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2019年06月08日 イイね!

スイートテンロボホン!?(可変機はいいね編)

私と妻が結婚して、ちょうど10年である。
トシをとるにつけ、段々と月日が過ぎるのを早く感じる。
それはそれとして、10年である。

結婚するときには、結婚指輪を贈ろうとした。
が、「要らない」と言われてしまった。
「気持ちは嬉しいけど、だって、私、指輪とかしないし、欲しいとも思わないから、そのお金、別なことに使って。」
「いやまあ、そう言うけどさ、気持ち的には分かるけど、そういうもんじゃないでしょ?」
結局、指輪は買わず、代わりにじぇこたむ(ロータスエリーゼ)を買うことになった。

そして、10年である。
「今までありがとう。なんか、欲しいもの無い?巷では、スイートテンなんとかとか、ダイヤのネックレス?とか贈るらしいよ。」
「欲しいもの、無いよ。」
「いやまあ、それは分かってるけど、記念碑的なもんだから・・・スイートテンガンダムとかでもいいよ。」
「欲しいガンプラは、あるから・・・」
「バッグとか、装飾品でもいいよ。」
「欲しいの無いよ。」
「クルマとか?TVRタスカン買ったげよか?」
「乗ってみたいけど、車として大丈夫なの?」
「うーん・・・正直言うと、あんまり良くない。メーカーが無くなってしまっている場合、補修部品のアテが無い。
なんとかできるとは思うけど、メーカーが健在なじぇこたむとかと同じようには行かない。それと、市中在庫がみあたらない。時間もかかるね。」
「じゃ、要らない。」
「そうだ!!ねぇ、こないだ言ってたじゃない、ロボホンかわいいって。」
「言った、ロボット好きだもん。」
「ダイヤが欲しくないなら、それでもいいよ。スイートテンロボホンてことで。」
毎度のことながら、世間様とズレた会話の結果、我が家にロボホンがやってきた。



嫁の製作したリバウである。

「かっけー!!、やっぱり、可変機はいい!」と大満足の様子。
外装色は、フィニッシャーズのシルクレッドをサフの上にそのまま吹いたとのこと。
シルバーのエングレービングは、塗装である。
前作に比べて色づかいのセンスが向上した。
それと、毎回うっかり部品を捨ててしまうことがあるのだが、今回は、捨てなかったようだ。



ダダをこねる、はちろっきゅ(AE86トレノ)。
エンジンがかからない。
どうも、燃料ポンプのリレーが動いていないようだ。
テスターで電圧を測定した結果、イグニッションONで作動するサーキットオープンリレーの不良を疑い、交換した。
が、交換してもポンプ起動せず。
だいたい、リレーの動作音がしない。
リレー二次側の電圧を測定すると、6Vしか来ていない。
おおもとのエンジンメインリレーの動作は問題なく、またこのリレーの二次側の開閉電流は、そのままポンプの動作電流となっている。
ということは、12Vきてないとおかしいということになる。
・・・ヒューズか?
EFIヒューズ10Aを引っこ抜いて、端子電圧をはかると12V来ていた。
ヒューズのアシの接触不良だな?
アシを磨いて、接点復活剤をかけて、挿し直した。
イグニッションONにすると・・・サーキットオープンリレーが作動した。
よし、ここの回路は復活した。
あとは、ポンプが動いているかどうかだな。
ポンプの音を聞くと、「ウーン!」とわずかな動作音がする。
フューエルキャップを外して、中の音を聞くと、同じ音がしている。
動いてはいるようだが・・・これで正常なのか?
吐出量と、燃圧が確保されているかは、分からない。
試しにクランキングすると・・・キュキュキュ、ブオン!!
初爆があった。
EFIだからな、たぶん燃料ポンプは、完全ではなかったとしても動いてはいるようだ。
EFI関係のヒューズ全部引っこ抜いて、接点復活剤かけとこう。
暖かい日に再チャレンジしたら、案外かかるかも?
再度、暖かい日にヒューズをさしなおして、再チャレンジ。
キュキュキュ、ボボン!!
やはり初爆があった、前回よりも少し長い。
このまま回るか?と期待したが、かからず。
さて、何だ?
嫁に意見を求めると・・・
「はちろっきゅ、かまってあげないから、スネてんのね。風邪ひいたときみたく、桃缶食べたいんでしょ?」
「桃缶(サーキットオープンリレー)食わせたよ。あとは、チェックの結果、問題のあるところは見当たらなかった。
そろそろ機嫌なおしてくれないかな?」
36年経ったハチロクだが、程度はそんなに悪くないようだ。
インパネ周りも割れは見当たらないし、酷く錆びた箇所も見当たらない。
古いサーキットオープンリレーも中は綺麗な状態だった。
EFIリレーなどのアシも腐食や錆は見当たらない。
認めたくないが、ポンプだろうな・・・
はちろっきゅ(AE86トレノ)をジャッキアップして、燃料タンクを外す。
ポンプアッセンブリを外してみると、酷い状態だった。
錆びはたいしたことはないが、ガソリンのワニスがびっしりと表面を覆っている。
ポンプを通電してみたが、ガスは出てこない。
やはり・・・
部品を取り寄せるしかない。
定番らしいSARDの燃料ポンプ、それと、タンクの新品アッセンブリ、センダーユニット、ポンプブラケットを取り寄せた。
3日で全部揃うというのが凄い。
やっぱトヨタだよな~
それらを組み立てて、イグニッションをひねると・・・
あれ?かからんよ?
なんで??
しかもポンプの音もしない。
しばし考えて、「おお!!そうだ!!配線つないでねえよ!」
コネクタを接続し忘れていた。
コネクタをつないで、イグニッションON、クランキングして燃料を回す。
よし、始動!と2秒くらいのクランキングであっけなく4Aは目覚めた。
高い桃缶となったが、まあ仕方ない。
他は、大きな問題は無いようなので、しばらくバッテリーを通電して、デンキくわせとこう。


新しい燃料タンクをぶら下げた後姿。
微妙すぎて、違いがわからない。


内外装は、ほぼオリジナルのままである。


新品の燃料タンク
Posted at 2019/06/08 18:36:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2019年01月27日 イイね!

蓮組新メンバー!(エスプリS3登場編)

今年の冬は、比較的暖かいが、連日風が強い。
日本海側で湿気を落とした空気が、太平洋側に吹き降ろしてくるいわゆるからっ風なのだろうが、カラカラである。

年末にたぼちん(ターボエスプリ)を送り出して、拮抗していた蓮組(ロータス勢)と星組(スバル勢)
のバランスが崩れ、星組(スバル勢)の数が、トップとなった。
残りのウマ組(フェラーリ)とト組(トヨタ)は、1台ずつ、あとはM組(MG)である。
これではいかん!と蓮組(ロータス)の連中が思ったのかどうか分からないが、
ウチに新人さんがやってきた。
1982年式ロータスエスプリS3である。
ダークブルーメタリックのボディに、ダークグレイのアルカンターラという渋いいでたち。
珍しい右ハンドルイギリス仕様、エンジンもイギリス仕様のハイパワーバージョンである。

状態は、そんなに悪くは無いが、検討の結果、エンジンの整備をまずやることにした。
エンジンを降ろし、OHしようと思う。
ボディは、部分的に塗装のダメになっている部分があるため、整備後補修するか、ないしは、いっそ全塗装してしまう
つもりである。
そのあたりは、整備後に検討したい。

現在全塗装中のぷりこ(エスプリS1)は、来月には、塗装作業が終了となる見込みである。
工場から聞いた結果では、現在までに大きなクラックなどの補修は出ていない。
細かいところが2箇所ほどあったようだが、言われてみれば、そんなクラックもあったね・・・程度である。
40年を生き抜いてきたボディとしては、上出来といったところだろう。
そのS1と入れ替えにS3を整備に出せればベストと考えている。
今できるのは、オーバーホールに必要なパーツをある程度ピックアップしておくことだ。
もっとも、これも、過去にやったことがあるので、そのときの資料を引っ張り出して再検討するだけでいいだろう。
そんなことを考えていると、嫁が、
「ねえねえ、今度のS3、もとはどんな色だったのかな?」
「え!?君がエスプリに興味持つなんて、珍しいな。じぇこたむ(エリーゼ)があるだろう。」
「うん、なんか興味あるんだ。このS3、全塗装されているって言ってたでしょ?」
「ああ、最低でも1回は塗られているな、これはダークブルーマイカだから、たぶん純正の色じゃない。」
「もとの色って分かるの?」
「分かるよ。エスプリの場合は、フロントフードをあけたところに、金属のプレートがリベット留めされているはずだ。
ここに外装の色コードが刻印されているから、その番号と、整備書を対査すれば、もと色が分かるよ。
ちなみに、ぷりこ(S1)は、モナコホワイト、たぼちん(ターボエスプリ)は、カリプソレッドだった。
まあ、あいつらは、そのまんまだったから、見りゃわかったけど。」
「ふーん。じゃあ、調べてみようよ。」
「まぁ、いいけど、えーとA16ってなってるな。まあ、いろいろ見て、赤とかオレンジじゃないのは確かだから、
青系か、シルバーとか寒色系だと思うけどね。」
「グレッシャーブルーかな?アイスブルー?リキッドブルーっていうのもあるのね。」
「そのあたりは、定番だね。エリーゼやエヴォーラでも同じ色があるだろう。お、分かったぞ、A16は、ESSEXブルーだ。
ブルー系ではあるけど、ちょっと意外だね。」
「エセックスブルー?ぢのこ(208GT4)みたいな青?」
「Bちゃん(BRZ)とかの青にちょっと似ているミドルブルーで、少し赤が入ってるね。
ぢのこ(208GT4)の青は、アズール、これは赤みがほとんどない枯れた感じの渋い青だよ。」
「ネットで見ると、あったあった。こういう色?うーん、いっぱん受けしそうだけど・・・」
「なんだい?グレッシャーブルーのほうが好きなのかい?君がこのS3を気に入ったのなら、
好きな純正色に全塗装して仕上げてあげるよ。そうやって、しばらく乗ってみるといい。」
「そうしようかな?やっぱりグレッシャーブルーがいいなぁ・・・」
平べったいクルマは好きではないはずだが、嫁はS3が気になるらしい。
「ウチには、ぷりこ(エスプリS1)があるじゃない。乗ればいいのに・・・」
「ぷりこ(エスプリS1)は、あなたのクルマでしょ?大事にしてると思って・・・」
「別に、かまわんけど、まあ、いいや、S1よりもS3のほうが乗りやすいのは確かだしね。」
S3、一体何色になるだろう?


新しくやってきたブルーのエスプリS3


名前はまだ無い


ターボとは違うリア


内装が綺麗である


全塗装の進んでいるぷりこ(エスプリS1)


ボディ部品を外されていても、案外しゃきっとしている


あと1ヶ月くらい?
Posted at 2019/01/27 22:36:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2018年12月31日 イイね!

義父へのプレゼント(父ちゃんのスーパーカー編)

今日は嫁が、おこわを作っている。
嫁は調理師の免許を持っていて、プロとして飲食店で働いていたこともある。
料理の手際が良く、味も悪くない。
専攻は、フランス料理だったようだが、その類が食卓にのぼったことは無い。
嫁曰く「あんなもの食べても、身体に良くないよ」
そういうものらしい?
そんな嫁の台所は、家の建設時に、嫁用にチューニングしてある。
彼女のやる気になるレイアウトにしてあるほか、食器棚とかも特注品なのである。
レンジは、使用頻度が高くなることを想定して、パナソニックの一番パワーのあるやつを選んできた。
ビストロシリーズの一番良いやつである。
これは、良い買い物だったようで、10年間トラブル無しである。
昨年、ここにライバル機であるヘルシオのAX-XW400-Rが加わった。
嫁の好きな、「赤いフラッグシップ機」!?である。
レンジが2基というのも、ちょっと変わったウチではあるが、予備機を含めて、何台も配備するのは、
メカフェチだから、しょうがないのである。
そんなヘルシオ、今のところ、おこわ製造専用機と化している。
予想もしなかったことに、えらいおしゃべりだからである。
フタあけるだけで、「出番ですか?」「今日の調理は、星いくつ?」
音声認識でしゃべる機械は珍しくないが、しかし、ここまで要らんことしゃべるやつは、はじめてだ。
嫁実家に設置した同型機は、義母は毎日使っているそうだが、よくまああのおしゃべり家電の相手ができると感心する。
嫁は、ヘルシオが何をしゃべりだすのか、正直ビビっているもよう。
やたらやかましいこの機械をうざったいと感じているようで、この1年で3回しか使っていないのである。

新車時からずっと面倒を見ている義父のデビルウイング(WRX S4)のレカロC-クラシックの
座面が沈んでしまったと連絡があった。
ピレリマットが切れたな・・・
まあ、毎日通勤で使ってるからな・・・というわけで、ピレリマットを交換した。
交換は10分くらいで終了したが、その際に、気がついた。
あ、タイヤもうすぐ終わりだ。
予測はしていたが、通勤でまあまあな距離を走るため、デビルウイング(WRX S4)のタイヤは、だいぶ磨耗してきていた。
300馬力のAWD、3万キロも持てばオンの字であるが。
「父ちゃん、S4のタイヤ減ってるね」
「もうそろそろ、交換かな?とは思ってる。ディーラーでも車検前の交換を勧められたよ。」
「そうだよね。じゃぁ、そろそろ約束どおり、父ちゃんに新しいタイヤとホイールのセットをプレゼントするよ。
銘柄何がいい?前回と同じBBS?」
というわけで、近所のホイールショップに行って、まずは下調べ。
義父の好みからすると、BBS RI-A 18インチか、同じくBBS RF 18インチが良いとのコト。
通勤で使うのと、仕事でも使うので、19インチはちょっときついらしい。
RFは、以前に乗っていたインプレッサG4でも使っていたし、それは、今私のBちゃん(BRZ)で使っている。
デザイン的には、オーソドックスなBBSと言えるが、RI-Aは、今流行のデザインである。
検討の結果、RI-Aとした。
純正BBSに近いデザインでしかもコンケイブの大きいため、
お!ちょっと違うな・・・という感じに見えるからである。
カラーはダイヤモンドブラックにして、センターキャップを義父の好みで、ブルーのものに交換。
エアバルブがゴム製のため、これをBBS純正の金属製のものに替えた。
これは、Bちゃん(BRZ)の純正エアバルブが、数年で折れた経験からである。
インセットは、BBSのチューナーサイズでは、45と50があったが、義父のS4は、サスペンションの変更を行っていないため、おとなしめの50とした。
結果は、ぎりぎりではあるが、ばっちり。
ディーラーで車検大丈夫か、持っていって聞いてみたところ、大丈夫とのこと。
あとは、ショックがへたったら、OHがてら、エナペタルでチューニング、その際にSTiのバネと組み合わせるのも良いかも知れない。
いずれにせよ、数年後の話になるだろう。

気がつくと、嫁のぴよたん(R1)の左のヘッドライトが点灯していない。
軽くひっぱたいてみたが、やはりダメ。
たまに失火することがあるのは気がついていたが、HIDでもダメになるのだな。
車検のときも、ギリギリの明るさだったので、これは交換しないと・・・
ということで、フィリップスのHID、6000Kのものに交換した。
通常は、バンパー外さないと交換できないらしいが、右側は、エアクリーナー、
左側は、ヒューズボックスを外して、バッテリーを少しずらせば、交換できた。
交換の際の手順を読んで、だいたいこんな感じ?とイメージトレーニングをしておけば、
見なくても手先の感覚で交換できる。
まあ、電球の交換なんて、何度もやっているから、HIDだって同じだろう。
電圧を昇圧しているから、その対策をやっているだろうと思ったら、回転させて、
端子をロックする機構がついていた。
交換後のテストでは、問題なさそうである。
ぴよっち(R2)のほうは、問題なかったが、どうせだから・・・と一緒に交換。
スーパーチャージャーがついていたいため、補機のレイアウトが違うぴよっち(R2)は、
ぴよたん(R1)よりも若干交換が簡単だった。
まあ、1回やって慣れたしね。
スロットルが電子式のため、スロットルボディのアッセンブリが、右ライトの内側に無く、
その分手が入りやすいのだ。

さて、2018年も今日でおしまい。
えむじこ(MG-F)が増えたり、たぼちん(ターボエスプリ)が嫁いだりと、いろいろあったが、
来年はどうなるのだろう?
とりあえず、予定をまとめてみると・・・

はちろっきゅ(AE86)・・・変わらず。ブレーキの警告灯がつくので、点検する予定。点検すると乗りたくなるのが問題。
ぷりこ(エスプリS1)・・・全塗装作業が開始された。2月ごろには終わると思われる。メカニカル的には問題ないとのこと。
帰ってきたら、フルバケ(レカロSP-G)をもちっと色気のあるフルバケにしたい。RS-Gのスーパーシュタルクがあればなぁ・・・と思う。
ぢのこ(ディノGT4)・・・ぷりこと入れ替わりに、ボディ塗装に出てゆく予定。まだ、塗装の方針がいまひとつ決まっていない。
色は、オリジナルのアズールメタリコの予定。
じぇこたむ(エリーゼ)・・・変わらず。とりあえず、車庫で前をふさいでいるBRZの純正ホイールはどかしたい。
ぴよたん(R1)・・・5月に車検。スーパーチャージャーのオイル交換をしたい。
ぴよっち(R2)・・・4月に車検。変わらず。サイドモールのクリアがはがれてきたので、全部はがれたら、モールだけクリアを塗装したい。
Bちゃん(BRZ)・・・リコールの案内が来た。純正のシートがメキメキと音を出すので、レカロに替えるため形式を選定しているが、決まらない。
えむじこ(MG-F)・・・かわらず。正月にプラグ掃除などのメンテナンスの予定。
新人さん(スーパーカー)・・・確定ではないが、ミッドシップ。ウチに来るのは、そういうのばっかり。

なんだかんだ、いろいろありそうではあるが、まずは、健康に過ごせることが一番だなー(笑)


ホイール交換完了の図


結局ウチはBBSかエンケイしか無いのである


公道デビューの図


しかしタイヤ太いな・・・


さらにデキるようになったデビウィン(WRX S4)である

Posted at 2018/12/31 10:53:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2018年12月11日 イイね!

別れ(新オーナー様よろしくお願いします編)

ウチの車庫の住人は、だいたい歴史が長い。
一番の古株は、なんといってもはちろっきゅ(AE86トレノ)である。
免許取ってから28年ものつきあい。
ここまで来ると、もうキズのひとつも思い出になってくる。
やれてようが、さびてようが、コレでなきゃダメ!という感じである。
その次がぷりこ(エスプリS1)の25年となる。
このあたりの連中は、人生の半分以上をともに過ごしていることになる。
次がぢのこ(208GT4)、趣味車の中では新しいほうのこいつですら、20年である。
嫁のじぇこたむ(エリーゼ)が6年、スバルからリコールの案内が来た、Bちゃん(BRZ)が4年
ぴよづ(R1,R2)ですら、もう3年である。

そんな中で、15年一緒に過ごしたたぼちん(ターボエスプリ)が、今日出て行った。
先週は、エンジンがかかったのに、何故か陸送当日は、エンジンかからず。
プラグ交換しても、ガスを足しても、バッテリーを交換してもダメ。
ばばばっと始動しそうになるのだが、何故か止まってしまう。
ガス欠とか、プラグの掃除とかが必要なことは、今までにもあったが、
さすがに、こんなにてこずったのは初めてである。
結局、セルで移動して、ローダーに積載した。

もっとも、まあ、そんなふうになるかもな・・・とは思っていた。
今までに、様々なクルマがドナドナするのにつきあってきた。
そんなとき、古い車ほど、何故?という振る舞いを起すものだ。
押しても、引いても、何をやっても動こうとしなかったのに、
次の日は普通にエンジンかかって、普通に走ったなどというのもよく聞く話である。
古株ばかりのうちのガレージから、出て行った車は初めてではあるが・・・
あ、そうでもないや、10年一緒に居たあるふぁこ(155)がいたな。
だから2台目か・・・

てこづった思い出の中で、一番訳が分からなかったのは、
そう従兄弟の乗っていたAE85レビンだったっけ。
ドナドナする前の日に、セルのピニオンギヤがフライホイールのギヤとかちあってしまい、回らない。
それなら・・・というわけで、坂道に持っていって、押しかけしようと思ったがダメ。
そうやって動かしたにも関わらず、やはりギヤがかち合って、カチンとしかいわない。
構造的、確率的に、あり得ない・・・でも、目の前実際そうなってるし・・・
とうとうその日は諦めた。
次の日、セルを回すと、あれ?普通にかかって普通に動くよ、これ・・・
何故なのか、未だに分からない。
でも、機械ってそういうものらしい。

ターボは、ウチが気に入っていたのだろうか?
同族であるぷりこ(エスプリS1)、じぇこたむ(エリーゼ)、同じような色のぴよづ(R1、R2)
いつもバッテリーを借りてくるBちゃん(BRZ)
そんな連中と別れて、一人(1台)出てゆくのは寂しかったのかも知れない。
あのクルマを作った最初のオーナー、それを引き継いだ2代目のオーナー、
大切な友人だったそのオーナーに託された、大切な車だったからこそ、15年一緒に居られたのだと思う。
そういや、最初に引き取ってきたとき、思ったっけ・・・
「このクルマをこれから管理するのは私だけど、本当のオーナーにはなれないかも知れない。
でも、いつの日か、このクルマにふさわしいオーナーが現れるだろう。その日がいつになるかは知らないが、それを信じて頑張ろう」
それがきっと今日だったのだろう。
託してくれた友人がもし、まだ存命であれば、直接伝えたい。
「Kさん、今日、確かにふさわしいオーナーに引き継ぎましたよ。」
これから、新しいオーナーのもとで、かわいがって貰えれば、きっと今よりも幸せだと思いたい。
そんなことを思いつつ、中腰でバッテリーを運んで痛む腰に、嫁にほっかいろを貼ってもらっている。
「無理ばっかりするからよ。」
「でもな、これはけじめだから、自分の手でやりたかったんだよ。
もうちょっと下、そうそう、そのへん。」

正真正銘のスーパーカーの生き残り、きっと、いろいろダダもこねるだろう。
けれど、たぼちん(ターボエスプリ)への愛情があれば、きっと良い形になってゆくと信じたい。
新オーナー様、そんなたぼちんですが、よろしくお願いいたします。


ローダーのドライバー曰く、「うっわー凄い綺麗な車だなぁ・・・」
まあ、ビジュアルはいい、たぼちん(ターボエスプリ)である。


ハイライトがオレンジに輝いて、美しい。007のターボエスプリっぽい色に見えるときがある。


今まで、ありがとう。



たぼちんが居てくれたから、頑張れたのかも知れないよ。


行ってしまった・・・


幸せになれよー!!
あれ、でもこういうの、何回か見ているような・・・あ、ぷりこ(エスプリS1)を塗装に送り出したときか!!


Posted at 2018/12/11 15:49:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ
2018年10月21日 イイね!

ボールペンで眉!?(ぴよたん(R1)復活編)

ぴよたん(R1)の暗電流を測定するために、
直流の電流値を計測できる測定器を購入した。
今まで、電流値を測ることはなかったが、直流用のものは、たいてい高価なのだ。
良くない傾向で、機械を買うときには、だいたいオーバースペックなものを購入してしまう。
もっとも、それが後になって役に立つことは、ままあるのだが・・・
迷ったあげく、今回は、UT210Eというのを購入した。
これは結構安価で、そこそこの性能があるらしい。
暗電流は、だいたい0.02A~0.05Aが普通らしいので、かなりの精度で計測できる測定器でないと、
性能的に足りないのだ。
このくらいの数値だと、微妙すぎて、なかなか測るのもタイヘンそうではある。

購入した計測器を持って、早速計測してみると・・・
意外なことが分かった。
キルスイッチをONにした直後は、だいたい0.2A程度までいくが、数分で、値が落ち始め、
最終的には0.02A近辺で落ち着いた。
なんどか、やってみたが、結果は変わらず・・・
ハテ?
リモコンエンジンスターター、ナビ関係一式、ドライブレコーダーの駐車監視が動いているはずだが、
それを考慮しなくても、0.02Aというのは、良好な値である。
仮に、0.05Aくらいでも結構電装が重装備な車だから、おかしくはない。
結論から言うと、暗電流は、異常値とは言えない。
むしろ、良好と言えるだろう。

そうなると、漏電はしていないということになるのだが・・・
車体側の電装に異常が無いのだとすれば、オルタネータ?
いや、これも計測したが、よく充電できている。
ぴよっち(R2)と比較しても、ほとんど同じ値を示す。
車体はおかしくないのだ。
今回へたばったバッテリーが、もとから単純に弱っていて、そこへ、ハードな扱いを受けたので、
1年半でダメになったということか。
へたばったバッテリーは、はちろっきゅ(AE86)で数年使っている。
はちろっきゅ(AE86)は、ほとんど車庫に居ただけだが、当初はキルスイッチをつけていなかったので、
完全放電に近いことを2,3回はやらかしているのだ。
むむむ、そのためか・・・

とりあえず、異常値が出なかったので、嫁の通勤車をぴよっち(R2)からぴよたん(R1)にスイッチすることにした。
新品の60B19L、今回もパナのカオスバッテリーである。
ついでに、オイル交換もやって、ちょっろっと試運転してみた。
エア圧は、ロードインデックスから2.8に合わせる。
まだ、エアクリーナーは、大丈夫そうだ。
とりあえず、これで様子をみようと思う。
ぴよたん(R1)は、相変わらず、スーパーチャージャーのパワーで、ぐんぐんと加速してゆく。
NAのR2の切れ味も悪くないが、ぴよたん(R1)の加速もなかなか捨てがたい。
しばらく待機車両となるぴよっち(R2)は、ボディコーティングに出してきた。

これで、はちろっきゅ(AE86)、R1(ぴよたん)、R2(ぴよっち)、じぇこたむ(エリーゼ)の電装関係はOKである。
Bたるん(BRZ)、ぷりこ(エスプリS1)、ぢのこ(208GT4)が残ってるな・・・あと半分である。

「来週から通勤にはぴよたん(R1)使って。バッテリー、カオスの第6世代の新品にして、インジケーターつけといた。
あと、オイルも交換してある。エアは前後2.8にして、ガス満タンにしといた。とりあえず、おかしな部分は無さそうだけど、
何か気がついた部分あったら、言って。」
「ありがと、わかった。こないだね、仕事行って気がついたの。はっ!!て、まゆ描いてないなって。」
「描き忘れたのか?でも、眉そってるわけじゃないから、あんまり違いがわからんよ。」
「そうかな?それでね、まゆ用のペンが無かったから、ボールペンでガシガシって描いたら・・・」
「ちょっと待ち。ボールペンで眉描いたのか?」
「うまいことファンデーションに乗っかるカンジで、黒っぽくなった。なんだ、ボールペンで十分なんじゃない!って思った。」
「顔は、ガンプラじゃないんだから、ボールペンって・・・君は、女性なんだからさ・・・」

話は変わって、ちょっと前から気になっているミニカーがあった。
1/43 BMW M1である。
このスケールで、この車種は、既にいろいろなメーカーからリリースされている。
が、ほとんどは量産型のミニカーであって、単価が安い代わりにデキもそれなりである。
よくあるところでは、ポールズモデルアート(ミニチャンプス)のシリーズがあって、まあまあなフォルムである。
ちょっと車高が低すぎて、カッコよすぎる気がするが・・・
実物は、もちっと野暮ったい感じ?
反面、少量生産のハンドメイド品は、ほとんど無い。
あっても、レジンキットメーカーの完成品であり、デキは、うーん、もうひと頑張り!!というのが現状であった。
そこへもって、中国のメーカー、でセンチュリードラゴンというところがハンドメイド品をリリースした。
たぶん、このメーカーは、大手のハンドメイドブランドの下請け工場なのだと思うが、
それらメジャーメーカー品とバッティングしないニッチ車種を、自分のところのブランドとしてリリースしているのだと思われる。
とかく嫌われる中国製ではあるが、フランスやイタリアなどの先進国の製品は別にした場合、
他の国の製品よりも、質は日本製に近い部分が多い。
仕事でも、他の国とからむ機会があるので、傾向を比較すると、公正にみて、中国の製品は、
頭から否定できないレベルのものが存在するようになってきた。
そういうものは、ちゃんと評価すべきだよな・・・と思って試しにセンチュリードラゴンのM1を輸入したのだ。
写真で見た限りでは、正直いささかやぼったい部分があり、ミニチャンプスと変わらないか、ちょっとかっこ悪いくらいである。
だが、あえてそれを輸入しようとした理由があって、上からみた写真だと、M1のメカメカしさが上手く表現されていると感じたのだ。
数的に売れないであろう車種を敢えてリリースするのは、挑戦か、メーカーとして、その車種にこだわりがあるのか?
こだわりのあるものは、仕上げがよくなる傾向があるので、それに賭けてみたわけだ。
果たして現物は・・・
おお!なかなか良い仕上がりである。
ボディのフォルムは、実物のゴツさをよく表現できているし、多少腰高な感じは紛れも無く実物の雰囲気である。
カッコ良すぎないのが良い。
塗装の質も高いし、クオーターウインドの下側にあるベンチレーション用の穴がちゃんと再現されているのは、こだわりと言えるだろう。
懸念していた、ルーフアンテナも非常にシャープで、形状も実物をちゃんと再現している。
これはなかなかお買い得?
あれ??左右のミラーの位置が違う・・・
左のミラーはドアの付け根に近いところにあるが、右は、もっと後ろ側についている。
エラー?
いや、これだけ作りこんでいる製品だから、エラーとは考えにくい。
もしや?と思って調べると、実物もそうなっている様子。
たぶん三角窓のピラーの位置の関係で、ミラーが見えなくなるのを防止するための措置だろう。
BMWが、M1を単にホモロゲモデルとして製造したのではなく、ちゃんと実用性を考慮してマジメに製造した証とも言える。
このモデルは、台座も濃いスモークアクリルでできていたり、ネームプレートもリベット留めだったりと、なかなかにセンスが良い。
惜しむらくは、白と赤しかラインナップが無いことだろうか?
実車で存在した、黒、シルバー、ブルーメタなんかもラインナップしてくれると、もっと良かったのだが。
まあ、数は売れてないだろうけど、久々に良いものである。
エスプリも作ってくれないかな?(笑)

エスプリといえば、ぷりこ(エスプリS1)の全塗装開始が11月初旬からと連絡があった。
早ければ1月あたりには、できあがるかも知れない。
全塗装が終わって戻ってきたら、白いS1と赤いターボで紅白だなぁ。
S1が帰ってくるより先に、ターボが売れてしまう可能性もあるが・・・
さぁ、どうなるかな?


R1のバッテリーをつないだ直後は、このくらい。


でもって、数分で、0.02Aくらいに落ち着くのである。
おかしくないってことになるなぁ・・・


古いバッテリーの山、充電中である。


輸入したM1のミニカー、これでモチベーションをあげたいところである。


こっちは、赤。なかなかに良いデキである。


ボールペンでまゆを書いてしまう人。
Posted at 2018/10/21 17:43:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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