軽量フラホ導入&クラッチ回りOH7.10
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
ずっと「やらねば…」と放置していたクラッチ回りのOHを今回収穫出来た夏茄子もあり、思い切って頼みました。
登り坂の発信時などに、少し渋めの半クラ時に『クゥゥゥ〜』と鳴いたりしていました。
加えてマスターを替えた際にペダルの調整をしてもらうと今度は登坂路で滑り始める始末。
また走れなくなる前にやらねばならぬ作業でした。
2
中々良いとこまで使いました。症状を鑑みれば当然ですが、ビス部までいかず純正フライホイールが傷だらけになってたりしなくて良かったです。
3
お疲れのクラッチとフライホイールを外して、クランクシールからのオイル漏れも発見。
マイスター主治医の予想的中で、作業前に部品も発注済みだった為勿論交換です。
クラッチのカスとこのオイルが混ざりあってケース内がめちゃくちゃ汚れていたので洗浄もしっかりやってもらい気持ちもスッキリ。
4
今回の主役でもある軽量フライホイールも装着。知り合いから使用距離の浅い良程度の中古品を破格で譲ってもらい1年近く寝かせておりましたが満を持しての装着です。
ボルト類も新品へ。
5
スッキリしたケース内には、新たなレリーズレバーとその支点ボール、そしてkoyoのレリーズベアリングが組まれました。
スプリンターの時に経験してますがコレを変えるのがクラッチOH時のミソだと思います。
デフのサイド側(左)のシールも交換です。
6
更についでのついでという形で、右のインナー側のドラシャブーツも交換です。
車検時に、ヒビが出ていたのをご指摘頂いていたのと、工賃的な事を考え、このベストなタイミングで同時に交換をお願いしました。
キットはグリスやバンド類など全てが揃っている純正を使用してます。
7
そんな感じで大きな作業を一通り終えました。 クラッチ周りは消耗品ですがFFなのでミッションも降ろしたりと工賃的にも大きな負担となる部分なのでこのタイミングでやれて良かったです。
クラッチケース上側にあるスターターのすぐ横の固定ボルトが締まり過ぎていた為に潰れていたネジ山の修正をしたりというアクシデントもありましたが、とりあえずは問題無くいけて良かったです。
僅かですが乗って見ての感想は、まず最初に感じたのは、『ペダルが軽い!』という印象です。ただ軽いだけじゃなくミート部にはしっかり感もあり、この辺はレリーズレバーなどがキいていると思います。マスターを替えたのにギコギコ鳴いていたのも支点ボールとの当たり面の油切れなんかが原因ではないかと主治医から推測として教えて頂きました。
8
肝心の軽量フライホイールを導入した事によるフィーリングの変化に関しては文章だけで説明するには難しいのですが、絶対的なエンジンのレスポンス、吹け上がり速度は見違える程に増しました。
タコメーターの動きが以前よりも早く、その分回転落ちも早いです。エンブレを掛けた時のカントもリズム良く心地よいフィーリングでブリッピングが可能となり、得たものは大きいように感じます。
その反面、登り坂のような登坂路ではトルクが低下しているような気がします。この辺はギア選択とアクセルワークで補うようにしてやれば全体的に、『扱いにくくなった』となるような事は無いように感じます。
(むしろクラッチがリフレッシュされたので今までよか断然に乗りやすい)
今回は、クラッチディスクにCL1純正代替用をチョイスしてます。詳しくはパーツレビューに載せていますが弱強化品という事でコレを使用しない手は無いという主治医のおすすめもありコレにしてます。
地味にディスクだけはCL1と品番が違う事に今回驚かされました。
ちなみに品番に関しては
・CL1↓(1.040kg)
HCD015U(EXEDY)
222000-PCD-005(純正)
・BB6↓(1.070kg)
HCD023U(EXEDY)
222000-P5P-005(純正)
という感じで別れています。
見た目は大きな差はなく、CL1純正の方がディスクのブロックとビスの数が多くなり、その辺が強化の所以なのかなぁと思いました。
とまぁこんな感じで色々交換な作業は終わりました!本当はマウントも全部替えたかったのですが、『ゴソウダンブヒン』と化していたので見送りました。幸いにも海外には社外品ですがまだ買えそうな分があるのでそちらは後ほど…。
106965km~
今回も色々アドバイスを下さり、作業してくれた主治医とそのお店に感謝です。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク