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知り合いに格安で原チャリが欲しいと頼まれていたので某所から入手しました

台湾製のSYM umi を2台です


元画像撮り忘れたので輸入代理店サイトの画像です

日本向けのumiは「海」とロゴに書かれていますが海外ではmioとなっています



umi50は程度も調子もよく基本整備をしただけで渡せます

umi100は日焼けで樹脂が粉状に劣化、いたる所が錆びだらけ、不動の原因は複数あるので楽しめそうです

台湾（中国も）の小型スクーターの多くが日本製エンジンをコピーしたもので、このGY6エンジンのパーツは比較的安く入手は可能



まず、原因を調べますとイグニションコイル不良・ピストン固着・タンク内に雨水進入・ブレーキキャリパー＆マスターブレーキシリンダー固着でした

これらを整備するとなんとかエンジンは生き返ったので本格的にレストアすることにします




フレームの錆び処理

ラストリムーバ ＆ 金属ブラシ → 黒錆び変換剤塗布 → ミッチャクロン塗布 → プラサフ → 面仕上げ → 色塗装 → クリアー塗装 → 面仕上げ

小型スクーターと言えど何から何まで錆びているのでけっこう手間がかかります










ホイールやハンドル・メタルパーツはことごとく錆びていますので錆び処理後に塗装




外装の樹脂も粉劣化を削り落として再塗装




黒樹脂パーツは全て日焼けして白くなっていたのでバーナーで焼きなおし





手前の黒は頼まれていた50cc

奥の赤は今回レストアした100cc



純正色を再現するのが難しかったので塗料はPCのカラーチャートを参考に似たような色をネット注文しましたが、金田バイクみたいな色になってしまいました
いっそ成田山ステッカーも貼ったほうが良いでしょうか



試しに乗ってみると恐ろしいくらいの加速、日本のバイクと違いなんのセーブもないという感じでメーターなんて120Kmまできってある



100ccはタダで入手したものですがパーツ代ケミカル代 だけで20000円近くかかってしまったが楽しめたのでいいや



全く乗る予定はないので倉庫にしまっておこう