ステアリング交換（その１）

スイッチプレート周りの目途がついたのでいよいよステアリングを交換します。

ステアリングはOMPのWRC、ボスはOMPのOD/1960RE117Aにしました。ボスにはエアバッグのキャンセラーが入っていましたが、メガーヌでは2セット必要なので、別に自分で抵抗を用意しました。

エアバッグ周りをいじるので最初にバッテリーを外します。マイナス側だけで大丈夫なはずですが、変なところでショートさせるのも嫌なのでプラス側も念のため外しておきました。外した状態で少なくとも20分以上置いた後で作業にかかります。

今回は配線の取り回しもあるので、ステアリングコラムカバーも取り外します。下側のカバーは２か所のトルクスねじ(T20)で止まっていますのでそれを外して、上下のカバーをずらして作業しやすいスペースを確保します。

エアバッグを外しやすいように、事前に（バッテリーを外す前にエンジンをかけた状態で！）ステアリングを180度回した状態にしておきました。
ステアリング裏の穴にマイナスのドライバーを突っ込んでエアバッグを固定している金具を押し込むと、エアバッグユニットが外れます。

左右にエアバッグのコネクタがついているので赤いロックを引き上げてコネクタを外します。

ステアリングを固定しているセンターのトルクスねじ(T50)を緩めます。
長めのレンチでしっかりトルクをかけて回すようにします。ねじロックが塗布されていたので、かなりてこずりましたが、外した後は雄ねじ、雌ねじに残っているねじロックをきれいにしておきます。

コラム側に刺さっているコネクタを外します。赤と白はホーンの配線、黒と緑はクルーズコントロールの配線です。
コラム側はスリップリングにコネクタの雄側が固定されているので、こちらの雌コネクターを流用するため、4本の線はいったん切ってしまいます。ホーンボタン、スイッチプレート内のクルーズコントロールの配線とは平型250型端子で接続するようにしました。

ステアリングボス。ルーテシア（クリオ）で使えるよう中央部左右に突起が出ていますが、メガーヌではこれが邪魔になって取り付けできません。

ディスクサンダーで突起を取り除きました。
これで正しい位置にボスがはまるようになりました。