スズスポ・フロントパイプ(タイプSp)交換→触媒フランジの雌ネジ破損
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去年中古で買ったワークスの付属品だったスズキスポーツ・レーシング(以下スズスポ)のタイプSp・フロントパイプ(以下FP)です。
純正は触媒フランジ直後からマフラー入口までの一体物、ついでにセンターマフラーも中央当たりについています。(中を流れる排気温度が高い方が消音効果が高いそうです)。
スズスポFPは直管で内径φ45mm。純正はφ40mmか?
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純正マフラーと純正FPの接合部。CRC595を吹いて10分放置、問題なく外せました
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純正FPのセンターマフラー。奥側がエンジン側です。センターマフラーの前(画面では奥)に吊りゴムが一つあるのが見えます。
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触媒フランジ部取り外し中。リアのみを持ち上げて作業していたのが運の付きで、フロント側が狭くなって作業がしずらくなってしまいました。しかし、熱で一番酸化・腐食が進みやすいのは実はフロント側なので、ウマ2つでやるのであればフロント側を持ち上げるのが正解。
もちろん、ウマを4つ用意して4輪持ち上げるのが一番いいのですが、ウマが2つしかなく、しかも油圧ジャッキの最大高さが不足していてジャッキの下に余ったロフトベッドの鋼板角材をひいてジャッキアップするという荒業をしてしまいました。危険なのでマネしないでください。
今後も下回りをやるとすると、ウマ2つと今のジャッキより強力に高く上がるジャッキが必要だな…
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後ろ側より。扁桃腺が腫れていて軽い頭痛や吐き気が出ていたのにもかかわらず、この開放的かつ浮き錆がポツポツと出ていたボディ下面の光景を見て、思わず「そうだ、錆チェンジャーしよう」と決行。結局今回の作業の一番の成果かもしれません
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センターマフラー前の吊りゴムはスズスポ製でした。スズスポFPの付属品だったと思われます。ただ、なぜか上の穴のカラー(ボルトが通る筒状の金具)がなく、無理矢理ボルトで締められていた状態。後でカラー発注しないと…
マフラー後ろの吊りゴムは三菱純正で柔らかいので、このままでいいのかスズスポと同じくらいの硬さの物がいいのか思案中。モンスタースポーツのWEBでFPとマフラーを変えた場合、両方の吊りゴムとも強化タイプが付属しているので…
【'19.4.26追記】
フロントパイプの触媒フランジ側が自由に動くタイプなので敢えて強化する必要は無いそうです。
社外マフラーの場合、マフラーカッターが後ろに突き出る上にリアバンパーとの隙間が狭くなってしまい、マフラーの振動でバンパーと当たらないようにするために強化品を使うとの事。
ただし、吊りゴムを固くすると走行中のボディのビビり音が出やすくなる傾向だそうです。
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とりあえず、スズスポFPを組付けました。ステンレス製で純正より1kg軽いそうです。焼け色が入ったステンレスの表面の質感は「これぞ社外品!」。見ているだけで速くなった気がします(??
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今回の一番の問題。本来触媒フランジには2本のバネ付きボルトで締め付けられるのですが、フランジの手前側雌ネジの先端数mmがバカ穴になっていました…(この時はその状況が分かっておらず、後でショップの社長に教えてもらった)。手前側ボルトが全くネジがかかる感触がありません。
焦ってボルトの位置を交換したら、今度は片方のボルトの先端のネジ山が無くなってました…orz もう片方のボルトは納車時に新品に替えていたようです。
体調は悪くなる一方、日没も近くなる一方でギブアップ、フランジ片方留めでショップに恐る恐る行って即入院。自分も扁桃腺が腫れてダウンしました…
後日、ショップで触媒フランジの両雌ネジのヘリサート加工(フランジ脱着要)をしてもらい、新品触媒ボルト1本・ブッシュカラーを装着してもらって無事退院。
……最初からショップに交換してもらった方が安くついたのは秘密です。遥か大昔にR32スカイラインGTSのエキマニのボルトを折って以来、排気系には手を出さなかったのに、みんカラを始めて欲が出てしまったのが良くなかったのか…(反省
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