まさに鬼のような剛性感(あくまで私の体感)です。
同じF世代になっていますが、F30 3シリーズなどとは別物に感じます。
最新世代のBMWは異音などとは完全に無縁になったようにさえ感じます。
(改善した理由として結構異音のクレームがあったのではないでしょうか?)
気になったのは、びびり音のような異音はでないのですが、この1シリーズも前回乗ったX1(F48)と同じように、時々反響が増幅されるような感じでうるさくなることがあるようです。
(立派になったテールエンドのマフラー)
リアデイライトがON-OFF選択できるようになっていました。(ディフォルトはONになってました)
乗り慣れたワインディングも走ってみましたが、荒れた路面もうまく衝撃を吸収しています。
同じディーゼルエンジンでも先日乗ったX1よりエンジンが遠くにあるように感じます。
やはりSUVタイプより遮音性は良いように思います。
中に乗っている限り、音ではディーゼル感はほぼ感じません。(ただし少しでも窓をあけるとディーゼルという音が聞こえます)
常に感じる振動感はやはりガソリンエンジンとは全く違うものなのだなと思いました。
(これも最後まで同じ印象)
停車時、加速時の感覚はかつてのシルキー6と呼ばれた直6とはまったく別物になってしまっているのですが、4日目にE87・116Mスポーツに乗っていた時の感覚だったと気づくことになります・・
鈍感なので、3日目まではランフラットタイヤを克服したマイルドな乗り心地と思っていましたが、4日目で堅いなと思うようになり、普通はネガに感じるところなのですが、揺れの具合が以前乗っていたE87(1シリーズ)を思いだし、自分でも不思議なのですが、ディーゼル嫌いがこのクルマならディーゼルで良いかも?と思い始めます・・
加速は、一般的な道を普通に走る限りちょっと過激なくらいの力強い加速です。
(これを見ていると、トルクはめいっぱい使われていました)
アクティブハイブリッド3の繊細な加速と違って、図太い力強い加速です。
(でもちょっと私には荒すぎるとも思う)
交互に乗り比べるとアクティブハイブリッド3の方がトルク感は薄く感じました。
(でも返却後アクティブハイブリッド3のガソリン・ストレート6に乗るとやはり断然スムーズなのにあらためて感動するのですよね(^_^)
常用域の加速はEVを思わせるようなぐいぐいと発進から加速していきます。
X1dではここまで力強さを感じなかったです。

(ワインディングを走って燃費は走る前より伸びているのにびっくり・・
このコースを私のガソリン車で走ると当然のようにそれまでより落ちた表示になります)
(返却直前の燃費計は驚きの20km/L越え・・)
ディーゼルが支持され売れる理由が良くわかります。
このクルマ、私的には気になる点も多いのですが、初めてディーゼルでも良いかもと思ったクルマになりそうです。
やはりエンジン回転が上昇した時の音などかなりうるさく感じます。
ストレート6の繊細な回転フィールとは似ても似つかないものを感じます。
しかし、こういう特徴のあるクルマは長く所有しても飽きがおきにくいというのが今までの経験です。
(逆に欠点の少ない優等生タイプのクルマはすぐ飽きてしまうのが私の性格)
期待していなかった分、長期間乗っているうちに気にいってきたところなど、前車のE87・ 1シリーズとそっくりのパターンになってきました。
(マイカーでもめったにない自宅到着時にキリ番)
さらに続きました・・これはちょっと驚き\(◎o◎)/!
今回は試してみました。後退アシスト。
ハンドルが小刻みに自動で動くのが不思議な感じ。
実際に道路上で使うのはやはり不安かも・・・?
今回の逆パターンになりますが、狭いところに前進で駐車、バックで出る時に使ったりすると重宝するかも・・・

この車もX1と同様この照明は運転席のみ。(この照明もオプションなのかな?)
充電マニアが気になる接続ターミナル。マイナスはどこに・・?
(バッテリーのCCA測定は今までの車両より、さらにやっかいそう・・)
慣れてくると便利に思えてきた、近付くだけで自動解錠、離れると自動施錠。
ただし、駐車してから、車のガラスを拭いたりしているとロック、アンロックを繰り返したりしたので、こういうときにはキーを携帯しないようにしないといけないです。
(ハリアーも隠し機能としてついていると勘違いしていましたが、ハリアーはロックだけみたいです)
この機能、同じようなものが・・
・・最近とりつけたトイレの便器自動洗浄機能がそうだと気づきました・・(笑)
離れる時は、洗浄(トイレ)、ロック(車)の動作を確認するまで離れるのはやはり不安です・・

最近のクルマはボタンの羅列になってしまい、ブラインドタッチできないのは人間工学的には以前より後退していると思います。
少し癖がある(BMWは癖のかたまりのようなところが気に行っている)と思ったのは、AUTO H(ホールド)機能をON(乗るごとに国産車のように自動解除しないのは良い)だとパーキングブレーキも自動なのですが、AUTO HがOFFの状態だとパーキングブレーキは車を離れる時には手動操作が必要になります。(解除は自動)

(急に路面が真っ白になってしまい、
北に向かっていたのですが、このあと少し進んだところで、完全に真っ白な路面を見て、早々に引き返しました。夏タイヤの代車なので・・どきどきでした)
(雪道でどろどろになってしまいました)
乗っていて違和感が大きいのがやはりウインカーレバーです。
電子式から機械式になったのは非常に残念。(電子式復活を強く希望します)
同様に、ワイパーの方も間欠動作がボタンの電子式と機械式の併用だったのがボタン機能は使わない段階式のみに・・
ボタンと段階式併用のハイブリッド方式は重宝していた機能だっただけになぜ変更?
(たぶん市場の意見をフィードバック・・というより、反対意見だけを吸い上げてしまった弊害だと思います)
最終的にこれにディーラーまでの返却走行58kmが加わり5日間で約400km試乗できました。
私が感じた118dを一言でいうと
「疲れるけれど疲れないクルマ」です。
(ちょっと欲しくなったかも・・)
整備に時間がかかるBMWディーラーもいいですね。もっとも担当さんがいつも良いクルマを貸してくださるよう配慮していただいているからだと思います。
(少し整備代が高くてもレンタカー代だと思っていますので次回もよろしくです(^_^)