
今日はガッコにて、朝から夕方まで走り続ける「6時間耐久走行試験」をやっていました。
本来の目的は、製作した車両が連続走行をした時に不具合が起きないかを確かめるというものですが、やはり今年度も熾烈な争いが展開されました。
午前の2時間は、コース上にパイロンスラロームやミニ段差が設置されるテクニカルコース。
正午から1時間は、速さだけでは勝利が得られないタイムレース。
午後の残り3時間は、午前中に置かれた障害物が撤去される本コース。
午前9時にドラミを行い、すぐに車両を移動。
午前10時過ぎにレースがスタートしました。
どんよりした天候と冷え切った路面に対し、各ドライバーが探り探りの走行を展開していきます。
(本当はゆったり安全運転をしているだけww)
コースも把握して全体のペースが上がってきた頃に、各車にトラブルが発生し始めました。
ZEKE=MR-2(画像)も例外ではなく、冷却水漏れが発生。
タイムロスを抑えようと必死に修理が行われ、事無きを得ました。
午前も終わりに差し掛かる頃、スポーツカー勢(セリカ、MR-2、ランエボ)がペースアップを図って、段差を除くコース部分を攻め出してきました。
この辺りからバックマーカーも増え、レースの駆け引きが熱く展開されました。
(本当は譲ったり抜かしたりww)
正午になると、レースの鍵を握るタイムレースもといチキンレースが始まりました。
これは「規定コースを2分で走行」という目標にいかに近付けるかというもので、プラス誤差は認められるものの、マイナス誤差は一切認められない=失格という厳しいものです。
この競技に限っては、各車ではなく各ドライバーごとのポイントに影響してくるので、皆真剣そのもの!
レースは各車30秒おきにスタートする形式をとり、次々とドライバーが挑んでいきます。
ウチも秒数を数えながら競技開始し、タイムコントロールをしつつフィニッシュ。
ペース配分を大きく誤ったのか、かなりのマイナス誤差で終了…orz
――しかし、前走車の記録タイムと照らし合わせて辻褄が合わない点が発覚したので、オーガナイザーに抗議してみると、記録を修正してもらえました。
ふぅ、何だか知らんけどエキサイトしてしまったなww
タイムレースが終了してからは、ゴールに向けてのラストスパートです。
午前の勢いそのままにスポーツカー勢が攻めて、そこに残りの参戦車両も加わり、レースはスプリント並のハイスピードの様相を呈してきました!
午前中に置かれていたパイロンも撤去され、ホームストレートでも全開です。
想定外のハイスピードレースに、走りを重視していない1BOXのデリカや軽自動車のエブリィが、振動や過負荷走行により、またしてもトラブルが発生。
ウチもこの波にのまれぬよう必死にレコードラインで攻めますが、コーナリングで軽量ミッドシップの足の良さを活かし切れても、ストレートで追い付かれる展開が続きました。
常にテールトゥノーズの緊張感を強いられ、マシンへの負担に気を配りながらポジションキープに全力を出します。
(本当は攻めたり攻めなかったりで、和気藹々と各車と共に走行ww)
レース終盤の30分は、あまりにもハイスピードなレース展開にオーガナイザーが危険を感じ、イエローフラッグが振られました。
各車はスローダウンし、ゆったりとしたペースでレースは続行され、フィニッシュとなりました。
気になる結果は、エブリィがデフブローした以外は全車完走を果たしました!!
完走することこそが、このレースの最大の勲章です。
MR-2をサーキットで走らせるのはこれが初めてだったので、ミッドシップスポーツ+レブスペックの限界性能の高さには感心しました。
さらにターボではなくNAであることから、エンジンレスポンスも良く、コーナリングが愉しいマシンでした。
どうしてもベタ踏み状態の加速はインパクトに欠けてしまいますが…。
6耐も無事に完走したので次は、来週の火~木曜日の「カスタムカーテストランキャラバン」です。
ガッコの公式HPにて、止まるPAの予定が掲載されるかもしれません。
8台のカスタムカーが編隊走行をしている姿も見れるかもしれません。
このテストランも実はラリー競技で、各SSを制したものが(ry
※本文の内容は、事実を基にしたフィクションです。
Posted at 2010/02/22 22:32:25 | |
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