ベルリナミラのブログ一覧

車好き→峠好き→山好き→山脈好き→ウラル山脈！

なんて強引な持って行きかたでしょう(笑)。

今回のゲット品は、



旧ソ連製のブランド名「Ural・ウラル」の腕時計です。

１９５０年代製造です。



このウラルという時計はなかなかに歴史が面白くて、第二次大戦でドイツ軍の進撃から比較的安全な旧ソ連のウラル山脈東側にあるチェリヤビンスクへ疎開した時計工場が基です。

そして他の旧ソ連製の腕時計と大きく違う点が、他の腕時計はもともとが腕時計用に作られたキャリバーなのに対し、懐中時計用に作られたキャリバーを使用している点です。
Uralブランドは1960年代に旧ソ連の腕時計ブランドの統合で「Molnija・モルニヤ」へ統合され消滅してしまいました。

今回のモデルはセンターセコンドですがスモセコタイプは今見てもおしゃれなためか比較的人気が高いモデルが多いです。
懐中時計用のキャリバーだからか、同じ１９５０年代のポベダやpoljotの似たようなデザインの腕時計より大ぶりな感じがします。