2022年11月08日
夏の朝は5時にはもう明るかったのに、今は5時ではまだ星空が綺麗だ。
夏は天窓から入る朝の明るさで自然と気持ちよく目が覚めても5時前。
今は寝る前に「5時には起きる、5時には起きる」と頭で唱えて寝ると、気になって4時過ぎに一度目が覚めるのだけれど、眠たさが残ってしまい、そこからしばらくダラダラとしてしまう。
寝ている家族を起こさぬように明かりもつけないから部屋は暗いままなので、せっかく起きていても時間の感覚がつかめず、気が付くと5時を回っている。
しずか~~に着替えて、しずか~~に玄関ドアを閉めて外に出ればブルルっと一震えする寒さだ。ミラバンの車内も冷え切っている。これでも真冬よりはマシだけれど、エンジンをかけ、車も自分も暖機運転がてらまだまだ暗い住宅街を2速に入れてアクセル踏まず進む。
水温が上がるのに時間がかかる季節になった。温風がなかなか出ないので体の暖気はなかなか進まない。
水温ランプが消えるころに信号が無い堤防道路に入る。制限速度(法定速度)までスピードを上げると温風もやっと温風らしい風を吹き出し口から出すようになる。温風に手をかざして、寒くて小さくなっていた身体をすこしほぐす。
堤防道路を走りながら立山連峰を眺める。山頂付近にある雪の白さが、まだ暗さが残る透明な空に浮かび上がって綺麗だ。
お山の入口に6時前に到着。
夏ならそのままお山まで登ってしまうのだけれど、歳のせいもあるのか、暗いお山の道は走りづらい。スノーシェッドはトンネルと違い照明が無いので、日の出前はライトを点けないと真っ暗、コーナーの先に何かあったら見えない。野生動物も怖いのでライトを点けないでもある程度見える明るさになるまでお山の入口で一息入れる。
一息入れていると、自転車の人たちが登っていく。
みんな反射材や後方赤点滅ライトを点けていて、あれならコーナーの先でびっくりということは無いな。きちんとしているサイクリストだ、こういう人ばかりならいいのに。
そうこうすると黄ポさんが通り過ぎたが、だれか他にも上がってくるだろうし、もうちょっと明るくなるのを待つ。
2台目はNBロドスタ。
そろそろ明るくなってきたので、僕も上ろう。
自転車の人達を何台も越えてお山に到着。
黄ポさんとNBロドスタさんたちと「寒い、もう冬眠時期だ」なんて話していた。
自販機でホットを買ったけれど、寒さでホッカイロ代わりにしているうち、飲むころにはもうホットではなくなっている。寒い。気温は4℃ほど。
「自転車の人、いっぱいいたね~。こんな坂よく登る気になるよね」などと話していたら、休憩していた女性のサイクリストが話しかけてきた。
「この先も上りですか?」
「そうですね、上った分を下ってまた上ってってという感じですよ。」
「うぇ~~~、そうなんですかぁ。。。。」
ノリのいい女性だ。
こちらも自転車の方と話すことなどないので気になったことを聞いてみることにした。
「どこまで行くんですか?」
「え~~~っと、今日はこのあと白川郷抜けて米原(ヨネハラと言っていたけれどマイバラのことだよね?)までです。」
僕たち、3人そろって「????????!!!!!!!!!!」。
てっきり県内の自転車愛好家がお山を往復しているんだとばかり思っていた。
「昨日、米原を出発して福井を経由して、今日、米原に戻るコースなんです。」
女性は笑いながら教えてくれた。
僕らは、「車でもそれって結構なドライブなのに、サイクリストの人たちの人力移動の距離が凄すぎる。。。。」と驚嘆し、お山に来るまでに追い越してきた自転車の人たちみんなにわかってなくてすいませんという気持ちになった。
ちなみに公式記録になるイベントらしく、タイムを計っているのだそうだ。
いったいどれほどの時間で走り切るんだろうか。
「私の後ろもいるんですか?」と聞かれたので、まだ走ってますよと伝えると、「よかったー、かなり最後の方だと思うので」と言う。
つまり、僕がお山の入口についた時点でおおかたの自転車は先に行ってしまっていたことになる。どういう経路なのかまでは聞かなかったのでお山が行程のどれほどの部分に当たるのかわからないが、おおよそ朝のお山を出発すればその日のうちに米原まで走り切るということか。サイクリスト、おそるべし。。。
「それじゃ、私、いきますね~~!ありがとうございました~。」笑顔で再スタートしていく女性に、「おきをつけて!がんばってくださいね~~!」とエールで見送る。
公式記録のイベントで本気モードだからなのか、反射材などの装着がキッチリされていたし、こういう走りになれているのか、車がうしろから来ていることを意識できている方ばかりだった。
お山などでは僕はいつも、反射材や後方赤点滅ライトが見えたら近づく前に煽りと思われないよう気を使いつつ一定間隔でパッシングして車が来たことを事前にわかるようにしている。これをすると気が付いてくれた人は僕が追い越すまで右側へふらつかぬように走ってくれる。
普段のお山ではこれをしても、上ることに精いっぱいのサイクリストが体を左右に振ったまま必死で、追い越してしまいたいのに先の見えないカーブではみ出るわけにもいかずで困ることもしばしばだけれど、今回はそういう方が全くいなかった。
なので、女性に話を聞いたときになるほどと思った、こういう大会に出るサイクリストってちゃんとしてるんだな。
「私たちも車に邪魔なのわかってるんで、すいません」と女性が言ってたけど、今回は何度も追い越したのに一度も嫌な追い越しをせずに済んだのは、まさにわかっていて気を使って走っていてくれていたからだ。お互いに道路を使う乗り物である以上は譲り合いだし、同じ道を楽しむのだから、お互いが楽しくやり過ごせるようにしたいものだ。
そのあとは先日は新Zで現れたYKさんが来たり、先日の赤いZが来たり、寒さで震え上がっているNAロドスタのオーナーでもあるという旧いCBR400の人が来たりしたお山だった。
お山から帰宅し朝ごはんを食べて、昨日は干せなかったのでお布団を干す。
娘ちゃんがゲームの相手(手伝い)をしてくれるというので早速マインクラフトをする。
家族で同時に遊べるからと言ってスマホにダウンロードさせられたのだけど、気が付けば僕だけがやっていることが多い。
僕は基本的な操作しかできないので、マイクラの世界で家を作ったり貴重な材料を取ってくるのは娘ちゃん任せにして、僕は掘って埋めてばかりしている。このゲームがプログラミングの基礎を学べるというのだが、僕はそれがどうしてなのかすらわかっていないままやり続けている。
お昼ご飯も食べ、夕方まで干していた布団はふかふかだ。
夕方の一本は「行ってもいいけど」というので、念のため、娘ちゃんに「またマイクラする?」と聞いたらニコっと笑って「する!」と言うのでマイクラへ変更。
娘ちゃんの「ニコっ」に勝てるものなんてないよな。。。。。
晩ごはんは以前から行ってみたかったレストランへ。
お、おいしい!
家族3人、満面のえがお。来てよかった。
きちんとお父さんポイントを稼いでこの週末も楽しく過ごしました。
Posted at 2022/11/08 13:10:13 | |
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