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おっさんくんのブログ一覧

2019年09月15日 イイね!

ポルシェ初EV・タイカン の電池システム!

ポルシェ初EV・タイカン の電池システム!ポルシェの初EV、タイカンがデビューしました。
現時点で最高性能を有したEVかと思います。
そこで、ハイパワーを支える電池システムについて、無謀にも!我がPHVと仕様比較してみたいと思います。



容量:
96kWhです。PHVは8.8kWhなので、約11倍です。
セルはLG製のようです。100kWh程度を積むのは今後のプレミアムEVの標準でしょうか。

定格電圧:
723Vです。PHVは352Vですので、約2倍です。
この800V系電池システムは、ケーブルの直径を細くし、軽量化しながら大電力を扱えるようにするとともに、将来の500kWでの超急速充電にも耐えうるH/Wとする目的があるようです。すごい!



最大出力:
620kWです。PHVは非公開ながら、実測では出力制限は68.4kWですので、約9倍です。まぁ、比べるべくもありません。

電池質量:
620kgです。PHVは120kgなので、約5.2倍です。
PHVの電池比で容量・出力は約10倍、一方質量は約5倍なので、パワーウエイトレシオはPHVの電池の2倍です。さすがポルシェ!

冷却方式:
循環液冷式です。あらかじめナビで急速充電する場所を指定しておくと、到着までに電池のパフォーマンスが最大化するように電池温度を30℃に制御する機能を有します。冷却だけではなく加温もできるシステムです。電池の温度vs SOCにおける最大充電電力のマップがありました。こういうデータに基づいて、最大性能が出るように制御されるようです。
PHVは空冷式(ほぼファンは回らんですが)+加温ヒータ(普通充電時)ですね。PHVにはこれで必要十分です。





車載充電器出力:
9.6kWです。0→100%充電に11時間。
PHVは3.3kWですので、約3倍です。11時間で満充電にできれば実用上問題ないでしょう。しかし自宅で連続9.6kW引っ張るには、自宅の電源系統をだいぶ改良要です。ポルシェのパフォーマンスを最大化するには、自宅のspecも強化必須。

急速充電:
地上設備側によりますが最大270kWで充電可。SOC5%→80%が22.5分。(電池温度30℃制御を生かしている場合)
ただ、電池が氷点下なら45分とのこと。電池が低温に弱いのは同じですね。。

一度は乗ってみたいです!

出典:

https://arstechnica.com/cars/2019/09/everything-you-wanted-to-know-about-porsches-new-electric-car/

https://www.caradvice.com.au/789624/porsche-taycan-battery/
Posted at 2019/09/15 10:46:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2019年09月09日 イイね!

トヨタ、量産電気自動車(EV)セダン発売!

トヨタ、量産電気自動車(EV)セダン発売!
トヨタが量産電気自動車を発売!

といってもまた中国の話ですが。。
合弁の広汽トヨタ製、iA5です。

出典
https://mp.weixin.qq.com/s/tKqnsvob2lY6VSSnbOuOcw
https://www.gac-toyota.com.cn/vehicles/ia5

spec
最高速度 156km/h
車体サイズ 全長4,792mm X 全幅1,880mm X 全高1,530mm 1625kg
モータ最高出力 135kW 300Nm
電池容量 58.8kWh
電費 7.63km/kWh
航続距離 510km(NEDCモード)

電池は床下にびっしり配置。広く薄く配置されているようです。
さほど車体が腰高に見えないのはこの電池配置の効果でしょうか?



インテリアも素敵です。配色など中国人好みなのでしょうか。





これで19元程度、300万円弱のようです。
補助金込みかわかりませんが、安いですね。。
Posted at 2019/09/09 21:23:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2019年09月08日 イイね!

EV電池の劣化具合の表示をルール化。

EV電池の劣化具合の表示をルール化。EVの駆動電池の容量や走行可能距離が、新車時と比較してどのくらい低下しているかを、車内ディスプレーに表示することをルール化するようです。
経産省が自動車各社に要請し年内に決定するとのこと。

電池容量を適切に評価する仕組みをつくり、EVの中古市場を育成するとともに、電池の再利用を促す狙いがあるとのこと。

出典:
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49298020S9A900C1MM8000/

リーフのようなセグメント表示になるのでしょうか?
できれば実容量あるいは新車時からの容量比率を数値で明確にしてほしいところです。
メーカにとってはあまり知られたくない情報でしょうが、長寿命の電池開発のモチベーションにもなるとおもうので、この方向性は歓迎です。

でも充電電力量を計測したりとか、謎解きをしていく楽しみは減ってくるのでしょうかね。
Posted at 2019/09/08 17:45:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ
2019年09月01日 イイね!

駆動用電池パワーリミッタの値が判明!

駆動用電池パワーリミッタの値が判明!HybridAssistantで取得できるデータの中に、駆動用電池の充放電電力リミッタ値があります。
このリミッタ値の範囲内で、充放電がなされるよう制御されているようです。

そこで、満充電状態からHV切替になるまで走行し、この充放電電力リミッタ値の値がどのように変化するのか検証してみました。
外気温は26℃~30℃、電池温度は30℃~35℃です。



青色のカーブは、放電側(力行加速側)の電力制限値です。最大値は68.4kW。
デュアルモータドライブ駆動時の最大出力はMG1(53kW)+MG2(23kW)=76kWかと思いきや、
そうではありません。ちょっと残念ですね。。
また、この68.4kWはSOC50%以上の場合に限られます。SOC50%以下では直線的に電力制限値は下降してゆき、HVへの切替直前のSOC13%時では58.4kWとなり、68.4kWからは15%も減少します。なかなか厳しいですね。。SOCが低い時にアクセル開度大とするとエンジンが始動することがありますが、放電電力制限のために電池のみの出力ではパワー不足だからなのでしょう。しかし最大出力がsoc50%以上に限られるとはちょっと予想外でした。

オレンジ色のカーブは、充電側(回生側)の電力制限値です。こちらはまあ予想通りの結果でした。
SOC75%以下では-40kWが回生電力の最大値です。これはOBDモニタでモータ出力を見ているとなんとなくわかりました。
SOC75%以上では、回生制限が掛かり、SOC80%で-37.2kW、SOC85%で-27.5kWとなります。この辺は実用上は支障ないかと思います。

ちなみにリーフのナビにある電力モニタでは、モータの回生電力は-30kWまでの表示でしたので、PHVはリーフより最大回生性能は大きいです。

次に、電池電力リミッタ値とともに、今回の走行での実際の充放電電力をプロットしました。グレーの点がその動作点になります。



家族乗せての運転でしたので、普通に穏やかな運転です。都市部を流れに乗っての走行です。

力行最大電力は40kWでした。ちょっと強めの加速時だと思います。
普通に運転する範囲では±30kWの範囲で動作しており、リミッタ値の範囲内で推移しています。

回生最大電力は-37kW程度で、回生側のリミッタ値上に何点か存在しています。ちょっと強めにブレーキを踏むことはままありますので、そういう特にこの回生側のリミッタに当たっているようです。しかし大部分は、リミッタの範囲内でブレーキングできているようです。

ということで、電池電力リミッタについて、基本特性が明らかになりましたが、
力行側の制限値は予想外でした。SOC50%以下では、フル加速時にはトルク頭打ちがより強く感じられるものと思います。次期車では改良されるべきところでしょうか。
回生側は必要十分かなとの印象でした。

電池温度が低下すると、おそらくこの値が変化するのだと思います。
また寒くなったら見てみようと思います。
Posted at 2019/09/01 17:35:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ
2019年08月31日 イイね!

電池温度はどのくらい上がるのか?

電池温度はどのくらい上がるのか?Hybrid Assistantで、各部温度のデータを確認してみました。

試走は、近所で一番電池電流が大きそうなルートを選びました。
標高300mを一気に上って、そのあと丘陵地を走行するルートです。
運転時間は42分。距離は22km。

温度は左側の軸、電池電流は右側の軸です。
スタート時の外気温は28℃です。
モータの温度は黄色のカーブで、最初の登坂で一気に上昇、その後は落ち着いて最大64℃でした。
インバータの温度はオレンジ色で、最初の登坂で50℃を超えましたが、以降は落ち着いて、最大45℃程度でした。

hybrid assistantによれば、それぞれの温度は複数あるセンサの中の最大値を示しているセンサの値を表示しているようですが、どこの温度なのか曖昧です。全データとそのセンサ位置をみたいですが。。



電池関連の温度を抜粋して拡大してみます。



スタート時の温度は外気温28℃に対して車内温度33℃、電池吸気温度30℃、電池温度32℃でした。朝で外はやや涼しいですが、日射で車内温度がやや上がっている状態でした。外気温度に対して、電池温度は4℃高い状態でスタート。

走行中は冷房のため、車内温度は25℃まで低下。外気は標高が高くなるので2℃ほど低下して26℃に。

電池温度は3℃上がって35℃になり、以降安定してました。
電池吸気温度は2℃上がって32℃に。電池吸気温度は車内温度に対して7℃も高く、冷却ファンは動作していないようです。(冷却ファンが回れば、電池吸気温度は車内温度に近くなると思うのですが)

走行データの一例に過ぎませんが、最後は車内温度25℃に対して電池温度35℃でしたので、車内温度より10℃高い状態でした。電池温度35℃程度では冷却ファンは動作しないようです。冷却ファンを回せば車内温度程度まで電池温度を下げられると思うのですが、そこまで一生懸命電池を冷やそうという制御はやらないようです。まだ余裕があるのでしょうか?

果たして、冷却ファンは何度で動作するのでしょうか。夏も終わりなので、今年は謎のままかな。。





Posted at 2019/08/31 19:13:15 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ

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