Noiのローダウンシートを改修

先日取付けたNoi（ノイ）のローダウンシートが硬いうえ、シート後方が反り上がっている為（長距離ツーリングには不向き。）、表皮カバーを外し、ウレタンを加工してからボディドクターのクッション材（天然ラテックスフォーム）を貼付け、理想の座り心地（程よい硬さ。）としました。早速、走ってみたところ、ゴツゴツ感は減り、またシート後方に座っても前側に滑り落ちることもなく、なかなか上出来な仕上がりとなりました。

ウレタンの座面は全体的に削って薄くしつつ、座面後方は元々の形から低く加工したうえでボディードクターを貼付けた結果、座り心地が格段に向上しました。ボディードクターは凹みますので足つき感は、加工前とほとんど変わりません。（純正よりも、ローダウンシートです。）

シート表皮を貼付けてるタカーの針を抜取ります。（針は、肩幅10mm、足長6mmで黒色、あまり販売されていない規格でした。）

剥がした表皮の縫い目には、アイロンを使用し、テント防水テープを貼付け。

ウレタンをグラインダーで理想の形に削る前に下処理としてシート裏にビニールを貼付けます。理由は削ると大量のウレタンの細かな粉砕がシート裏に着くため。私自身はメガネ、マスクを装着して作業しましたが粉砕まみれになりました。

まずは座面形状の型紙を作成した後、ボディードクターのクッション材（天然ラテックスフォーム）をシート座面の形に切ります。

改修（削り、形、厚み、角度を加工）したシート座面にボディードクターのクッション材を貼付けますが防水対策としてビニールを貼付けてからシート座面に両面テープで貼付け。

シート本体に表皮を被せ、タッカーガンで固定。まずは、張った表皮をクリップで仮止めし、前後→左右→斜め対角線の順にテーションをかけてタッカーを打ち込み。次に純正のメッキ色・シートヒンジ取付け。そして最後に防水スプレーで表皮とタグを防水処置して改修完了。