
はじめに注意しておきますが、今回は毒吐きな内容になってます。
あくまで個人的な意見なので、気分を害されたくない方はブラウザバック推奨です。
タイトルが売り文句の例の雑誌を買ってみましたが、今回も一切載ってませんでした。
茂原de痛車では当然のスルー、そして館林はイベント自体がスルー。
挙句、痛Gふぇすたを再特集しており、ご丁寧に東方系痛車の特集を組んでスルー。
昨年末からずっと“ある実験”と称してきた内容ですが、「大判フルカラーのステッカーを貼ることで周囲の反応に変化があるか」というものでした。
イベント会場等での反応は様々でしたが、ターゲットにしてたトコからは相手にされてないようで。
これによって“ある実験”の結果は「何やっても無駄」ってことで落ち着きました。
正直に言いますと、この仕様はウチとしてはやりたくもないことでした。
この仕様を良いと言ってくれた方々には本当に申し訳無いんですが、はっきり言ってウチはこの仕様が嫌いです。
ただ「周囲の反応の変化」があるか見たいが為にやったようなものです。
昨今の痛車のデザインの大半は、基本的なレイアウトがフォーマット化してて、とにかくステッカーが主体。
ベース車の良さや相性よりも、キャラや作品に対する愛情が先行し過ぎて、ステッカーは見てもクルマは見ない感じに思えます。
ボンネット、サイド、リヤウィンドウ…と部分ごとじゃなく、クルマ全体で見た時のバランスまで考えてるのは数少ないですね。
で、この仕様はそのフォーマットに則って、リヤクォーターぶち抜きの大判レイアウトを両サイドに置いただけ。
ボディのプレスライン等は一切考慮せず、ひたすら射命丸が大きく見える状態にしてみました。
これでは32Rのボディラインをステッカーが寸断してるだけでなく、ステッカーのイラストも形状に沿って波打ってしまっており、クルマにもイラストにも申し訳無いと感じてしまいます。
まだ目立ち足りないならもっと目立つようにフルラッピングとかありますけど、大金掛けてやったところで、ウチからすれば嫌いなことに変わりありません。
仮にそれで例の雑誌が興味を示そうが、ウチにとっては最悪の状態です。
↑以前にカッティング仕様にしていた時は、一つの完成形として拘って作成しました。
イベントでの受賞は夢のまた夢なので気にしてませんでしたが、あらゆるメディアでスルーされ続けてきたので、じわじわとストレスは溜ってきてました。
あとは全体のコンセプトが伝わらなかったのも、心にグサグサきてましたね。
例えばこんなワード。
「プチ仕様ですね~」
「控え目ですね~」
「もっと大きく貼らないんですか~」
「フルカラーやりましょうよ~」
これは仕方無いことなんですが、ウチのはプチ仕様にしたのではなく、クルマ全体のバランスを考慮してデザインしたつもりでした。
先程のステッカーとボディのラインのバランス関係もそうですが、32Rのキャラクターと好きなキャラでコンセプトに一致する射命丸の特徴をいかに取り入れるか悩みました。
キャラステも考えたことがありましたが、どう頑張っても無理でした。
そりゃそうです。(クルマ自体をキャラに置き換えて)ステッカーをでっかく体に貼り付けたキャラクターなんてそういませんから。
それでも数多くの痛車を見ていると、その中には感服してしまう素晴らしい仕様も僅かながら存在しました。
…が、結局はステが大きく貼られて派手になってないと、そもそも見られることすら叶いません。
色々と吐き捨てましたが、根本的にウチには痛車は向いてないです。
一つの形として完成させたカッティング仕様でも、剥がした後に感じたのは寂しさではなくカッコ良さでした。
大抵は剥がしたクルマを見て「寂しい」とか「何か貼りたい」とか思うんでしょうけど、「何も貼らなくていい」と思ってしまいました。
実際にその後は特に海外の一部の方から支持を受けてて、ウチとしても最も満足できたスタイルに仕上がりました。
もし気が変わって再び痛車をやるとしても、どれだけ時間を掛けて拘って作っても、それは世間から痛車とすら呼ばれない程度のものでしょう。
「分かってくれるヤツにだけ分かってもらえればいい」という言葉の裏には「分からないヤツには一生分からない」という言葉もあります。
ウチ自身も「分かってもらおうなんて思っちゃいない」「自分の満足に近付けてさえいればいい」という考えでしたが、昨年の展示イベント寄りの活動をして、自分自身に嘘がつけなくなってしまいました。
展示イベントの為でなく、雑誌に載る為でもなく、ただウチの思い描いたカスタムをしたかった。
仲間と一緒に作ったあの日、オフで楽しんでいた日々――それだけで十分だったのに、展示イベントに参加して苦しんだ。
そう、自己満足までに留めておくべきでした。
今回の実験は自分でも嫌になる趣味の悪い行為で、結果として何も報われませんでした。
真意を伏せてご協力頂いた方々には本当にご迷惑をお掛けしました。
これを区切りに、痛車化は完全封印します。