2017年03月23日
私がTTを選んだ理由
今回は私がアウディTTを選んだ理由を書きました。
好き勝手なこと書いてますので、ご批判もあろうかと思いますが、素人の戯言と思って、何卒ご容赦くださいませ(^^;)
1年程前から、S2をそろそろ手放さないといけなくなり、次の車を検討しておりました。
私の希望としては…
①私一人しか乗らないので、ミニバンみたいな大きい車は必要なし。
②MT設定がなければATでもかまわない。緊急時には私以外の家族も運転できるし。なにより楽。
③普段乗りでの扱いやすさを求めて、実用回転域の馬力、トルク重視。軽量で元気よく走ってくれる車(排気量2000cc未満、重量1500kg未満)
④見た目が年相応の車(アラフォーオヤジが乗っても違和感のない車)
⑤オープンカーでなくてもよい(S2を所有してて、あまりオープンにすることがなかったため)。
⑥自宅の駐車スペースの関係上、全長の長い車はできたら避けたい。
⑦乗ってて疲れない車
上記の条件をまとめた希望イメージは「扱いやすい大人なクーペ」ということになります。
国産車の中では
マツダロードスターやホンダS660、スバルBRZ等があり、軽快に走ってくれそうですが、大人のクーペという感じはない。
フェアレディZは排気量が大きすぎる(税金も高くなるし)。
ホンダ担当者からシビックTYPER(もう現行は新車では買えないが…)を勧められましたが、動力性能はともかく、あのエクステリアは恥ずかし過ぎる。
またトヨタ(レクサス)はメーカー的に好きではないので外しました。
ということで、必然的に輸入車ということになりました。
輸入車の中でも信頼性の高いドイツ車から選ぶこととしました。
BMW,ベンツは嫌味な感じが強く、あまり好みではない。
ぱっと思いついた候補車としては…
①アウディTTシリーズ
②ポルシェケイマン


この2車について、ネットで調べてみると…
①ポルシェは本物のスポーツカー、TTは4WDと言ってもFFベースだからダメ。
②TTは見た目だけで中途半端な車。スポーツカーではなくスポーティーカーであり、リアルスポーツのポルシェには到底及ばない。
などの評価を散見します。
たしかに、車に詳しい方がそういうのですから、おそらくその通りなのでしょう。否定はしません。
海外の動画でアウディTTSと718ケイマンの比較がありました。https://www.youtube.com/watch?v=BAmpDrY_9Fk
あるサーキットでのタイムが1周で1.3秒ほどケイマンの方が早かったです。
やはり、走行性能はポルシェが優れているのでしょう。
しかし、普通の人が普段の生活の中で使用する程度で、このクラスの車の性能を限界まで引き出している人がどれくらいいるでしょうか?サーキットに持ち込んで、スポーツ走行を楽しんでいる人でない限り、普段乗りでは、それほどの差はないんじゃないかなと思います。したがって、専門家、マニアの方の意見をあまり気にしなくてもいいんじゃないかな?と私は考えます。
もちろん、同じクーペタイプでも、車のレイアウトが全く異なっておりますから、普段乗りでもフィーリングの違いはあるかと思いますが…
私自身、実際にアウディTT、ポルシェ(ボクスター)を試乗もしました。
性能はどちらも私レベルにとっては十分でした…まあ、公道での試乗で、素人に両車の性能差なんてわかるわけがありませんがね(^^;)

TTはさりげないカッコよさ、上品さが漂っている印象を受けました。
例えるとクラスの優等生、学級委員長的な感じでしょうか?

よりスポーツカーらしく、カッコいいのはケイマンですね。見るからに速そうです。
こちらはちょっとやんちゃだが、イケメンかつスポーツ万能で、みんなの人気者という感じでしょうか?
ただ、TTに比べると、スポーツカー!!という雰囲気が出過ぎていて、これで毎日通勤するのは、私的には気恥ずかしい(^^;)
それと、私の勝手な印象ですが、ポルシェって、ドライビンググローブを着用して、週末にドライブに出かけているお金持ち&車好きのおじ様のお車というイメージがあり、自分とはちょっと住んでいる世界が違うなあと思います。
まあ、そもそもポルシェは私にとっては高価過ぎて手が届きませんがね…(^^;)
ということで、見た目の好みと私の希望に合う車として、アウディTTが第一候補車となりました。
動力性能にはそれほどこだわりはないのですが、TTが230ps/370Nmで、TTSは286ps/380Nmです。
最高馬力はともかく、最大トルク発生バンドが2000回転弱~5000回転強という実用回転域になっていることが素晴らしい。
普段乗りでの実用回転域(2000~4000回転)でのパワーウェイトレシオをざっと計算すると、下表のようになります。
上表;2000回転時の各車の馬力とパワーウェイトレシオ。
中表;3000回転時の各車の馬力とパワーウェイトレシオ。
下表;4000回転時の各車の馬力とパワーウェイトレシオ。
(間違っていたらすいません)。

計算上、この回転域において、TT/TTSのパワーウェイトレシオはS2の半分になり、その分、加速が良い(速い)と言えると思います(高回転型NAとターボ車の違いですが)。もちろん、ギア比によっても加速力は変わってきますので、実際はこの通りになるわけはありませんが、あくまで目安です。
S2(AP1)だと7000回転以上回さないと、最大トルクは発生せず、実用回転域は細いトルクなので、油断していると、普通に出だしで軽自動車に遅れます…まあ高回転型エンジンの宿命ですけどね(^^;)
またTTとTTSは最高馬力に50psもの差がありますが、トルクがあまり変わらないので、この回転域だとTTSの優位性は影を潜めます。上まで回した時に顕著な差が現れるのでしょうね。
ということで、TT/TTSはS2のような心地よいふけ上がりはなく、楽しさはなくなりますが、楽に速く走る車ということが言えるので、疲れ気味のおじさんにはこちらがいいのかな?と思いました。
動力性能はTTでも十分過ぎなのですが、見た目はTTSがカッコよく、標準装備も充実しています(白い車体色に内装が赤のシートのTTSに一目惚れしました)。

TTにオプション装備をつけて、TTSの見た目に近づけていくと、それほど価格差がなくなってしまうので、TTSの方がお得感が大きいように感じました。
そうは言っても、お値段は庶民である私にとって非常に大きな障壁となります。
やはり輸入車は高い!!
同レベルの国産車と比較するとかなりお高いですので、易々と買えるものではありません。
新車は高くて私にはとても手が届きませんので、状態のいい中古車狙いです(^^;)
ということで、第一候補をアウディTTSとして、高年式、程度の良い中古車をずっと探しておりました。
ネットの中古車サイトを毎日確認したり、出張の際にディーラーに行き、良い在庫車がないか、探してもらったり…
こんな感じで、1年ほど探していると、だんだん相場が下がっていくのが見てとれました。
やはり、価格が価格なので、それほどポンポン売れないのでしょうね。
それで、ようやく我が家の予算(若干オーバーしましたが…)と私の希望を満たす車を見つけることができ、このたび購入となりました。
車格はS2と近いサイズですが、性格は全然違うと思います。
この車がどんな車かは、まだまだわかりませんが、見た目はとても気に入っています。
新しい相棒として、先代と同じように大切にし、できるだけ長く維持したいと思います。
しばらくはノーマルの状態を楽しみたいですね…弄り欲を我慢できるかが問題です(^^;)
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TTS | クルマ
Posted at
2017/03/23 19:42:39
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