ノーマル/ブーストアップ、ブローオフ/バックタービンをスイッチで切り替え可能に
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
まず電気回路。
WGV-VSVおよびABV-VSVとEPI&A/Cコントローラ(ECM、ECU)の間から分岐させ、念のためヒューズ経由でスイッチを付け、ボディーアースにつなげます(赤い部分)。ABVはメカニカルに制御しますので、ABV-VSVをECUから切り離します。
オプションでLEDをつけるとインジケータとして使えます(青い部分)。このLEDでノーマル時にWGV-VSVをパルス制御して過給圧を調整している様子もわかります。電源をどこからとるかは好みで決めてください。
ブーストアップだけであればWGV-VSV側だけで完了です。この段階で、スイッチ一つでノーマル(約90kPa_G)とブーストアップ(約120kPa_G)を切り替えられます。
【注意】過給圧は目安です。ばらつきがあります。故障・事故等が起こっても一切責任は負いません。
2
空気系配管の確認。
変更前の配管はこのようになっています。通常(工程1を実施する前は)、アクセルオフ時にABV-VSVがオンになりブローオフするはずです。しかし、私の車はECUからの信号が出ておらず常にバックタービンになっていました。
ABV-VSVは3ポートありますが、1つは大気開放されています。
3
配管変更。
コンプレッサ-インタークーラ間からABV-VSVにつながっている配管を大気開放されているポートに差し替えます。空いたポートには、サージタンクから配管を持ってきてつなげます。
以上で終了です。
【注意】バックタービンによりターボチャージャの寿命が短縮する可能性があります。通常、最高速時にABVが開き過給圧を開放しますが、この変更によりスイッチのON/OFFによらず開放しなくなります。故障・事故等が起こっても一切責任は負いません。
4
あえて具体的な方法や写真は載せていません。上記の回路図と説明だけで理解できない場合は実施しない方が良いと思います。
工程1でつけたABV-VSVのスイッチをオンにすると、ブローオフとバックタービンのどちらになるでしょうか?即答できない方は本当にやらない方が良いでしょう。
配管図で示したバルブ等の記号は内部構造を示しているわけではなく機能を示しています。
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