GIVIケースのワンキー化（CL250の鍵で開閉）

GIVI のハードケース（鍵）をCL250の鍵で開閉（ワンキー化）出来る様にシリンダーセット、スリーブ等を交換しました。これで使い勝手が向上し、携行する鍵の本数も減り、一石二鳥です。付加機能として開錠状態でもキーを抜くことが出来、ケースをバイクから外して持ち運ぶ時や、頻繁に開け閉めする時など便利。作業は、難しくはありませんが少し細かな作業があるため、難易度中級としました。

精密金属加工の技術者からシリンダーセットと四角型回転爪を購入

ますは、ボックスからロックセット部を取外します。取外しは、ボックス内側にあるスクリュー２本を外してロックを回した状態で引っ張ると抜けます。

ロックセット裏側のグリップを外した後、ボールとスプリングを取外したらシリンダー部を抜き、その後にスリーブを抜きます。なお、取外したグリップとスリーブは、ワンキー化シリンダー取付けには使用しません。

取外したシリンダーに変わり、ワンキー化のシリンダーの穴５箇所にスプリングを入れてからタンブラーを挿入した後、スリーブに入れ、シリンダーが回転するか確認します。回転しない場合は、他の合致するタンブラーに取替えます。（確認は、穴１個ずつ順に実施）

タンブラーを５箇所に挿入した後、シリンダーをスリーブに挿入し、真鍮製の金属金具（写真右側）を２本のネジで固定

６枚目写真のシリンダー部をロックセット部に取付け。取付けは、グリップを使用せず、ワンキー化のナットとワッシャーで固定

最後にロックセット部を元に戻してスクリュー２本で固定し、作業終了