ベルリナミラのブログ一覧

朝は雨が降って濡れてるお山へ。

ミシュランのエナジーセイバー４はウェット性能も抜群なので雨でもお山へ行きたくなるし、ちゃんとお山を楽しめるタイヤなので嬉しい。

天気がイマイチなのでつよぽんさんの輪島でダートラ戦を観戦するか悩みつつ海沿い走って、お昼過ぎに泥んこだらけの車たちが帰って来るのとすれ違い、つよぽんさんも終わって帰ってしまっていそうなので、庵に向かうことにした。

庵に向かって走っていたら派手なカラーリングの車が対向車線を進んでくる。
あ！あれは！つよぽんマシン！

普通にすれ違ったらこっちに気が付かないはずだから窓から手を出して手を振る。あ、気がついた！

庵まで行って初めましてのご挨拶。

いやー、やっとお会いできました。

GWスタートという人も多いと思いますが、どうやら今日から天気は崩れ始めるとかいうし、今日だけでも走っておかないとな。

ということでお山へ。

銀M3さんにryonさんなどなども来ていた。

午後から現場に行かなきゃならんので帰る。
前をSさんのミラバンが走る。

ラインが全然違う。

僕はオーバーにして進入して、ガッツリアンダーで立ち上がる。
ガッツリアンダーというのはタイヤの縦グリップを使うためにホイルスピンさせなきゃならないから、コーナーRより舵角が大きいと言えばいいかな？

たぶん、ラインが違うのはそのせい。

でもどうせアンダーならアンダーを生かせるようにって走ってたら辿り着いたラインなのだ。

タイヤのグリップをいかに使うかって話もよくあるなと思う。

基本的には、進む、止まる、曲がるという操作に対して最大のグリップを発揮させたいわけだから、進む、止まる、曲がるという操作はひとつずつに分解してタイヤにグリップを発揮させるのがいいとは思う。

でも、それじゃ、基本だよね。

「ダメ」と言われる操作だけど、フォークリフトだってモノを上げ下げしながら動いた方が作業は早い。

やっぱりいかに過渡期を使えるかこそがタイヤの使い方だと思う。

いい天気の日曜日、朝はお山へ。

他県ナンバーのZ31が前を走っていたのだけど、他県にしては道を知っているような感じで、あとをついていったんだけど、途中で譲ってくれた。
Z31も旧車の部類だもんね、安全運転してかないとね。

お山につくと、黄ポさんに銀M3さん、２輪乗りヤリスさん、Sさん銀ミラ、Ｔさんのラパンとだんだん増えていき、セブンでryonさんも登場。
しかし、寒い。吐く息が白いの。
めっちゃさぶい。ホットコーヒーなくしては耐えられぬ寒さ。

みんな寒さに負けて帰っていく。

僕も寒いし、今日はサーキットへ行くんだった。

いや～～～、どノーマルのミラバンでサーキットか。




な～～～～んて、いつもの庵仲間がサーキットデビューするというので見学に行ったのだ。
弄ったミラバン君にお父さんのワークス、それにＬ７００ミラターボでＭ／Ｉペア。
みんな楽しそうである。
そういえばお山で何度か会っているＳ６６０さんも来ていた。オプションのモデューロ足らしいんだけど、よく動いていて良い脚なのがよくわかる。
おわらないサーキットはバンプがひどいので、あれぐらいの柔らかい脚のほうが楽しそう。

で、庵組はそれぞれ楽しそうであるが、弄ったミラバン君の１コーナーがどアンダーなので、アクセル全開のままステアリング切って進入しないでアクセルオフにしてみるだけでいいから前荷重作ってからステアリング切って進入したほうがいいよって誰でも言えそうなアドバイスを知ったかぶりして教えてあげる。

どアンダーがアンダーくらいに落ち着き、嫌なスキール音は消えた。
タイム的にはほとんど変わらなかった（コース上にラップタイム表示が無いので走りながら周回ごとのタイム確認ができないというのはタイム計測してても練習にならんなとちょっと思った）というので、それで大正解なのだ。
無駄に切り込んでいた分を切り込まなくなっただけなのでタイムが縮むというのは基本無いので、むしろアクセルオフするからタイムが落ちてもいいくらいなのだ。そこからどう減速時間を減らし加速時間を増やすかが醍醐味なわけだから。

ただ、そういう生真面目な走りって、よほどじゃないと飽きちゃって続かないから、楽しいって思える走りが一番だよということをお伝えする。


むかしは違法に道で練習してサーキットで実践してたわけだけど、今どきはコンプラ世界なので、基本中の基本もサーキットで練習って時代なのかな？

土曜日、　午前中で仕事を済ませて天気がいいので午後からお山へ。

後ろからランエボ（ギャランフォルティスかな？）が走ってきた。
ちょっとずつペースを上げていく。
ついてこようとしているのはわかるけれど、だいぶ差がついてしまうので、適度なとこでペース落として待って、見えてきたとこでじわじわペースを上げなおす。

そうこうしていると片側交互通行の信号に引っかかった。

ふとミラーで後ろを見たらエボの運転席のドアが開いた。

え？

僕が前だったから煽りじゃないしな。。。なんだなんだ、面倒ごとは困るぞ。。。。

降りてきたのは背が高くて腕まくりした両腕に入れ墨が。。。。。。。

ん？入れ墨っていうかタトゥーか、あ、外国人やん。
しかもめっちゃ笑顔。

なんだろと思ったら、「あなた、クール！」と言いながらロールするミラバンを腕をゴロゴロひねって再現してくれた。

さすがに信号もそう長くないので、いつもの道の駅で話すことにする。

道の駅に到着して話してみると、日本に来て3年のロシア人家族だった。
４～５歳に見える可愛らしい男の子と奥さんも一緒だった。
ウェブデザイナーなんだそうだ。
「あんなロールして怖くないん？」
「ここの人なん？」
「仕事何してまんの？」
「レーシングドライバーかなんかしてたん？」
矢継ぎ早に質問が（笑）。
英語はペラペラだけど日本語は苦手だということで英語と日本語のちゃんぽんで会話が進む。
「せんねん、このまえで会ったの、覚えてますか？」
千年前に会ったなんて運命の人ですやん、なんのこっちゃ？？？？
聞き直すと「去年、この先で会ったの覚えているか？」と言っていたのだった。

ええぇぇ？？？会ったっけな。。。。。。。。

ああああああああああ！！！！
そういえば道の駅の先でちぎったら窓から親指突き立ててGOODサインしてきたランエボ（ギャランフォルティスか？）がいたよ！
そっか、あの時の！
たしかに、日本人にしちゃ珍しい反応だって思ったんだよ。

またあのミラバンが現れた！ってなっていたみたい。
いや～～こんなに楽しんでもらえるなんて嬉しいですな。
偶然ながら、ついてこようとしているのがわかって、離しすぎずに来たこともあり、後ろで動画撮れたから友達にも見せる！いいでしょ？っていうから、アップロードはしないでよ、日本はコンプラ厳しいからね！って言ったら、大丈夫、おれっちも日本の警察厳しいからビクビクしながら運転してるから、その辺のことはわかってるぜぃ！だってさ。

おれっちは日本語あまりしゃべれないけど息子は喋れるよ！
というので「こんにちわ！」と言ったら「こんにちわ！」ってロシア語なまり一つないまっさらの日本語が返ってきた。そっか、３年前から日本に住んでて４～５歳ならほぼ日本育ちか、そりゃ日本語もネイティブだよね。

それと、やっぱり聞かずにはいられず、ロシアとウクライナのこと、話してみたら、３年前からこっちに住んでるし、ウクライナ人の友達もたくさんいて、一番の親友もウクライナ人で、辛いと言っていた。

正直、僕は、真実がわからない以上、ロシアとウクライナの戦争については、ウクライナ人もロシア人も犠牲になってほしくないと思っていて、こうして、笑って話せるロシア人の友人がもっと増えたらいいのにとも思っている。