2024年となった。
2023年は、いろいろあったトシだったかも知れない。
怪我をして、通勤ができなくなり、ウチで仕事の時間が長かった。
仕事場の階段で、足を踏み外して、ねんざしてしまったのだ。
詰め込みになっていた仕事が、ひと段落のメドが経ち、安心した気持ちの緩みが、
アダになったと思える。
とりあえず歩けたので、電車に乗って帰ったが、どうにも痛みがひかない・・・
様子を見ていたが、一向によくなる感じがしないので、意を決して!?病院に・・・
この時点で、既に1週間経っていた。
レントゲン撮影の結果、3箇所くらいヒビはいってるみたいだけど・・・とのこと。
さらに詳しく調べるために、CTを撮った。
結果は、剥離骨折、骨折治るのに、だいたい2ヶ月くらい・・・
足は、まるで赤ちゃんの足のように、ぱんぱんに腫れている。
レントゲン技師のおじさんが、診察待ちの間に、後から、改めて見に来たところをからさっするに、
かなりのもの・・・なのだろう。
診察のときに、聞いてみた。
「これって、酷いんですかね?」
一瞬間があって・・・
「まぁね、ねんざと思ってるかも知れないけど、折れてるからね・・・10日経って、これだしね・・・」
お前、ガマン強いのか鈍感なのか分からないけど、もうちょっと早く来いよ・・・
こんなになるまでガマンして、簡単になおんねぇかな?って、言われてもな・・・
と、思っているのがありありであった。
だって、こんなになってると思わないじゃん?
歩けるから、大丈夫かも!って思うじゃん??
そんなわけで、生まれて初めてギプスをした、どうにも、不便である。
骨折が治ったあとも、リハビリに通ってはいるが、なかなか、完全にはよくなっていない。
まあ、サボらず、頑張るしかないだろう。
車関係もいろいろあったトシだった。
・ぴよまる(R1)と、GTVを売却した。
・GR86(名前はまだ無い)を発注、納車となった。
・はちろっきゅ(AE86)が、展示から帰ってきた。
出入の結果、ウチの車両は、合計11台となった。
○国産FR車-3台
・はちろっきゅ(AE86)
・びーたそ(BRZ)
・GR86(名前はまだ無い)
○ロータス-3台
・ぷりこ(エスプリS1)
・じぇこたむ(エリーゼ)
・エスプリS3
○軽自動車-3台
・ぴよっち(R2)
・ぴよたん(R1)
・ぴよよん(R1)
○その他-2台
・ぢのこ(208GT4)
・あるふぁこ(155TS)
エスプリS3のエンジンオーバーホールが始まったので、本年中には、動けるようになるだろう。
そのあとは、ボディの全塗装が始まる。
塗装色は、オリジナルがエセックスブルーのため、その色にする予定である。
さて、2024年の予定として、以下を考えている。
○車両の管理設備として、庭に車庫を建てる。
○びーたそ(BRZ)、ぴよよん(R1後期型)の車検
○じぇこたむ(エリーゼ)のスペアパーツ残り発注
○155を売却(状況次第だが・・・)
車自体には、あまり大きな予定は無い。
保管設備の向上の第2期として、車庫を建てようと思う。
車庫概要は、以下で考えている。
・将来的にビルトインに設置したものと同じリフトを、2基入れて、合計4台を保管できるようにしたい。
上側には、軽く耐久性が低いと思われる車両を保管する傾向で考えたい。
結果、車両が1300mmx2+リフトランテーブル100mm+余裕代500mmで、
基礎からの有効内側高さ3200mm程度必要。
・前面には、電動シャッターを左右で1基ずつ、センターの支柱は、取り外せるようにしたい。
2台ぶちぬきのシャッターは、強風時のリスクがあるため。
・排気対策で換気扇を2基、リフト上下用のAC200V電源を引く。
・窓を数箇所、内側にブラインドを設置。
・屋根と壁の断熱対策をする。
図面をひいて、どのような構成にするかを可視化したうえで、検討したいが、
だいたい概要は決まっているのと、車庫そのものに好みはなく、
機能で検討しているため、はじめれば、意外と早く進むのかも知れない。
それと、中長期的な目標で、
長年探していたBMW M1をあきらめることにした。
縁がないらしい・・・と思いはじめていたが、
それ意外にも、自分を突き動かすものが足りないのである。
アラフィフのおっさんになったため、
熱意が枯渇して、「車趣味ですかのう?もうどうでもいいです・・・」と、
というのであれば、人間だもの!?仕方無いことだろう?
?でも、本当にそうなのか?
車なんか、どうでもいいとは、たぶん感じて以内。
どうでもよかったら、いくらイマドキの楽な車とはいいながら、
MTのGR86は、買わないだろう。
仮にそれが、自分じゃ無かったら、
「実車は、トミカじゃないんだし、トヨタのCMじゃねえんだから、
本気でそんなバカなことする奴がいるのかよ?」
って思うだろう。
これでも、私は、(たぶん)フンベツのある、大人なのだ。
ディーラーに行き、
「本日は、何に興味がおありですか?」
「ええと、そこにあるMTのGRヤリス見に・・・」
「そうですか!走りの良い車が、お好きなのですね?今は、何をお乗りですか?」
「いろいろと・・・」
「スポーツ車とか?」
「えと、古いフェラーリとか、ロータスとか、ハチロクですかね。」
「ハチロク!?2リッターの86ですか?」
「1.6リッターから、2.4まで、全部ですね。」
「全部って、3車種全部ですか??」
「ハチロクは、全部ですね。1台BRZですが。自家用車は、11台。」
「え!!、11台って!?二桁?、聞き間違いじゃないですよね?」
「聞き間違いじゃないですよ。びっくりしますよね?」
「そんなにたくさん、どうしているんですか?」
「家ん中に詰め込んだり、車庫に詰め込んだりして・・・、家じゅう車だらけですけど。」
「失礼ですが、車関係の方!?」
「いえ、全然関係ないです。趣味」
「奥様は、なんと?」
「嫁さんも好きなんで、半分は嫁さんの車です。」
「そうですか・・・」
毎度思うが、常軌を逸していると思う。
仮にこれが、自分でなかったら、こいつ、車好きとか嫌いとかじゃなくて、
そもそも、いっちゃってるよな。
どうやって乗るんだよ?と、思うだろう。
これでも、(たぶん)常識のある、おっさんなのだ。
熱意は残ってると思うが、要するに、
あらたにそれを振り向ける対象が無くなってしまったのかも知れない。
既に、車庫にいるやつは、オイル交換して、タイヤのエアをみて、バッテリー充電して、
やることは、基本的に同じで、ルーチンである。
なんなんだろな?この状態・・・
そんなことを考えている折、嫁と四国に旅行に行った。
足腰鍛えてないと、MT車は乗れないから、ナマらないように・・・と、
空港から宿泊施設、途中で2日間、全工程徒歩である。
その中で立ち寄ったのは、かの四国自動車博物館であった。
アルファロメオTZ2、ディノ206S、ランチア037など、そうそうたる車が並ぶ中に、
見慣れたピッコロフェラーリがあった。
246Tである。
まあ、たいていの博物館にはあるし、うちには、メカニカル系をある程度共用する208GT4があるから、
親近感!?のようなものがある。
「246、カモノハシみたいな顔と思ってたけど、バンパー無いと、スッキリして綺麗ね。」
「え!?246GT好きなの?」
「あら?知らなかった?私、以前から好きっていってるはずだけど・・・」
「そうだったっけ??」
「少し平たいけど、丸い目と口がかわいいでしょ?
エリーゼのデザインのもとにもなっているようだし・・・ここの246は、バンパーが無いからか、
よく似ているよね。」
「フェラーリだけど、好きなのか・・・」
嫁は、246は、嫌いな車なのかと思いこんでいたので、ちょっと驚きである。
「ねえ・・・246って、難かしい?」
「唐突だな。一般には、簡単ではないだろう。100パーセントぼったくられる系だし。
純粋に機械的に言えば、キャブの調整とかは面倒だけど、構造はシンプルだから、それなりかな?
308系との共用部品が多いので、流用できるスペアパーツは、ウチにもあるくらいだ。
部品の単価も、入手の経路も同じだから、把握できている。
ウチにある既存の技術とスペアパーツで、動かすことは可能だろう。
難を言えば、人気があるので、高いことくらい。」
「確か、ストラトスも同じエンジンよね。」
「そうだ。308系にあまりに近いことから、ストラトスでは、ノウハウの積み増しにならないので、
関連の無い機構を持ったM1を探していたんだ。」
「知ってる。」
「何か、246に思うことがあるのかい?」
「ウチの車って、お互いに関連のあるものがほとんどでしょう?
ぷりことじぇこたむはロータスだし、ハチロクは新旧。ぴよ(R1,R2の総称)は、同じ車。」
「好みから来ているにしても、類型に別れていて、関連が濃いね。」
「ぢのこだけ、仲間はずれ?じゃない?」
「ベルトーネ系のデザインってことで、エスプリとはつながりがあるけど、関連としては、希薄だね。
以前話したと思うけど、エスプリの維持のノウハウがたまって、めどがついたので、もっと難しそうなヤツにチャレンジしてみたくなったんだ。
それとまあ、フェラーリのV8ってヤツを、いじってみくなったんで、カタチが好みのGT4、それも208を買った。
ショーウインドごしに口説いたな。」
「知ってる。今ね、ぢのこの相手だけ、ウチにないのよ。」
「気がつかなかったな・・・」
「ぢのこと対になるの、246じゃないかって思うの。エリーゼとも関連があって、フェラーリでしょう?」
「確かにパズルのピースみたいだな。」
「246って、あがりの車になる?」
「うーん、あのクラスだったら、なるんじゃないか?趣味は良いし。」
「じゃあ、ぢのこが寂しくないように、246を探しましょ。」
「簡単に言ってくれるが、フェラーリだぞ。でもまあ、悪くない・・・なんとかするか!
自分の車としては・・・嫌いじゃないが、熱意が足りない。
でも、キミの車、ウチの車としてなら、話は別だ。
どんな個体になるのかは、キミの引き次第・・・だろう。
来年、庭の車庫をリニューアルして、保管できる台数を増やすから、
そこで保管できるだろう。車庫の設計の考慮に入れておく。」
変則的な家族会議が終わって、今後のあたらしい方針が決まった。
嫁から、車買おう!という提案が来るのは、正直意外である。
なかなかにハードルは高いが、個体を引っ張ってくることはともかく、
機械的な部分では、不安な要素はほぼ無いのは、幸いである。
まあ、何とかするとしよう。
あとは、彼女の「引き」次第である。

エスプリとエリーゼ、2段ベッドになった状態。
真ん中に、もう1台入りそう!?

2年間のディーラー展示から帰ってきた”はちろっきゅ”

あたらしい車庫で、少し居心地が良くしてあげたい・・・

ウチのハチロクコレクションの新人”GR86 RZ”

群知能強化中”ぴよズ”ことR1

向かって左が前期型R1”ぴよたん”、右が後期型R1”ぴよよん”
アルミまで同じにしてあるので、区別がつきにくい。

車の鍵が増えたので、整理のために作っていたキーケースが完成した。

こうやって、折りたためる。

中にキーを入れた状態。

それぞれのクルマのキーは、こんな感じ。
キートップを実車の内装色の革、外側のカバーを車体色として、
車の名前のロゴを、ステンレスで作ってぶら下げている。
これは、エリーゼとエスプリ用

3D-CADでデザインした、R1のロゴ。

友人に頼まれて製作した、キーケースのでっかい版。
A4ファイルを入れることができる。

あたらしい”ウチの車”になるか?246GT。
これは、四国自動車博物館で見てきた展示車。