カブC70 キャブレター交換 (VM22)

キャブレターを大型の物に交換します


今回はミクニVM22(φ26mm)のコピー
とりあえず取り付けるために斜め出しマニホールドとスポンジフィルターのセットを購入しました


これまでがケイヒンPB16 → PZ22(PB系コピー) → ミクニVM22となります
前回までのPZ22φ22mmと比べるとさらに大型になり、上手く収まるかどうかやってみないとわかりません
おそらく燃費がガタ落ちするものと思われますが、元々PB系は効率が悪かったらしいのでどれぐらいに収まるかわかりません

特徴としてはレバー式チョークですが、バタフライチョークバルブでは無いので吸気の効率はよさげ

難点としては、エアー調整ネジが下向きなので操作しづらい


PB系のジェット類が全て使えず新たに各サイズを揃える事になるので、なかなか大型キャブレター交換に踏み切れませんでした


これまで使っていたφ22mmマニホールドと合わせてみるとギリギリ収まりそうですが、吸気側の口径が大きくなるのでクリーナーボックスとの接続ホースが使えなくなります


付属のキャップ(右)だとアクセルワイヤーが長くなりすぎて使えませんが、PZ22のキャップがそのまま使えるので流用します


とりあえず取り付けて様子を見るためにはセット付属のφ26mmマニホールドで斜め付けするしかありませんが、ガードフレームが邪魔になるので真横に出します

真横にする為に角度アダプターを取り付けますが、内径サイズが合わないのでアルミパイプで調整


試走してみるとパワーが上がったものの吸気音がうるさすぎました
ジェットがまだ無いので初期ジェットでは調子が出ないかと思いましたが、全域にわたり調子がいい
アイドリングも安定していてPBよりも扱いやすい感じです

難点はPBよりも始動性が悪い
たぶんこれは排気量に対して大径化なのと短めのマニホールドは気化が劣るためだと思います


前向きに付け直して理想形状に近いマニホールドを測定して注文しておきます


ガソリンコックとガソリンフィルターも付いていないので手持ちを仮設して注文しておきます


仮設の間は付属フィルターを切り詰めて取り付け
しばらくは雨が降ったら乗れません


マニホールドが到着したら純正エアクリーナーを使用するために加工し、チョークをワイヤー接続と調整ネジをツマミ式に加工します
なんとか使えそうなので、これで大きいサイズが無いPBキャブレターとさよならできそうです