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２本目のVympel（Вымпел）の腕時計。旧ソ連　モスクワ第一時計工場製の２３石、キャリバー2209搭載。





Vympelブランドは1961年～1964年の間だけ存在したブランドですが、この2209というキャリバーは当時の3針時計としては薄型で、他のブランドでも「デラックス」モデルに搭載されたりしていました。
いちおう豪華モデルな部類なので、キャリバーもメッキ品。オメガの５００番台の自動巻きキャリバーとかカッコいいですよね。

スケルトンモデルより、見えないけどこういうのが中で動いているというのが何とも言えないんですよ。

最初期Vympel時代の2209は菱形のマーク（モスクワ第一時計工場）が目印で、そのほか現在のベラルーシのLuchや旧ソ連でもPoljotに引き継がれた2209はそれぞれに別のマークが入っていて判別できます。キャリバーを確認しないと、Vympelと言って売っていてもLuchやpoljotの2209に乗せ換えてしまっている中古品が多いのでVympelを購入するときはキャリバーの確認は必須です。

今回の５角形のマークの場合、Vympelでは６４年まで、もしくはPoljotで1975年頃まで搭載されたキャリバーになります。