2022年は、なんだかあっという間に過ぎた。
あっという間に過ぎたように感じるということは、
年々自分のクロックが下がっているということに他ならない。
2022年は、R1が1台増えた。
NAの最終型、モカブロンズのプレミアムブラックリミテッドである。
内装が黒革とアルカンターラという非常に贅沢な仕様。
他に2台あるR1の部品取りとして考えていたが、綺麗で、普通に走れる個体である。
NAなので、パワーは控えめだが、燃費は良い。
車検も残っていたので、そのままアシとして活躍することとなった。
ニックネームは、例によって、嫁がつけた、「ぴよまる」である。
「なんか、R1どんどん増えてくんですけど・・・」
「かわいいから、ぴよ(R1のこと)は、ちっこいから5台で普通車1台分くらいかな?」
むむむ、となると、あと1台「ぴよ枠」がある感じ??
それと、かつてウチにあった赤いアルファロメオGTVとダークブルーのアルファロメオ155が、
ウチに帰ってくることになった。
知人宅で、通勤車として使われていたものが、お役ごめんとなったためだ。
たぶん2車とも売却するため、準備を進めることにした。
それとは別に、2023年中に、GR86を1台発注することにした。
当初は、アシのBちゃん(BRZ)を、売却して、GR86か新型BRZにスイッチする予定だったが、
新型を試乗してみて、予定を変更することにした。
というのも、絶対的な出力云々や完成度は、新型が圧倒的に上ではあるものの、
吹けあがりと、運転の面白さでは、旧型に分があったためだ。
要するに旧型のほうが面白かったので、買い替えはやめて、増車!!ということだ。
最後の内燃機マニュアル車でもあり、ハチロクではじまったカーライフのしめには、
ちょうど良いかも知れない。
最初と最後がハチロクということで・・・
はちろっきゅ(AE86)とBちゃん(BRZ)と新型で、ハチロクコレクションで、ちょうどいいろう。
1台くらい増えたところで、現在ウチの車両の数は12台。
これが一時的にせよ、13台になったところで、とうの昔に正気ではない。
あとは、家族会議だな・・・
「GR86、買おうと思うんだ。(なんか、昨年もこの会話したような・・・)」
「Bちゃん売るの?」
「いや、増車」
「売る気じゃ無かったっけ?」
「試乗したら、旧型のほうが面白いんで、売らないことにした。」
「あらそう。色何色?」
「白、パルホ、ほかの車両と色かぶんないだろ?ぷりこ(エスプリ)は、ソリッドの白だし。」
「あら意外。パルホいいね!いいと思う。」
約1分で家族会議は完了した。
GR86の導入は決定した。
あとは、当該車種の受注再開(2022年12月時点で受注再開していない)を待つのみである。
自宅建設してから14年が経過し、外壁の塗りなおしをした。
機能のための塗装と考えていたし、現在の色に不満があるわけではないので、
色は、もとの色と同じと最初から考えていたので、迷うことはなかった。
白い部分は、黄変することを見越していたが、思ったほど黄色くならなかった。
屋根や壁に、補修の必要な場所があったら、困るなー・・・と思っていたが、
幸い、そうした場所は無く、洗浄再塗装だけで済んだ。
これで、しばらくは大丈夫だろう。
家は、「生活を内包する装置」だと思うので、信頼性のある状態にしておく必要があると思っている。
省エネや、生活様式が変った場合に、基本構造はそのままで、部屋を増やしたり、
スペースを拡大できるように、設計時に工夫をしてあった。
嫁さんの両親の介護などが必要となった場合、家のスペースを有効に活用すべく、
ガレージや吹き抜けに床を増設することで、部屋として使える設計としてあったのだが、
幸いその必要は発生しなかったし、見通しとしてしばらくは、可能性も無さそうだ。
となると、それ以外の活用を考えても良いわけで、
車両を保管整備する施設として、段階的なレベルアップをはかることにした。
そうした用途にも使えるように、検討はある程度してあったので、
以下その腹積もり的計画である。
1.ビルトイン車庫にリフトを設置し収容台数を増やすとともに、保管環境を向上させる。
2.庭に車庫を設置。
3.庭車庫内にリフトを設置する。
外壁再塗装を機に、第一段階として、ビルトイン内リフト設置を実行することとした。
現在、ビルトインには、じぇこたむ(嫁エリーゼ)が鎮座している。
エリーゼは、アルミシャシのため、湿気からくる腐食に弱く、シャシに穴が開く可能性がある。
車庫内は、それほど湿気が多い場所ではないが、最適なのは、
リフト上段に載せることで、湿気の影響を受けにくい、「高床式」としてやることだろう。
また、下段には、ぷりこ(エスプリ)を入れることとした。
近所で、古い家屋の建て替えがあり、崩れかけた納屋を取り壊した際に、
そこを住処としていたねずみとアライグマが、エスプリのエンジンルームに入ってしまうということがあった。
エスプリのエンジンルームは、エンジンカバーの周辺に絨毯が敷いてあるため、
そうした動物にとっては、またとないスペースに感じるのだろう。
結果、エンジンルームが木の実や、ねずみのフンだらけになってしまった。
衛生上も、非常に良くないうえ、配線をかじられると大変なことになる。
ビルトインは、事実上「家の中」のため、そうした動物の被害を抑えることができるだろう。
これで、耐久性に難のある2台の保管環境の弱点を、同時に払拭できる算段だ。
家の中にリフト設置して、車詰め込んじゃう!という発想なわけだが、
冷静に考えて、正気でないな・・・と感じる。
でも、理にかなっているような気もするので、念のため嫁に相談してみた。
「車庫にさ、リフト設置しようと思うんだよ。上にエリーゼ、下にエスプリを入れようと思う。」
「ガルバニック腐食対策ね。いいんじゃない?そうするかな?って言ってたし・・・」
「よく知ってるな、そんな難しいこと・・・」
「そういうとこでしょ?ウチは。」
家族会議は、30秒くらいで終了した。
リフトメーカーに見積もりを依頼すると同時に、家屋の伏図と実測データから、
ビルトインの3Dモデルを作成し、リフトを入れた場合にどうなるかを検討した。
廊下からビルトイン内に入る扉の位置や開度、入れる車両のスペックなどを検討した結果、
だいたいの仕様決定できた。
それで、図面をおこしてもらい、その図面内の寸法を、再度レーザー距離計で確認して、OKを出した。
リフト設置はスムーズに進み、最初から組み込む予定だったかのように、収まった。
車庫内スペースには余裕があるため、工具のチェストや、各車両の純正ホイール、スペアパーツなども上手く
収まった。
リフトの柱を、家のテーマカラーとじぇこたむ(嫁エリーゼ)のボディ色に合わせてグリーンにしたため、
その部分でも違和感なく収まった。
飾りっけの無い車庫で、完全に格納庫の風情だが、まあ、ウチっぽくて良いかも知れない。
じぇこたむが収まったので、庭の車庫からぷりこを引っ張り出して、リフト下段に納めることとしたが、
エスプリは、クラッチマスターがイカれてしまったので、近所のトヨタに整備に出した。
ここのトヨタには、昨年、はちろっきゅが整備に入り、そのまま展示されている。
ぷりこの部品入手のスケジュールの都合上、年内に整備が完全に終わらず、
そのまま年末は、ショールーム展示となった。
ウチの車両2台並んでいるわけだ。
2023年も、何がどうなるか分からない。
果たして1年後、どうなっているのだろう?

こんな感じで、リフトの設置検討をした。
限りなく仕事っぽい・・・

こんな感じで、設置となった。
シャッターを全開にしなければ、じぇこたむ(嫁エリーゼ)は見えない。
後ろの工具ごちゃごちゃは、ご愛嬌。

車庫から引っ張り出されたぷりこ(エスプリ)眠そう・・・

展示となったぷりこ(エスプリ)寝ている・・・

はちろっきゅ(AE86)と赤白で縁起が良い。
が、この2台。実は仲は悪いのはナイショ。

残留が決定したBちゃん(BRZ)残留決定につき、レカロを入れた。
ぴよっち(R2)、ぴよたん(R1)とお揃いでSR-6スーパーシュタルク4を2脚。
ろくな車が無いウチの、心のよりどころと言える。

新しく、加わったR1(ぴよまる)である。
まだ、ウチの他のR1のように、
うっすいタイヤやバケットシートに染まっていない純粋なヒヨコルックである。

出戻りの、アルファロメオGTV。
とりあえず、カッコはいい。