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キャブレター加工の続きです


シャッターとワイヤーを連結するシーソーアームを切り出します
選んだ素材はPC拡張スロットカバー
プレスしてあるので平板より抵抗が少なく強い筈


動きを見ながら加工します
ワイヤー引量26mmに対してスライド引き量30mmなので13:15の支点位置
頭ではわかっていてもなかなか上手くいかず、何度かやりなおし

先端にはキャブレターから取り外したワイヤー受けを熱で差し込みます


スプリングを引っ掛けてアームを引いておきます


一度車体に仮組してワイヤーの取り付け位置を調べます


キャブレターから取り外したワイヤー固定金具を加工して取り付けます
長穴にしておくことでワイヤーのテンションが調整できるようにしました
これでパーツが全て揃いました


いったんバラしてバリと面取りをします
左上はアームの動きを軽くするためのテフロンシートから切り出したワッシャー



液体ガスケットを塗って組み立てていきます
シャッターの溝にもテフロンシートを引いて動きは滑らかになり、支え側に密着することで気密性を上げておきます


キャブレターとの接点には空気を吸わないようにコーキングを引きます


開


閉
気になる点は、元のバタフライバルブには負圧の強さで少しだけ開く機能がある
このシャッターには遊びが無いので、そこは再現できません
物によっては小穴があいていたりするので、きちんと閉まりきらない方が良いのかも


最終的な動作確認を終えて、ひととおり完成しました
軽く動きつつ余計な空気を吸わないようにギリギリのクリアランスにするのは苦労しました


思ったより大きくなってしまいました
使わなくなったシャフト穴にはコーキングを塗ったボルトを差し込んでおきます

後は車体に取り付けて試走