
ツイン○○○と言われたら、皆さんは何を想像するでしょうか?
ツインプラグとかツインターボとかツインリンクとかを想像する方もいれば、ツインテールとかツインドリルとか想像する方もいるでしょう。
今回は先月国内販売開始となったツインエアー=ニューチンクェの2気筒モデルに試乗してきました。
GW最終日、前日~早朝に掛けての大規模オフ会も終わって何もすることが無く、ただひたすらに疲れを取ろうと引き篭もっていましたが、親に布団を強奪されてしまい、仕方なく外へ行くことに。
例大祭の話題に目を通しながら今日の行動を考えていると、ふと
MiToQVの試乗を思い出したので、今度こそツインエアーの試乗をする為にディーラーへ行きました。
表に“いかにも”な感じのするブルーヴォラーレのニューチンクェの姿が♪
かつて最初期のニューチンクェも同じ場所で試乗していただけに、2気筒モデルのフィーリングを4気筒モデルと比較ながらチェックしてみようと思いました。
見た目に大きな変化は…特にナシww
やはり注目すべきは新開発の0.9リッター2気筒ターボエンジンでしょうってことで、すぐにエンジンスタート!
キキキッヴゥン、ぽるぽるぽるぽるぽるぽる…
\このエンジンなんぞ?/www
現行車とは思えない程のノイズと振動の多さ、4気筒とはまったくの別物です!
これはウィークポイントではなく、寧ろ懐かしさを覚えるイイ音でした!
正規導入されているのは右ハンのデュアルロジックだけなので、MT欲は抑えて試乗スタート。
ECOモードに入れていなければ、自動MTのような波のある加速をするデュアルロジックですが、これはこれで国産ATよりちょっとは面白いかもしれません。
でもウチは既にデュアルロジック経験アリだったので、すぐにMTモードにしてチェック。
少し道が開けたので踏み込んでみると――
ぽるるるぽるぼるヴォロヴォロロロロ~ヴォロヴォろろぼろぽるぽる…
21世紀になって、こんな現行車が現れるとは夢にも思いませんでした!
とにかくこの古臭さというか、バタつき感というか、遊び心溢れたエンジンが堪りません♪
2気筒と言ってもターボのお陰で、ある程度は力強く走ってくれますが、このエンジンサウンドを聞きたいが為にドライブに行きたくなる気持ちが物凄く理解出来ましたよ~。
そもそもツインエアーは、2気筒モデルというところからニューチンクェの中では廉価版にあたるのかと思っていましたが、実はツインエアーがトップグレードだったようで。
パワーも1.2の69psに対して85psとパワフルで、高速走行でもパワー不足は感じませんでした。
あとは、今回同乗した営業マンの方が分かってる方だったので、「ジャルディニエラって来ないんですかね?」と尋ねてみたら「いいですね~正規導入があったら面白いのに」と答えてくれましたw
※現行のニューチンクェには実はジャルディニエラが存在している…まだ見た事無いけどw
そんな感じで、なかなか愉しめた試乗になりました。
まぁ無いでしょうけど、2気筒のNAモデル(廉価版/商用グレード)が出てくれたら更に面白そうですね~。
↓ウチの擬音が分かり辛かった方は、こちらをどうぞw
因みにタイトルはイタリア語で「Twin Air」という意味。
新技術のMulti Airといい、最近はイタリア語離れが進みつつあるフィアット…(汗
(追記)
この2気筒ターボエンジンは、MiToGTA用と噂されていたMultiAirの4気筒ターボを丁度半分にしたエンジンでもあります。
その為、排気量も1750cc÷2の875cc。これで85psというのはなかなか立派ですね!
ただ…3気筒であれば、875(cc)3(気筒)になっていたなぁともww
Posted at 2011/05/11 23:18:21 | |
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