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今後はハイコンプピストンを加工して混合気の中央寄せを考えていますが、先立って点火位置を中央へずらす試みです



まずNGKのMotoDXプラグを購入しました
これは新素材により通常のイリジウムよりも2倍の寿命があるそうです
さらに外電極が流線型になっており吸気の抵抗を減らし火炎の広がりも良いらしい
値段もそう変わらないので今後はこれにしたいと思っています

で、今回は指定プラグよりも長いタイプを購入しました


取り外したノーマルヘッドに差し込んでみますと当然バルブに当たります


干渉しない位置まで下げていくと指定プラグよりも3mmほど突き出ることが出来そうです
干渉するプラグネジ外周を削り込めばもっと突き出せそうですがピストン加工までは取りあえずこの位置にしておきます


この位置で固定するためのスペーサーにする素材を探してきました
何の部品か忘れましたがアルミ素材なので圧縮を逃がさないのに調度よさそうです


厚み調整・穴あけ・タッピングしてロングプラグに取り付けて完成


エンジンの圧縮を調べておきます
ツインプラグにしたヘッドの右プラグを外して計ると9.8でした


次に、右穴へ指定プラグを刺して左穴から計ると10.8です
つまりプラグが刺さった状態だと1ほど圧縮が上がる事がわかります
燃焼室の圧縮数値は実際にプラグが刺さるとどうなるのか長く疑問だったことが解明できてスッキリ！　と思ったものの、左プラグを抜いているのだから意味ないのか
この差は何なんだろう


最後に、ロングのプラグを刺してみると11です
プラグが長く突き出た分0.2の圧縮が上がりました


左穴にロングプラグのまま取り付けてみると角度が浅いせいか意外と干渉しません


一応当たりそうなピストン面を削っておき、ヘッドを組み込んで右穴から圧縮を計ると10.2でした

試走は後日