靖国問題がいつから始まったのかというのは非常に重要なことです。
中国、韓国が言うようにいわゆるA級戦犯が問題ならば、合祀が公表された1979年から反発があったと考えるのが普通だと思います。特に今の若い世代はそう思っても仕方ないでしょう。でも実は違うのです。
中国が正式に靖国神社参拝に反発を示すのは1985年のことです。
なんと今中国が問題視しているいわゆるA級戦犯の合祀から7年も経過した後のことなのです。
初めてこの事実を知ったとしたら頭が混乱すると思います。
先ほども述べたようにA級戦犯が問題だとすると、合祀が発表された直後に抗議するのがスジでしょう。
しかし7年もの間、何の抗議もしていないのです。
もちろん日本は合祀を隠していたわけではありません。
「その間総理大臣は参拝していないのではないか」と思いましたか?
合祀後もしっかりと参拝しているんですね。
大平正芳総理時代に3回
鈴木善幸総理時代に8回
中曽根康弘総理が1985年までに9回
これだけ参拝していましたが抗議はありませんでした。
では1985年に何があったのでしょうか?
1985年は終戦後40年という節目の年でした。
この節目に中曽根総理は戦後総決算の靖国神社公式参拝をすると公言します。
これに目をつけたのがご存知
朝日新聞でした。
「特集・靖国問題 アジア諸国の目」などと題して反靖国のキャンペーンを行います。
そのなかで「中国は靖国問題について日本の動きを注視している」と報じているのですが、中国側にそのような動きはなかったのです。
そして朝日新聞の大宣伝の結果、中国が公式に抗議するに至ったのです。
今中国が靖国批判の口実としているA級戦犯が問題だというなら、合祀されたときに抗議してしかるべきです。
でも実情は違うのです。
朝日新聞が火のないところに無理やり火をつけ、大火事にしたのです。
テレビ新聞などを見ていると「靖国参拝は悪い」という前提で話が進んでいます。
しかし国のために殉じた人を追悼するのに何故他国から干渉される必要があるのでしょう?
「靖国で会おう」
こうやって殉じた方々の慰霊は靖国神社以外にないのです。
靖国問題はこの本を見るとわかりやすいです。
新ゴーマニズム宣言SPECIAL靖國論
漫画ですが内容がかなり濃いです。
おすすめです。
あとこちらもいいでしょう。
戦争を知らない人のための靖国問題 (文春新書)
読みやすく、すっきりとまとまっています。
靖国の問題はこれからも取り上げますが、是非一度自分で調べてみることをおすすめします。すると
マスコミの論調はどれだけ狂っているかわかります。
マスコミの報道にも問題がありますね。特に朝日新聞は、靖国・慰安婦問題の
火付け役でした。問題がどんどん広がりました。
戦没者をどう追悼するかは日本自身が決めることだ。
中国も米国も日本の首相に靖国参拝中止の指示や要求をするべきではない。
とくに日中両国間では、民主的に選出された一国の政府の長が、
中国のような非民主的な国からの圧力に屈し、頭を下げるようなことがあってはならない。
靖国問題がいつから始まった
中国や韓国はいつから靖国参拝を批判を始めた
世界の要人らの靖国神社参拝
「靖国神社問題」を作ったのも朝日新聞
Posted at 2013/10/20 09:51:29 | |
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尖閣・領土 | 日記