったくわからず、
イメージくらいでしかつかんでいないと思います。
こうすればこうなる、こうしたければああする、
なんてことを知識からひねり出すことなんて自分には出来ないので、
数値の違い、乗った結果、事象、経験からしか方向は見えないと思ってます。

そこでノーマルと比較してどんな違いがあるか確認しておけば、
（実際走って）の結果から、
ノーマルからここを変更→こう変化した→変化からこんな結果を得た→それはどういうことか確認→また模索、ということにつなげられるわけです。

で、ノーマルと1WG足仕様を比較。
比較ポイントはこれくらいです。

手元に来た状態が半端だったので、
どれくらい前オーナーの走行時の状態だったのかはわかりませんが、
フロントの突き出しが70ｍｍもあったので→40ｍｍに変更。
リアタイヤ外径を18インチ654ｍｍ→17インチ620ｍｍ（両方カタログ値）に変更。
前回走行した感触ではフロントのふにゃふにゃ感と、
旋回後半の曲がらなさ（向き変え不足）、リア下がり？など。

大雑把な計測ですがノーマルと1WG足仕様を比較してみたところ、
意外にもノーマルにかなり近い状態でした。
ステム高、フレームe点の前後距離は未計測、図面では無視してます。

ノーマルにかなり近いといってもリアがリンク式モノサスなので過渡特性（経過内容）は違ってくるとは思います。
17インチにしたことでリアが下がっている印象は、
アンコの無いシートの着座高さがそう思わせるみたいです。
はなからシッティングポジションは30～50ｍｍくらい上げたいくらい低いです。
リアタイヤ外径からのリア車高マイナス15～20ｍｍはスイングアームのタレ角と長さで偶然相殺されてたみたいです。
表に記載忘れましたがスイングアーム長は10ｍｍほど1WGが長くなります。
ステム高さ、ピボット高さ、フレーム（e点）高さが同じくらいです。
ということは当初のフォーク突き出し70ｍｍもあながちとがったセッティングでもないのかもしれません。

フロントの-40ｍｍで乗った感触は、
かなりフロントをぐりぐりしてる手ごたえだったのでどうかと思ったのですが、
フロントを低くというか、キャスターを立てるというか、ホイールベースを短くするというかを今度試してみようかと思います。
ぐりぐり感はおそらく進入速度不足から、アクセル開け始めが早いせいもあると思うのでキャスター等のせいというより乗り方で解決できるかと思ってます。
そのためのレートアップなわけだし。

ピボット高さ、フレーム（e点）高さが同じくらいでリアアクスル点が低いので、
アームのタレ角が大きくノーマルよりアンチスクワット特性が増えただろうとは予測しますがそれはまだ手ごたえからはわからないので置いておきます。

現状がノーマルからどれくらい変ったかわかったので、
R6フロントの変更で参考にしようと思います。

そろそろ走行会が近くなってきたのでSRXracerの準備です。
大人の事情でまた走れないかもしれませんが。。。

フロントレートアップが主な目的で選んだのがYZF-R6（5EB）。
アクスルシャフトを他車種流用でホイルベアリングも解決。
ステム周りもR6で行くつもりで部品を集め調べたところ、
ブラケットとステムシャフトの都合ステムシャフトは製作しないと無理と判断。
MSZさんに相談しモノや図面を送りますってところまで考えてたんですが、
予算など考えてシャフト打ち替えが簡単なFZR400RR（3TJ）のステムに変更しました。

3TJが使えるのは前からわかっていたんですが、
3TJのアンダーブラケットがスチール製、クランプボルトが1本に対して、
R6はアルミ製、厚みもありクランプボルトも2本。
強度（剛性）的には形状も違うので簡単に比較できませんが、
やっぱりアルミ製は軽いというところで選びたかったわけです。
さらにR6フォークを使うことでキャリパー、ローター、パッドも交換になるので、
ここで予算を使い切るとまずいかなと。。。

結局、社外スプリングに替える、が一番安上がりで近道なわけですが、
苦労してR6にすれば、フルアジャスト、アクスル径拡大の副産物付です。

あとは走らせる時、ディメンションやレートなど大ハズレで全然曲がらねぇ！
なんて泥沼にならなければ。。。