ぴよたん(R1)の暗電流を測定するために、
直流の電流値を計測できる測定器を購入した。
今まで、電流値を測ることはなかったが、直流用のものは、たいてい高価なのだ。
良くない傾向で、機械を買うときには、だいたいオーバースペックなものを購入してしまう。
もっとも、それが後になって役に立つことは、ままあるのだが・・・
迷ったあげく、今回は、UT210Eというのを購入した。
これは結構安価で、そこそこの性能があるらしい。
暗電流は、だいたい0.02A~0.05Aが普通らしいので、かなりの精度で計測できる測定器でないと、
性能的に足りないのだ。
このくらいの数値だと、微妙すぎて、なかなか測るのもタイヘンそうではある。
購入した計測器を持って、早速計測してみると・・・
意外なことが分かった。
キルスイッチをONにした直後は、だいたい0.2A程度までいくが、数分で、値が落ち始め、
最終的には0.02A近辺で落ち着いた。
なんどか、やってみたが、結果は変わらず・・・
ハテ?
リモコンエンジンスターター、ナビ関係一式、ドライブレコーダーの駐車監視が動いているはずだが、
それを考慮しなくても、0.02Aというのは、良好な値である。
仮に、0.05Aくらいでも結構電装が重装備な車だから、おかしくはない。
結論から言うと、暗電流は、異常値とは言えない。
むしろ、良好と言えるだろう。
そうなると、漏電はしていないということになるのだが・・・
車体側の電装に異常が無いのだとすれば、オルタネータ?
いや、これも計測したが、よく充電できている。
ぴよっち(R2)と比較しても、ほとんど同じ値を示す。
車体はおかしくないのだ。
今回へたばったバッテリーが、もとから単純に弱っていて、そこへ、ハードな扱いを受けたので、
1年半でダメになったということか。
へたばったバッテリーは、はちろっきゅ(AE86)で数年使っている。
はちろっきゅ(AE86)は、ほとんど車庫に居ただけだが、当初はキルスイッチをつけていなかったので、
完全放電に近いことを2,3回はやらかしているのだ。
むむむ、そのためか・・・
とりあえず、異常値が出なかったので、嫁の通勤車をぴよっち(R2)からぴよたん(R1)にスイッチすることにした。
新品の60B19L、今回もパナのカオスバッテリーである。
ついでに、オイル交換もやって、ちょっろっと試運転してみた。
エア圧は、ロードインデックスから2.8に合わせる。
まだ、エアクリーナーは、大丈夫そうだ。
とりあえず、これで様子をみようと思う。
ぴよたん(R1)は、相変わらず、スーパーチャージャーのパワーで、ぐんぐんと加速してゆく。
NAのR2の切れ味も悪くないが、ぴよたん(R1)の加速もなかなか捨てがたい。
しばらく待機車両となるぴよっち(R2)は、ボディコーティングに出してきた。
これで、はちろっきゅ(AE86)、R1(ぴよたん)、R2(ぴよっち)、じぇこたむ(エリーゼ)の電装関係はOKである。
Bたるん(BRZ)、ぷりこ(エスプリS1)、ぢのこ(208GT4)が残ってるな・・・あと半分である。
「来週から通勤にはぴよたん(R1)使って。バッテリー、カオスの第6世代の新品にして、インジケーターつけといた。
あと、オイルも交換してある。エアは前後2.8にして、ガス満タンにしといた。とりあえず、おかしな部分は無さそうだけど、
何か気がついた部分あったら、言って。」
「ありがと、わかった。こないだね、仕事行って気がついたの。はっ!!て、まゆ描いてないなって。」
「描き忘れたのか?でも、眉そってるわけじゃないから、あんまり違いがわからんよ。」
「そうかな?それでね、まゆ用のペンが無かったから、ボールペンでガシガシって描いたら・・・」
「ちょっと待ち。ボールペンで眉描いたのか?」
「うまいことファンデーションに乗っかるカンジで、黒っぽくなった。なんだ、ボールペンで十分なんじゃない!って思った。」
「顔は、ガンプラじゃないんだから、ボールペンって・・・君は、女性なんだからさ・・・」
話は変わって、ちょっと前から気になっているミニカーがあった。
1/43 BMW M1である。
このスケールで、この車種は、既にいろいろなメーカーからリリースされている。
が、ほとんどは量産型のミニカーであって、単価が安い代わりにデキもそれなりである。
よくあるところでは、ポールズモデルアート(ミニチャンプス)のシリーズがあって、まあまあなフォルムである。
ちょっと車高が低すぎて、カッコよすぎる気がするが・・・
実物は、もちっと野暮ったい感じ?
反面、少量生産のハンドメイド品は、ほとんど無い。
あっても、レジンキットメーカーの完成品であり、デキは、うーん、もうひと頑張り!!というのが現状であった。
そこへもって、中国のメーカー、でセンチュリードラゴンというところがハンドメイド品をリリースした。
たぶん、このメーカーは、大手のハンドメイドブランドの下請け工場なのだと思うが、
それらメジャーメーカー品とバッティングしないニッチ車種を、自分のところのブランドとしてリリースしているのだと思われる。
とかく嫌われる中国製ではあるが、フランスやイタリアなどの先進国の製品は別にした場合、
他の国の製品よりも、質は日本製に近い部分が多い。
仕事でも、他の国とからむ機会があるので、傾向を比較すると、公正にみて、中国の製品は、
頭から否定できないレベルのものが存在するようになってきた。
そういうものは、ちゃんと評価すべきだよな・・・と思って試しにセンチュリードラゴンのM1を輸入したのだ。
写真で見た限りでは、正直いささかやぼったい部分があり、ミニチャンプスと変わらないか、ちょっとかっこ悪いくらいである。
だが、あえてそれを輸入しようとした理由があって、上からみた写真だと、M1のメカメカしさが上手く表現されていると感じたのだ。
数的に売れないであろう車種を敢えてリリースするのは、挑戦か、メーカーとして、その車種にこだわりがあるのか?
こだわりのあるものは、仕上げがよくなる傾向があるので、それに賭けてみたわけだ。
果たして現物は・・・
おお!なかなか良い仕上がりである。
ボディのフォルムは、実物のゴツさをよく表現できているし、多少腰高な感じは紛れも無く実物の雰囲気である。
カッコ良すぎないのが良い。
塗装の質も高いし、クオーターウインドの下側にあるベンチレーション用の穴がちゃんと再現されているのは、こだわりと言えるだろう。
懸念していた、ルーフアンテナも非常にシャープで、形状も実物をちゃんと再現している。
これはなかなかお買い得?
あれ??左右のミラーの位置が違う・・・
左のミラーはドアの付け根に近いところにあるが、右は、もっと後ろ側についている。
エラー?
いや、これだけ作りこんでいる製品だから、エラーとは考えにくい。
もしや?と思って調べると、実物もそうなっている様子。
たぶん三角窓のピラーの位置の関係で、ミラーが見えなくなるのを防止するための措置だろう。
BMWが、M1を単にホモロゲモデルとして製造したのではなく、ちゃんと実用性を考慮してマジメに製造した証とも言える。
このモデルは、台座も濃いスモークアクリルでできていたり、ネームプレートもリベット留めだったりと、なかなかにセンスが良い。
惜しむらくは、白と赤しかラインナップが無いことだろうか?
実車で存在した、黒、シルバー、ブルーメタなんかもラインナップしてくれると、もっと良かったのだが。
まあ、数は売れてないだろうけど、久々に良いものである。
エスプリも作ってくれないかな?(笑)
エスプリといえば、ぷりこ(エスプリS1)の全塗装開始が11月初旬からと連絡があった。
早ければ1月あたりには、できあがるかも知れない。
全塗装が終わって戻ってきたら、白いS1と赤いターボで紅白だなぁ。
S1が帰ってくるより先に、ターボが売れてしまう可能性もあるが・・・
さぁ、どうなるかな?

R1のバッテリーをつないだ直後は、このくらい。

でもって、数分で、0.02Aくらいに落ち着くのである。
おかしくないってことになるなぁ・・・

古いバッテリーの山、充電中である。

輸入したM1のミニカー、これでモチベーションをあげたいところである。

こっちは、赤。なかなかに良いデキである。

ボールペンでまゆを書いてしまう人。