
ネタ記事が連続したので、ちょいと真面目なクルマネタで。
今年は春にエンジンを始めとする大手術、秋にミッション換装、そして先日再びミッション換装と32Rにとってビッグイベントが連続しましたが、同時に行わなくてはいけなかったのが慣らし運転です。
ウチが慣らし運転をしている時に、その様子をブログや何シテルに上げたりしている時にチラホラ聞く言葉が、
「高速は使っちゃダメだよ」というものでした。
この慣らし運転に関しては様々な考えが見受けられて、一概にこうするべきというやり方は無いように思えます。
ましてや、ショートスパンで最新の国産車を街乗りしかしない方にとっては、不要とすら感じるでしょう。
しかしこうした慣らし運転を行うことで、金属部品のアタリがつくことによって、乗り続けてみると慣らしによる変化が色濃く出てきます。
ただ、概念からいくと慣らし運転というのは新車時に一度行ってしまえば、あとは慣らしが必要な消耗部品の交換が無い限り必要ありません。
どこぞの某氏は10万km慣らしとか云っちゃってますが、だったら珍☆走なんてもっての他ですなw
さて、ウチは今年に入ってエンジン・クラッチ・ミッションと慣らし運転が必要なパーツを交換し、交換毎におおよそ1500~2000kmを走行してきました。
この距離をサンデードライバーなウチがこなすとなると、とにかく時間が掛かってしまうので「慣らし遠征」と称して各地へジャンプしてきました。
その話題を上げる時に「折角の新品なのに高速なんて勿体無い」とか「慣らしは下道オンリー、高速なんて乗るな」というコメントが。
確かに各HPでも“慣らし運転=高速×”の記述が多いですが、これは定速走行による偏ったアタリ付けが宜しくないといった内容が主たるところです。
以前のウチも他人に慣らし運転を推奨する時は、下道を中心に使用するよう説明してましたが、最近は少し考えが変わってきています。
というのも、「仮に高速に乗ってしまったら、もうそのクルマ/パーツは終わりなのか?」とふと疑問に思ったからです。
そこから長考してみると、
「ある程度は高速を使用した方がイイ」という考えに変わってきました。
※ここからはウチの持論です。慣らしを行う時は自己責任で※
定速走行がダメというのなら、自ら走行ペースにリズムをつければ良いのです。
そして高速に乗ったからと云って、絶対に飛ばす必要は無いということでもあります。
高速の法定最低速度は時速50kmなので、50km/h~の慣らしを行うことが出来ます。
勿論、他車が居る時は周りのペースを極端に乱さないよう心掛ける必要がありますが、ペースを常に変化させることでアタリの範囲を広められます。
ストップ&ゴーの回数も頻繁にSA・PAに寄ることで稼ぎ、高速の渋滞につかまることで低速域もカバー出来ます。
ハイギヤード6速MTのクルマであれば、下道よりも高速の方が安全にトップギヤにアタリ付けをすることも可能です。
高速を使って到着した先で下道を走ることにより、下道での慣らしも当然行うことが出来ます。
暖機を兼ねた下道での慣らしとして、高速に乗るまでに下道で走る区間を長くすることも必要です。
高速オンリーが良い訳ではなく、バランス良く下道と高速で慣らしを行うのがベストかと思います。
一方、これまで定番とされてきた下道オンリーでの慣らしのウィークポイントを考えてみると、街乗り領域の低い回転数が多いので逆に高回転でのアタリが付かないことや、距離を稼げないので慣らしの期間が長くなることなどが挙げられます。
ゆったり街乗りメインならまだしも高負荷走行が多い乗り方で、慣らし運転が終わった瞬間にヒャッハーとかやるとこれもまた危険とも云えますね…。
また、一部で聞く「レブアップ方式」の慣らし運転にも疑問符が付きまといます。
“500km走ったら、500回転上げて~”というやり方のことです。
理論としては、段階的にアタリ付けの範囲を広めてストレス無く回るエンジンにする為の慣らしといったところかもしれませんが、ではその回転数にする時間はどれぐらい?下道でそのやり方が安全か?等の疑問が浮かびました。
その点に関しては下道よりも高速向きな慣らしの仕方ではないかと感じるのですが、これを推奨するショップは大抵「慣らしの高速使用厳禁」だったりします。
あとは慣らし運転と一口に言っても、一体何を慣らしているのかをハッキリさせて走行することですかね。
ウチの場合は先ずエンジンとクラッチを交換したので、回転数を変動させながら丁寧にクラッチを繋ぐよう心掛けました。
この時は高速が多かったものの、上記のような
ゆっくりしてゐってね可変ペース走法で波をつけつつ走りました。
それから半年経ちましたが、換装したエンジンの吹け上がりは好調です。
そしてミッションの方は変速回数を増やして…う~ん、何故にブローしたし?(ぇww
こうした観点から、慣らし運転時の高速の使用は問題無いと考えています。
新車時の慣らしであれば、高速ばかりだとどうしてもブレーキや足回りへの慣らしが不足してしまうのがウィークポイントですが、それ以外であれば走り方次第で解決することが可能です。
世間の風評からそのことを悪いと思い込むばかりでなく、何故悪いのか?どうすれば解決するのか?を考えてみるのもまた面白いと思いますよ。
補足として慣らし運転の時は下道高速問わず、急な制御をするのは御法度ということ。
そういう意味も含めて、慣らし運転は\ゆっくりしてゐってね!/を心掛けてます。
高速最大のデメリットは――オケネが掛かることですね…(涙orz
年内はゆっくり下道慣らしで、ミッション慣らしの第一段階(500km)を終わらせようかな~。
なんだかんだで長文記事になってしまったw
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クルマ | 日記
Posted at
2010/12/10 22:07:32