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アミクのブログ一覧

2024年12月22日 イイね!

ハンターカブを二輪駆動化の考察 #6

ハンターカブを二輪駆動化の考察 #6ハンターカブ 全輪駆動の続き



前輪の差込式中継ギアを仕上げます


外側はチェーンが場所を取らないように小さめの12Tギア


内側はギア数に制限があるので15T、ホイールに取り付けた45Tになります

最終的にリアと同じ15T-45Tになれば、途中にどんな歯数のギアが入っても問題ありません


前ギアボックスをフェンダーに固定しました
ステーのネジ穴は若干長穴になっているので、上に引っ張り固定する事で外チェーンの張りを調整できます


チェーンを切って取り付けます  と思ったら、これは半コマ分しか繋がらない
バイクのチェーンカットではまずこんな事は起きないんですが、やっちまった


慌てて対策を探ったら半コマアダプターが売ってました


半コマとジョイントで無事チェーン接続完了


タイヤを新品に変えます

タイヤによっては大きさがまちまちなので、全輪駆動だと前後同じタイヤにしないと都合が悪い


今回、ティムソンのTS800というタイヤにしてみました
このタイヤはかなり耐久性があるらしく、これまでのチビたTS809と比べるとかなりデカく、1インチは大きくなりました


フェンダーにもギリギリ
ヒゲが当たってパラパラ音がするので後でニッパーで切っておこう


小さめのユニバーサルジョイントが届いたのでシャフトに付け替えます


フロント側
ハンドルを左右にきっても回転に問題なく、伸縮シャフトは全く伸びません


サスペンションを沈めた時だけ10mmほど動いていました


リア側
余裕でカバーに隠れそうです


あとは、リアギアボックスの跳ね上げ構造を仕上げれば試走できそうです





Posted at 2024/12/22 15:35:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2024年12月15日 イイね!

ハンターカブを二輪駆動化の考察 #5

ハンターカブを二輪駆動化の考察 #5ハンターカブ 2駆の続きです

フロント用ギアボックスを製作します
リアボックスは跳ね上げ式ですが、フロントに遮断ギミックを入れないとシャフトが回りっぱなしになるので遮断構造を取り入れます


カブエンジンのパーツからスライドギアを流用します


ギアフォークのレール部分だけを切り取りベベルギアとジョイントします


ギアフォークを製作


フロントギアボックスを製作して動作も確かめます

この位置で動力接続


ノブを回してギアをスライドさせて動力遮断


外からどの状態かわかるようにインジケーターを取り付けました


フロントギアボックス完成しました

ちょっと無骨すぎたので角の裏に溶接を盛りこんでアールを大きくしました


裏ブタは取り外しできるようにしてあり、ここにフェンダーへの接続ステーを取り付ける予定です


仮止めしてチェーンラインを確かめます

フェンダーを一度かわして外にずらしてあるので、途中の中継ギアの取り付けベースを製作します


極力車体は加工したくないないので、フェンダー固定ネジへ差し込み構造にしました
チェーンの伸びたるみは差込位置をずらすことで対応できると考えています


内と外にチェーンを通してみて問題なし


シャフトとの接続も良い位置です

ひとまずフロントボックスはフェンダーとの固定ステー以外は完成



次に、リアボックスがカバー内に隠れないのでギリギリまで切り込んで小さく変更しました


使わなくなったクリーナーボックスですが、ボックスを跳ね上げた際に隠れるようにダミーカバーとして使用するつもりです


つづく







Posted at 2024/12/15 16:40:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年12月07日 イイね!

ハンターカブを二輪駆動化の考察 #4

ハンターカブを二輪駆動化の考察 #4ハンターカブ 2輪駆動化の続き

あれこれ考えながら部品の調達をしているので、なかなか進みません


フロントホイールに取り付けたスプロケットの位置が決まらないとチェーンラインが出せないので仕上げます

まだ何ミリか外に寄せないと都合が悪いのと、ハブは水平ではないのでボルトを締めこむ事もできません
何かスペーサーを作って間に挟めます


厚みのあるアルミ板が無かったのでとりあえずアクリルで

ハブの形に合わせて削ります


見た目が悪いので塗りました


パートタイム2WDなのでディスクブレーキほどシビアじゃないし、割れたり潰れることが無ければいけるでしょう


フォークぎりぎりまで寄せました


小さいベベルギアが届きました

前回までのギアは 外径52mm 内径17mm 25T 2M
新しく、外径32mm 内径15mm 15T 2M を使いギアボックスを小型にします

ちなみに、歯車の規格は Tがトゥース(歯数)、Mがモジュール(歯の大きさ)
バイクの動力伝達となると2M以下のサイズは無理でしょう

ギアとシャフトとは今はイモネジで仮固定
試走できるようになれば溝を掘ってキーを埋め込むか溶接するか決めます


シャフトはエンジンパーツを使っているので17mmです
内径15mm以上のギアが無かったので17mmにサイズあわせします


完成しました

位置あわせや何か変更が出るかもなので、まだ余分なシャフトは切断しません


裏側


前回までのと比較

ギアが小さくなったので一回り小さく、厚みも40mm以下にできました


次に、伸縮シャフトが届いたので車体に合わせてみます

今回の部品調達で難航したのがこのパーツで、伸縮しつつも、ある程度の強度があるもの
工具用のだと強度がなく、車用だとデカすぎるのです

これはATV(ミニバギー)用のハンドルシャフト


双方にスプラインが刻んであり100mm伸縮できます

バイクの補助動力とはいえモノはハンドル用なので、この嚙み合わせサイズだと滑るかもしれません


なおかつ、ジョイントがかなりデカい


シャフトの取り付けとコード類の保護をかねて、ベースになる鉄板を取り付けます


シャフトを仮止め


小型になったギアボックスのおかげでシャフトの大部分がレッグカバーに隠れ、接続も無理なく繋がりそうです


先端はこんな感じ
上から下ろしている棒はハンドルステム回転軸の目安です


やっぱりジョイント デカすぎんよ


ズボンとか巻き込みが危険だし、もっと後方に移動したいけどカバーにこすりそう
2周りほど小さいジョイントを溶接するしかない


ここから悩む所で苦戦してます

ボツになった60mm厚のボックスをあてて様子を見ます
これまでの案、ギアボックスがフォークより後ろだと、ギアボックスと伸縮シャフトとの接続位置がステム回転軸より大きくズレてしまうので、ハンドルにどう影響するか不明
ふり幅が左右に大きくなり、シャフトの伸び範囲が長く必要
前輪に動力伝達中はスプラインの噛み合わせに力が加わるのでスムーズに伸縮できずハンドルが重くなるかもと予想

あと、前ボックスはチェーンをカバーしないと枝など巻き込んでしまいそうなのと、目立つし見た目も良くない


とりあえずギアボックスをフォーク前にしてみようと思います
これならシャフトの伸縮はストロークの分が数ミリだけになり、もしかするとジョイント関節の移動範囲内ですむので伸縮シャフト不要かも
40mm厚ボックスで前付けならストロークへの干渉も無いでしょう


さて、ボックスの固定をどうするか
フェンダーはどうせレストア前は穴だらけだったので取り付け穴ぐらいは妥協できるが、試走して後の変更や二輪駆動自体がボツになる事を考えると大きく切り落としたりはしたくない

幸いフェンダーも支え足もスチール製でわりと頑強
ここにネジ固定するしかないが共振でうるさいだろう

まずはフェンダー加工を避けるため、一度チェーンラインを外にして


途中の連結ギアで内側に中継させるしかない

つづく
Posted at 2024/12/07 15:07:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2024年11月27日 イイね!

ハンターカブを二輪駆動化の考察 #3

ハンターカブを二輪駆動化の考察 #3カブ 2WDの続きです

試作のギアボックスですが、薄いフレームでも箱型にすることで強度を出す事にしてみました


裏側

ギアが大きくて手持ちの40mm平板では収納しきれません
完全に箱型にすると60mmぐらいの高さになりそうです


車体にあててみる前にチェーンスライダーを製作しました


振り下ろし式ギアボックスがよくからむようにチェーンを下から押し上げます


ギアボックスを車体に合わせてみた感じ
エンジンかけて回してみましたが、スムーズにシャフトへの回転に変換されています

振り下ろしになる支点は、前方からくるシャフトとの兼ね合いで位置が決まれば製作します


サイズ的には許容範囲内ですが、前方からくるシャフトよりも少し外側に接続する事なるので、CT110のカバーの内部に納まるか疑問です


フロント側のギアボックスも似たような構造になるので試しに仮止めしてみました

やはり60mmの高さのギアボックスでは完全にストロークした場合にステム側に当たってしまいそうです


ギアボックスの厚みが大きくなった原因は、ドライブスプロケットとギアを合体させるため、ある程度大きいギアを選択する必要があったからです

対策として、ここのベベルギアだけはシャフト側に溶接することで、全体的に小さめのギアに変更してみようと思います


つづく

Posted at 2024/11/27 21:25:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2024年11月23日 イイね!

ハンターカブを二輪駆動化の考察 #2

ハンターカブを二輪駆動化の考察 #2カブ 2x2の続きです


前輪駆動用のシャフトのスペースを確保するためキャブレターを右前に向けたので、汎用エアクリーナーを付けてみました

しかし、上向きなので水が入る


素材センターでよさそうな部品を調達してきました


ボディに支えステーを製作してクリーナーを固定し、ぶった切た底部分を被せるように取り付け

吸気音も抑えられ、全開走行しても問題ありませんでした


注文していた部品がそろいだしましたのでドライブチェーン接続用のギアボックスを試作してみます


ボックスの出っ張りを少なくするためベベルギアを削りました(右)


削ったベベルギアに428スプロケット15Tを固定できるように加工しました


手持ちの鉄板素材でフレームを組んで動きをみます

動作に問題はなさそうですが、素材が薄いようでしなりそうです

厚みのある素材で作りなおし

つづく
Posted at 2024/11/23 16:47:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「[整備] #CT110 ハンターカブを二輪駆動化の考察 https://minkara.carview.co.jp/userid/2991597/car/3472040/8071394/note.aspx
何シテル?   01/02 18:11
機械いじり大好きです 使用した工具や加工方法・購入先などの詳細はあまり載せていませんので、ご質問がございましたらメッセージからお気軽にどうぞ
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[ホンダ CT110] ハンターカブを二輪駆動化の考察 
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