
また暫く間が空いてしまいましたが、ネタ切れという訳ではなくちょこちょこやってました。
といっても32Rは板金中、ミニキャブは特に変わりなしですがw
先月から今月頭にかけて気になるクルマを試乗してきました。
まず最初に試乗に行ったのが、敢えて角張ったデザインが話題を呼んだ新型アルト。
お目当ては14年振りのワークス格となるモデル「ターボRS」でしたが、先にベースグレードを試乗しました。
徹底的に軽量化された新型は先代までのアルトと比較しても60kg軽く、なんと600kg台に抑えられてて好印象です。
それだけに車体への不安もありましたが、試乗してみるとその軽さによる不安感は無く剛性が確保されていました。
試乗したベースグレードは最上級グレードのX(CVT)でしたが、バンや廉価グレードのFには5速MTが健在。
ここまでくると610kgということなので、更に軽量化すれば500kg台まで落とせそうです(驚
旧車ルックに仕立てられそうな厳つい顔面にも好感が持てますね!
続いてお目当てのアルトターボRS。
アルトワークスの再来となるターボRSですが、実はハッチバック軽スポーツを運転するのはこれが初めてなので昔のワークスとかミラアヴァとかとは比較できませんw
先にベースグレードに試乗したこともあって、実用域からターボの恩恵を受けるRSはパワフルな印象を受けます。
それ以上に興味を引いたのが「5AGS」といういわゆるロボタイズド(自動変速付き)MT。
単純にセミATではなく、基本はMTで変速を機械が頑張ってやってくれてる感じですね。
試乗コースでは分かりませんでしたが、坂道では逆行するらしいです(ぉ
変速時はガチャガチャと変速している機械音にタイムラグ、MTの演出感が凄いw
パドルシフトもついてますが自動で変速させている時でもシフトポイントは割と高め。
フィアットのデュアルロジックのようなオモチャっぽさが好きな人には向いてそうです。
ただ、スズキが推している5AGSですが、これしか設定が無いのは確かに賛否両論ですね。
上でも書いた通り、バンや廉価グレードにはある5MTにすれば更に軽量化できそうですし、試乗して最も感じたのがタイムラグの遅さ。
普通に乗る分には面白いんですが、スポーツ走行しようと考えるとちょっと遅過ぎます。
本来MTの変速時はアクセルを離して行うものなので、踏んだまま変速すると「よっこいしょ」といった間が入ってもたつきと感じてしまうかも?
ドグMTのようにアクセル踏んだままのシフトなら当然瞬時に変速できるので余計に違和感かと。
辛辣になりましたが、やはり素早いシフトをしたい時にそれをやる術が無いのはツラいですね…。
そして翌週は発売前から話題でいっぱいだったS660。
ビートの再来となるホンダの軽オープンスポーツですが、かなり気合の入った作りで気になってました。
千葉県内で試乗できるところを調べたところ近所に一台あったのですぐに行きましたが、着いてからCVTということに気付いてちょっとガッカリ。
(どうやら6MTの試乗車は県内では松戸にしかないようですorz)
天気にも恵まれず雨の中の試乗となったので、コペンの時のようにオープンでの試乗は無し。
ビートと同じく車高が低く、スタイリッシュなデザインにも好感が持てます。
ただ軽の純正としては頑張り過ぎなタイヤサイズ(195の16インチ!)や銘柄(AD08R!)なので、これを敢えてサイズダウンするだけでもイケイケな仕様になりそう♪
早速、運転席に座ってみると予想以上にタイトながらも奥行のあるダッシュボードで戦闘機のようですね。
何気なくドアを開けて手を伸ばすと地面にも触れられる高さなのもイイ感じです(ぁ
肝心の走りについては雨の中ゆっくり流したのでほとんど分からず(汗
しかしNシリーズにも搭載されているS07Aのターボということで、ビートよりも全体的に不満無く加速できそうな感じがします。
残念ながらCVTということでレブ設定が7000rpmで回そうとしてもイマイチでしたが。
※6MTは7700rpmに設定されてます。ホンダVTEC厨的には足りないですがターボ車としてはまずまず。
試乗から戻ってきて、オープン状態の姿だけ見たいと思ったのでお願いしたところ…
↑手動で外す幌は折り畳んでこのスペースに入れるそうです。
…ということは、ホントに一切トランクスペースが無いww
最後にS660試乗目的でホンダDに着いた時に思わず乗りたくなってしまった新型レジェンド。
早速乗り込んでみて、始めにビックリしたのがコレ↓
電動パーキングブレーキは予想してましたが、シフトまで全てスイッチ!
シフトレバーが無いのはSMGなど他のクルマにもありますが、普通のシフトパターンで全てがスイッチというのは個性的ですね~。
さらにメーター周りを見てみると、260スケールのキロマイルが併記されたメーターでした。
これはアキュラRLXと同じメーターと思われますが、純正でUS感も味わえるのはイイ感じ。
試乗してみると流石はフラッグシップ。まったくストレスの無い落ち着いた乗り味です。
少し踏み込んでみると、3.5リッターV6+モーターの力強いトルクが感じられました。
後で聞いてみたところトータルで382ps・47.2kgmもあるのでこの加速感がリミッターまで続きそう。
終わってみれば、今回の試乗の中でレジェンドが一番印象に残ったかもしれないです。
6月にはこちらも期待大のNDロードスターの発売を控えているので気になりますね!
あと、S660はチャンスがあれば今度は6MTでガツガツ試乗してみたいところ。
あ、特に乗り換えフラグは無いですww