令和7年カブ太君シーズンイン作業(オイル交換も含む)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
4月13、14日と土日に渡りカブ太君の冬眠明け作業を行いました。
昨年12月頭に冬眠させて以来、エンジンに火を入れていませんでした。
動かしはしましたが、何度か車庫内での作業に合わせて、外に引き回しするぐらいでしたね~
ということで、最初に昨年のシーズンイン時(4月末)に洗車して以来のシャンプー洗車をやっちゃいます。
基本的に1日通しての降雨時には通勤には使っていなかったですが、朝若しくは夕に雨が降っていた時は合羽着て通勤に乗ってました。
その割にはそれ程汚れが目立ちません。
強いて言えばリアホイール中心にリア側の汚れがあるかな。。。
2
土曜日は午前中に10kmジョグで汗を流した後だったので、作業開始は昼食後の13時過ぎからでした。
バイクだからと言って楽勝ではないんですよね~
拭き取りも含めて1時間は掛かりました。
3
中古で私の所に来てから10年以上経ちますが一度もワックス等の艶出しはしていません。
シャンプー洗車は年に一度ぐらいかな~
でも、フロントホイールはまだまだクロームメッキがビガビガしてくれています。
4
続いてリアのチェーンカバーを外しました。
ドライブチェーンのメンテナンスをしますかね。
一昨年、注油等のドライブチェーンのメンテナンスを怠ったせいで、交換後2シーズンという信じられないぐらい短命に終わってしまってました。
その反省をいかし、昨シーズンからシーズンイン時に、チェーンメンテナンスとして注油を行っていましたが、DIDチェーンですが、おかげでいい状態をキープしています。
今回は、忍者君(ZX-14R)同様、しっかりと古い油分や汚れを洗浄し、新しいチェーンオイルを注油するという手間を掛けてやることにします。
5
チェーンクリーナーは忍者君で使ってみた、AZ製のバイク用チェーンディグリーザーです。
これって結構強力なクリーナーなんですよね~
かなりベト付きが激しい油分を含んだ汚れも一発で落としてくれます。
今回もたっぷりと吹きかけてやります。
6
その後、3面のチェーン掃除用ブラシでゴシゴシ汚れをかき取ってやります。
水溶性のクリーナーなので、最後にたっぷりな水を掛けて洗い流して完了です。
注油はしっかりと乾燥させてからになりますので、土曜日の作業はここまでにしました。
7
翌日曜日は、乾燥させたドライブチェーンに注油する作業から再開します。
車庫内で半日以上乾燥させましたが、所々赤さびが発生していましたね(汗)
8
注油するチェーンオイルは、これまた忍者君にも使っている、AZ製のバイクレース用チェーンルブです。
チェーンルブは非常に粘度が高いんですが、別途購入した、AZ製の15ml狭所用オイラー(ハード針ノズルタイプ)に移しながら注油しました。
このオイラーを使えば、手間ではありますが、1コマ1コマしっかりと注油することができます。
おかげでしっかりと全体に満遍なく注油することができました。
9
昨年使っていたチェーンオイルは、評判の良いKUREのスーパーチェーンルブですが、確かに1年通勤に使い続けても油膜切れが無く、スプレー式なので使い勝手も非常に良かったんですが。。。
リアタイヤを回してみると、それをも凌ぐ滑らかな回転性、そしてチェーンから発生する音も断然低いというか殆どしません。
AZ製は、確かに手間は掛かりますが、非常に良いチェーンルブだと言うのがわかりましたし、コスパも最強ですからね~今後はAZ製一択かな。。。
10
引き続き、マキタの充電式空気入れでタイヤの空気圧調整を行います。
リアタイヤは200kpaが規定圧です。
約5か月乗らないでいましたが、155kpaまで下がっていました。
11
+10kpaの210kpaで空気圧調整しました。
画像ではディスプレイが220kpaになっていますが、自転車やカブ等の細いチューブタイヤはエアバルブへの抜き差しで圧が漏れやすいことから更にプラス側で管理しています。
12
フロントタイヤは175kpaが規定圧になります。
こちらも160kpaぐらいまで下がっていました。
13
+10kpaの185kpaで調整しました。
14
さ~これで取り敢えず走り出すことができるな。
でも、年1でやっているエンジンオイル交換をしないと安心してスロットルを開けることができません。
本来、カブは1,000kmに1回のエンジンオイル交換が推奨されています。
私は通勤メインで使っているので、年に2,000km以上は走っています。
なので年2回の交換が推奨頻度になります。
でも、ツーリングなどの長距離使用や熱ダレ等を起こし易い使用はしていませんので、年1のシーズン前での交換にしていました。
オイル交換前にあまりスロットルを開けず、かつ周囲の交通事情に合わせる程度で10km程度走らせてエンジンオイルを温めました。
冬眠期間中もバッテリーは、週1でフロート充電器を繋いでいたのでエンジン始動は問題なくできました。
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使っているエンジンオイルはHONDA純正のULTRA G1です。
ホームセンターなどでは、1本(1L)1,800円程度で売られています。
昨年で買い置き分が無くなったので、ヤフオク!で3本セット送料込み4,500円で買いました。
これで再来年分のオイル交換まで安泰です(爆)
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カブ太君のドレンボルトはエンジン下にあります。
17mmのソケットで緩めます。
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流石に年1の頻度にしているのもありますが、かなり粘度が落ちていてしゃばしゃばなオイルでした。
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ドレンボルトへのスラッジや鉄粉、金属くずなどが付着していないかの確認をし、一旦エンジンに戻しました。
実は、フラッシングのために、昨年のエンジンオイル交換時に残った約400ml分を注入してアイドリングしてから排出しました。
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そのオイルを完全に排出し、ドレンボルトをパーツクリーナーで清掃、ドレンワッシャーを新品に交換してから、締め込みます。
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ドレンボルトの締め付けトルクは24N・mなので、トルクレンチで管理します。
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ドレンプラグを締め付けてから、新油を注ぎ込みます。
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オイルゲージで油量を確認する時は、締め付けず、挿し込むだけでOKです。
入れすぎない様、半分程度注いだら、小まめに油量を確認しながら、適量を注ぎます。
私はオイルゲージの半分程度でOKにしています。
さ~オイル交換も完了したので、いつでも通勤快速号出動可能になりました!
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