先週、仕事から返ってくると、嫁が神妙な顔をしていた。
イヤな予感がしたのだが、嫁によると、ぴよっち(R2)をびーたるん(BRZ)にコスったという。
なななななに!!なんだと!!ぴよっち、エナペタルにレカロ入れたばっかりだというのに・・・
その資金捻出のために、アルバイトして+3ヶ月間、私のお小遣い無しだったんだぞ!
この脱力感、このやるせなさ・・・
仕方ないとは分かりつつも、しかも何も2台も一緒にやっつけるこたないだろう!!
と、まあ、いささか不条理とは思いつつも、夫婦喧嘩である。
書いていて、実にばかばかしい。
ボクのぶぶこわしたー!!あーん!!と泣いているおこちゃまみたいだ。
一般的なご家庭の夫婦喧嘩は、どんなものか分からないが・・・
まぁ、やっちまったものは、仕方ない。
被害状況を見てみると、ぴよっちは、バンパーにチップが3箇所ほど、びーたるんは、
左リアのホイールハウス部分に擦り傷ができていた。
幸い、双方ボディパネルがゆがむほどは、押されていないようなので、
ためしにコンパウンドで磨いてみると、ほぼ分からなくなった。
ぴよっちを自分で車庫入れしてみると、確かに後ろがみえずらい。
レカロのバケットにしたことで、ホールドはよくなったものの、後ろを振り向きづらくなり、
かつ、シートバックが大きいために、全体にリアに死角が増えた気がする。
怒ってばかりではダメだな。
以前からやらなくては・・・と思っていたが、ぴよっちにバックカメラを取り付けることにした。
ぴよっちのナビは、富士通テン製で、メーカーの互換表を見ると、最新のバックカメラが問題なく適合するようだ。
今回は、BEC-113という最新のものを使用することにした。
スポイラーにぶら下げるか、室内側バックパネルの上部に取り付けるか、両方テストしてみたが、
実際、映像写してみても、あまり変わらなかった。
今回は、室内側のハイマウントストップランプのユニットにぶら下げる格好でとりつけることとした。
ぴよっちには、ドライブレコーダー用にパイオニアのカメラも1個装備しているが、
富士通テンのカメラは、それよりも、薄型で扱いやすい。
ハイマウントを分解して、ハイマウント用のケーブルを通している穴に、一緒にカメラのケーブルを通し、
車体左側のルーフ内張りの中に、ケーブルマウント用のダクトを取り付けて、その中を通しておいた。
あとは、カメラの位置を調整してOKである。
ハイマウントの穴からケーブルを出すのに、ケーブルをつぶさないように、
2ミリ程度のスペーサーをかませて、振動音が出ないように、発泡ウレタンのスポンジをかませておいた。
これで、ぴよっちの車庫入れのときも、多少はやりやすくなるだろう。
あとは、慣れの問題かな?
そのほかにも、ぴよっち用の部品として、レカロのショルダー部の摺れ防止用のカバーとシフトレバーブーツが到着した。
ショルダー部のカバーは、シートの赤いハイライトに合わせて、ローズレッドのアルカンターラ製の特注品である。
取り付けてみると、質感もマッチしていて、良いアクセントになった。
シフトレバーブーツは、ぴよっちの純正は、ただのゴムじゃばらで、色も黒と、室内にマッチしていない。
ただ、ベージュや白では、汚れが目立つだろうから・・・とMOMOのクオークにした。
このカバーは、黒に赤いラインの入ったもので、シートの意匠に合うようなデザインを選んだつもりである。
国内には、在庫がなかったので、海外から取り寄せたので、かなり時間がかかってしまった。
今年のぴよっちチューンの残りは、シフトノブと、点火コードである。
シフトノブは、結構問題で、いろいろやっているのだが、入手できないでいる。
シフトカバーと同じMOMOのシフトノブ、コンバットの赤メタリックか赤が、ぴよっちのボディカラーに、マッチしているだろうと探してはいるのだが、なかなか見つからない。
コンバットエボは、よく売られているのだが、旧モデルであるコンバットは、どうやら国内には正規輸入されなかったようだ。
仕方ないので、輸入・・・とやってはみたのだが、どうにかこうにか在庫を見つけても、
在庫している国の事情で輸出ができなかったり、決済できなかったりと散々である。
いや、こんなに苦労したことは、かつてなかったのだが・・・
仕方ないので、コンバットエボをぴよっちのボディカラーと同色に塗り替えて使うか、
シフトカバーと同じクオークのシフトノブを輸入するか、現在思案中である。
うーん、こんな小さな部品で引っかかるとは・・・
電装部品であるプラグコードは、バッテリーの交換と一緒にやろうと思っている。
これも、ぴよっちの場合は、SOHCのエンジンとDOHCのエンジンで品番が違う。
もっとも定番の永井電子かNGKにしようと思っているので、こっちはさすがに問題は無いだろう。
昔は、ハンダ付けや、カシメでハイテンションコードも作ったものだが・・・
ぴよっちいぢりの影響か、義父が「自分のインプレッサもタイヤ交換したいな~」と言ってきた。
むむむ、そういう展開になるとは思ってみなかったが、まあ、思ってもみない方向に行くのは、いつものことだ。
とりあえず、どんなふうに選んでいいか分からないと思ったので、いくつか案を考えて、サンプルケースとして提案することにした。
今回は、ショックとサスは交換しないから、とりあえずは、そのあたりのマッチングは考えず、
純粋に、ホイールとタイヤのみ交換することで考える。
義父は、乗ってきたクルマをあれこれいじった経験が無いから、一般的なパーツの中からのチョイスで、
かつ、交換したことによるメリットを享受できるように考えたい。
大きな傾向として、ハンドリングなどの操作性や絶対的な性能に振るか、静粛性や燃費を考えての方向性に振るかを決めなくてはならない。
いろいろ検討したが、そんなに詳しくないヒトだから、純正で採用しているものの系列から選ぶことにした。
義父にどっちの傾向にふりたいかを聞いたところ、通勤で乗るので、乗り心地は重視したいとのこと。
インプレッサは、それまでのレガシイなどに比べると、シャシ剛性が改善されて、コーナリング中にスロットルを戻そうとした場合の、
巻き込むような動きやスロットルをあけてゆくときのフロント応答性能の怪しさが改善されて、全く別物になっている。
AWDであるにも関わらず、FRっぽい特性を示すイメージなので、
荷重移動や、タイヤのCPについて、神経質に考慮しなくてもよさそうだ。
シンメトリレイアウトで、シャシ剛性がエンジンの出力に負けていないクルマの場合は、比較的タイヤは何でも受け入れてくれる。
ということで、ヨコハマのブルーアースAにすることにした。
これならば、サイズも多いし、ヘンドリングが過敏すぎることも無いだろうし、Sドライブあたりよりもマッチするに違いない。
ブリジストンでのチョイスも頭をよぎったが、走行距離が結構ゆくので、コストパフォーマンスとルックス重視でヨコハマでのチョイスになった。
そして、ホイール。
まずは、エンケイ。
スバルの純正ホイールは、ほとんどがこれである。
アフターマーケット用のエンケイは、スペックアップがはかられているから、性能的には満足できるだろう。
インプレッサG4の初期型のアシは、205/60 R16だから、205/50 R17か215/45 R18あたりでよいだろう。
丁度ぴよっち用で、エンケイのカタログが手元にあったので、いろいろで探すと、RSM-9とPF-01が候補に残った。
コストパフォーマンスが良く、バランスがとれているのがPF-01の長所だが、ルックスが攻撃的なRSM-9も好みに合うかも・・・という考えだ。
次にBBS。
スバルのオプション品などは、これが多いので、まあ、これも純正系である。
今回用に、カタログをとり寄せた。
私自身、昭和の人間なのでカタログは紙ベースに限る(笑)
なんて、そうではない。
カタログには、ウソが法規上書けないので、重要なことが書いてあることが多く、かつ、イメージを喚起しやすいようなレイアウトをしてあるので、
よーく読むと、言外のことや、巷のありがちな一般論よりも専門的な内容を含むことが多いのだ。
PCの画面では、あまり印象に残らないそれらのことを頭にやきつけて、何回も何回も繰り返してイメージを再生すると、見えなかったものが見えてくることがあるのだ。
もっとも、今回はそこまでの必要は無いのだが。
そんなわけで、サイズ的に適合しそうなものからRE-L2とRFをチョイスした。
両方とも、鍛造ワンピース。
BBS本来の傾向からすれば、合致しているし、構造上あまり太いホイールを入れられないインプレッサに適合したサイズがラインナップにあるので、丁度良い。
カタログにも、レヴォーグとインプレッサスポーツが使われているので、開発の方向性からも、これらの車種はターゲットに入っているようだ。
近所の専門店で、見積もりを貰うと、どれもまあまあな価格である。
これは分かっていたことだが、BBSは、エンケイの軽く倍の価格になってしまう。
コスパがもっともよいのは、PF-01であり、もっとも高いのは、RFであった。
PF-01は、ぴよっちが履いているので、現物があったし、BBSは、私のはちろっきゅ(AE86)とぷりこ(エスプリS1)、ぢのこ(ディノGT4)全部が旧モデルのRGとRG2のどちらかを履いている。
RFは、RGの後継モデルと言えなくもないから、まあ雰囲気はつかめそうだ。
ただまあ、PF-01は、18インチでも予算内におさまるが、RFは、完全にというか、10万ほど予算オーバーである。
義父は、「うーんうーん」と悩んでいる。
予算ベースで考えると、答えは決まってるのに、決めきれないということは、まあ、BBSが欲しいんだろな。
まあ、その気持ちは分かる。
義父にとって、+10万は、実際に出せない金額ではないかも知れないが、いろいろ考えちゃうだろうよなぁ。
この先、車を替えることだって、考えに入れないといけないだろうし。
自分だったら、どーすんだろ?
今度は、私が「うーん」である。
よく昔は、気に入ったパーツ買うために、小遣いとか、食費とか削ったもんだ。
って、あれ?今も変わってないじゃん??
ああ、もうじれったいな。
「お義父さん、エンケイならば、予算内です。けどもし、BBSが良いのであれば、ぜんぶーとはいきませんが、これは私からの提案ですが、
10万プレゼントとして、私からバックアップしますよ。それなら、予算内でいけるでしょう?」
あーあ、つい、言っちゃった。
けどまあ、気に入ったもののほうが大事につかうし、満足するだろうし、得るものの大きいだろうから・・・
しかし、私が予算オーバーだなぁ・・・再来月までお小遣い無しになってしまった。
まぁ、仕方ないからひたすら働くデース!!

ショルダー部のカバー(特注品)がついたぴよっち

うむ、小物部品もぬかりない(お小遣い無しの原因)

探しているが見つからないコンバットの赤メタ。英語でメール書くの疲れた・・・

エンケイのRSM-9を履いたインプレッサG4のシュミュレーション、某ホイール屋のシュミュレーターから。

こっちは、エンケイのPF-01

BBS-RE-L2

BBS-RF、色は義父の好みで、ダイヤモンドシルバーとした。
発注完了したので、来週あたり、交換かなぁ?
なんか、毎週車いじってる気がするけど。