皆さま、メリークリスマスですね。
早いもので令和3年もまもなく終わろうとしていますが、コロナに始まり、コロナに終わる年でしたね。
クリスマスと言えば、我が家ではスタッフドチキン作りが定番の作業というか、私の重要な仕事となっております。
もうかれこれ、20年以上作っています。
それこそ、30代はキャンプといえばスタッフドチキンという位で、年に20回位作っていましたかね。
今ではキャンプにも行くことはなく、クリスマス時期の1回だけとなりました。
さて、スタッフドチキンですが作り始めの頃は丸鷄をそのまま、ダッチオーブンに突っ込んで、はい出来上がり〜でしたが、今はブライン液に一日浸してから、調理するようにしています。
このブライン液は水1ℓに対して塩50g&砂糖50gの比率で作りますが、要はただの5%食塩水みたいなものです。
このブライン液に昔はそれこそ、ローズマリー等の香辛料を追加して入れていましたが、今は砂糖と塩だけです。これで十分です。
これに1日漬け込んで作ると、肉にほんのり塩味がつくのと、とにかく柔らかく、パサパサな胸肉ですらしっとり仕上がります。
スタッフドチキンをご自宅で作られている方がいらっしゃれば、ブライン液に浸した後、焼きを入れたら、めちゃくちゃしっとりで肉が骨からポロポロ外れる位柔らかくなるので、おすすめです。
恐らくオーブン調理でも一緒だと思います。
これが、1日ブライン液に浸した丸鷄です。
グロくてすいません。表面の赤い点みたいなものは、レモンソルトに入っている香辛料で、火入れ前に表面に塗りつけます。ニンニクでも良いですね。
私は30cmの大型ダッチオーブンを使っていますが、30cmだと1kgの丸鷄が2個余裕で入ります。
丸鷄のお腹には私の場合は、冷凍ピラフと甘栗を入れています。
準備が終わったら、焚き火台に乗せて火入れをします。メインは炭ですが、火力をちょっと上げたい時は小さな木材を投入して調整します。
あまりに火力が強いと、内部で燻されすぎて不味くなります。
火入れをして1時間程度経過したら、肉の焼き加減を確認します。
ここで野菜を投入します。
今回はシンプルに、にんじん、じゃがいも、玉ねぎのみを鍋に投入していますが、その時々で、さつまいも、かぼちゃ、トウキビ等を一緒に入れたりもします。
何を入れても美味しく仕上がります。
あ、スタッフドチキンは水は一切使わず、自身が持つ水分で茹で上がる(無水調理ですね)ので素材本来の味を楽しむ事ができます。
野菜を投入したら、再度、下火で30分加熱、加熱後、蓋を開けて、野菜に火が通っている事を確認します。
野菜が硬い様なら再加熱、柔らかくなっていたら、鷄表面に焼き目を付けるために上火に移行します。
下火で使っていた炭を、上に乗っけて蓋から加熱します。
ただ上火が強すぎると、丸鷄が焦げ焦げになるので、気をつけながら、20分から30分加熱します。(下火は必要ありません。)
この時に蓋を閉めて加熱すれば、表面(鶏皮)がしっとり仕上がります。
蓋を1/3程度開けて加熱すれば余計な水分が飛んでパリっと仕上がります。
火入れから約2時間で完成です。
こんな感じとなります。
今年は、知人用に2鍋で、自宅用に1鍋の計6個調理しました。
スタッフドチキンは簡単で非常に美味しい料理です。
コロナの影響で空前のキャンプブームだとも聞きます。
家族受けもかなり良いと思いますので、チャレンジしてみようと思われている方は是非チャレンジしてみて下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Posted at 2021/12/25 17:59:42 | |
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