
気になっていたポルシェ・エクスペリエンスセンター東京(PEC東京)がオープンしたので行ってきました・・・見学ですが(笑)
この施設、ポルシェの世界で9番目となるPECで、これまでのPECが二次元トラックなのに対し、地形を活かした高低差のある三次元トラックなのが特徴で、2.1kmのハンドリングトラックにはドイツ、ニュルブルクリンクのカルーセルやアメリカ、ラグナ・セカのコークスクリューなどの有名なコーナーを再現したエリアもあるそうです。
カルーセルを再現したコーナー
メインのプログラムであるドライビングエクスペリエンスは90分間一人のインストラクターが専属で付く有料のプログラムで予約制です。
料金は車種によって44,000円~104,500円と私にとっては決して安くなく、事故を起こした場合は最大100万円の賠償責任があり(安心パック5000円に入れば賠償責任は20万円に減額されます)気軽に体験できる値段ではないのですがコースが凄く興味があって面白そうなので、1度はやってみたく予約しようと思ったのですが都合が悪くなった場合のキャンセル料もそれなりにかかるので、今の私の仕事だとドタキャンの可能性もあることから躊躇していました。。。
そんな中、昨日、急遽休みが取れて天気も良かったので、ドライビングエクスペリエンスの空きは無く予約も取れないものの見学だけでもと思い行ってきました!
名前に”東京”とありますが場所は千葉県の木更津市です。
家からは高速を使って1時間半くらいの距離ですが、この日は朝少し渋滞にあい2時間かかりました。
高速の木更津北ICから5分くらいでPEC東京の入り口が見えてきます。
アウディでアウェーなのでポツンと駐車(笑)

この施設、ポルシェオーナーでなくても利用出来るので車は何で行っても問題ありません。(笑)
この日はさすがにポルシェが多かったものの、他メーカーの車やプリウス、さらにはレンタカーで来ている人もいました。
いつもの癖でドアパンチを避けるためにポツンと停めたのですが、ここは駐車枠も広いしポルシェの脇ならドアパンチの心配もないでしょうが(笑)
フェンスの左はコースエリアで、プログラム参加者しか入れません!
PEC東京のメインビルディング
エントランス

来場者の出入口はここだけです。
中に入って受付をします。

検温と手指の消毒をして、見学者もコロナ関係の問診に記入しビジターパスをもらいます。
受付の後ろのアトリウム

ルマンカーの919hybridや黄色いケイマンGT4など4台が展示されていました。
919hybridはモックアップかな??
アイテムショップと956カフェ。

こちらの956カフェではコーヒーやサンドイッチなどの軽食が食べられます。
本格的なレストラン906は2階にあります。
トラックに出るドア

このドアは厳重に管理されていて、PECの従業員とプログラム参加車しかトラックエリアには入れません!
プログラム開始時間になるとドアの前にインストラクターが整列します。

ここで、プログラム参加者は一人づつ名前を呼ばれ担当するインストラクターとトラックエリアの試乗車へ向かいます。
私は2階から見学することに・・・

2階のラウンジを抜けて写真中央、奥の扉の外のテラスでハンドリングトラックを走るポルシェを見学しました。
テラスはこんな感じ

右のガラスの向こうはレストランです。
走行音を聞きたいので屋外のテラスで見学しましたが、サーキットのような爆音ではなくポルシェの排気音がちょうど心地よかったです!
トラックは目の前の一部しか見えず、加速やスラロームを行うダイナミックエリアは全く見えないのですが、ローンチコントロールを使ったスタート加速の音だけは聞こえ、ポルシェの全開加速サウンドが何回も聞こえました!
(ローンチコントロールによる全開加速体験は、車への負担が大きいのでプログラムの中で試せるのは一人1回だけのようです。)
テラスから見たPEC東京の試乗車両

911ターボからSUVのマカン、電気自動車のタイカンとほぼ全ての車両があります。
テラスから見たハンドリングトラックを走るポルシェ

コース幅は結構狭くエスケープゾーンも一部を除いてほとんどありません!
サーキツトではなくハンドリングを試すトラックということで最高速度は100キロ制限だそうですので、サーキット走行できるとイメージするとちょっと違うようです・・・ただ、ストレートも短く前半のツイスティなS字区間などは100キロでは走れないでしょうが?・・・短いとはいえストレートは踏みたくなりそうですが(笑)
サーキットではないのでピットロードは無く、トラックへの合流はここから・・・
走行が終わった車両は、そのつど洗車と消毒!

水を撒いて滑りやすくしたエリアも走るので、濡れたり汚れたりするので車が戻るたびにスタッフがバケツに汲んだ水で掃除していました!
また、新型コロナ対策で車両内部も消毒していました!
今回、ドライビングエクスペリエンスは予約していなかったのですが、興味があったハンドリングトラックを助手席からでも体験したくてデモンストレーションラップを申し込みました!
このデモラップわずか2周で12,500円!2.1kmのコース2周なので実走行時間は5分くらい・・・コスパは凄く悪~いと思ったもののせっかく来たんだし、コースを体験したかったので申し込みました(笑)
ビジターパスとデモラップのパス

デモラップのパスには車種名と自分の名前が入ります。
デモラップの車種は911ターボ(12,500円)、911(10,000円)、カイエンかマカンか忘れたけどSUV(8,000円?だったかな??)が選べたので迷わず911ターボを選びました!
ちなみに同じ値段でGT3も設定があるようですが(写真の領収書にも911Turbo/GT3と記載されています)この日はGT3は車両がないとの事でした。
朝、デモラップを申し込みましたが、時間は12時から・・・お腹も少し空いたので956カフェで休憩しながら引き続き見学して時間をつぶします。。。
956カフェ
タマゴサンドとアイスコーヒー

軽食とはいえさすがポルシェ(笑)どちらもお高いです!
軽食もやはり音を聞きながらが良いので外で食べていると目の前に真っ赤な911ターボ発見!

・・・この車両が、後でデモラップで乗った車両でした!!
時間になって、運転してくれるインストラクターさんが迎えに来ていよいよデモラップで体験。
この真っ赤な911ターボに乗り込みます(当然助手席ですが・・笑)
580PS、750N・m、0~100km2.8秒らしい・・・ワクワク。。。
ここで聞いたのは、デモラップを担当するインストラクターはお客さんを乗せてデモラップをするのでポルシェのインストラクターの中でも最高の資格を持ったインストラクターが行うそうです・・・ですので、デモラップの予約は前もっては出来ず当日空きがあれば出来るという対応だそうです。(間違っていたらゴメンナサイ)
それに、通常のドライビングエクスペリエンスでハンドリングトラックをお客さん運転で走る時は100キロ制限ですが、このデモラップは制限なし??お客さんをノーヘルで乗せているので限界の7割くらいの走行だとおっしゃっていましたが、S字区間ではとても自分では走れないようなスピードだし、短いとはいえストレートでは580馬力のフル加速とタイヤがちょっとムズムズする位のブレーキングでエスケープゾーンが狭く本当にアップダウンが激しく普通のサーキットとはちょっと趣が違うコースを駆け抜けてもらい時間は短かったものの最高に楽しかったです!!
カルーセルやコークスクリューなどは国内ではここでしか体験できないし、100キロ制限なしでこのコースを走るのも通常のプログラムでは出来ないことを考えると本当に貴重な体験が出来たと思います!!
デモラップ中は撮影禁止なので走行後、記念に1枚!
・・・次は、ドライビングエクスペリエンスで自分で運転してみたいですが、今のところ仕事の予定が読めないので予約を入れるのをためらうんですよね~😢
話は変わりますが、先日履き替えたタイヤ、コンチネンタルのスポーツコンタクト6・・・良いです!何が良いって前のタイヤより路面への当たりはちょっと硬いですが、TTRSの足とのマッチングがずっと良いんです!前のタイヤで気になっていてショックのダンピング不足だと思っていたのが無くなり、硬いながらも車がシャキッとして凄く良い印象です!!
まだ、ワインディングは走っていないのでパーツレビューはもう少し走ってからにしますが、替えて良かった~と今のところ大満足です。。。
交換して300キロくらい走ったものの直線が多いからかリアタイヤはショルダーのラインがまだ消えず・・・

ショルダーに残る新品タイヤの白いラインが良く見えてカッコ悪いので早く消えて欲しいんですが、ココって直線を走っていてはほとんど接地していないようなので、山道でも走らないと消えないのでは(笑)
フロントは曲がる時に荷重がかかって接地するようで、後輪よりは薄くなってきています・・・
