クラッチスタートキャンセラーハーネスの取り付け
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
やることは単純で、クラッチペダルブラケットの上に乗ってる2つのスイッチと、それに刺さっているカプラーの間にキャンセラーハーネスのカプラーを割り込ませるだけですが、実際の作業はかなり大変なので覚悟したほうが良いです。
まずハンドルポストのカバーを先に外します。(下側のプラスネジ1本外すだけです)
2
とにかくスペースが無くて手が入らないので、クラッチペダルのブラケットを動かす戦法に…
赤丸3カ所(上の方は奥まっていて撮影できず)のナットを12mmのディープソケットで外します。
但し、上のナットは工具が掛けにくいし、固く締まってるので短い工具では緩みません💦
3
結局、左の組み合わせ(頭が90度曲がる長いスピンナーハンドル+エクステンション+ディープソケット)で何とか外しました。(右のフレックスの板ラチェでは歯が立たず)
これで作業が捗る~と喜んだのも束の間、実際は固いクラッチワイヤーでブラケットの動きが制限され、片手の指先しか入らないという厳しい現実が…以後画像を撮る余裕は有りませんでした🙇
以下、参考までに自分なりのやり方を書いておきます。
・カプラーの外し方
指で摘まめない場合、片側を指で押さえ反対側はマイナスドライバーで押す
先が曲がってるペンチが有れば楽かもしれません
・カプラーの嵌め方
少しでも角度がズレると嵌らないので、ハーネス側の配線を曲げる、捻るなどしてクセを付け相手側の角度に合わせる
接続不良でのやり直しは絶対避けたいので、カプラーはカチッと音がするまで確実に嵌め込む
・上手く行かなくても何度もチャレンジする
場合によってはアプローチ方法を変える柔軟さも…
4
こうして4つのカプラーが接続できたら作業は終わったも同然です(^-^)
残すはスイッチの取り付けのみ!
私はスタートボタン横のメクラ蓋に付けました。
メクラ蓋は裏から手を入れて蓋の上下を押さえるとロックが外れて前に取り出せます。
5
メクラ蓋の裏側です。
中央のI型の出っ張りを先にペンチで除去してから穴を開けると、表側のセンターに穴を開けやすくなります。(除去しないとドリルの刃が裏の出っ張りで逃げてズレます)
私はトグルスイッチにしましたが両サイド4カ所の出っ張りに干渉するので削ります。
6
ほぼセンターに穴が開きましたが、ちょっとした不注意でドリルの刃が逃げて右下に線キズを入れてしまいました( ;∀;)
良い子の皆さんは気を付けて下さいね。
7
スイッチを組み込みました。
表側にネジ山が見えるのが嫌だったので、裏側に入れるためのカラーを表側に入れました。
カラーは高さを削ってネジを締めた時にピッタリ揃うようにしました。
もちろん線キズはカーボンシートで隠蔽済みです(笑)
8
スイッチを設置したら、ハーネスが足に引っ掛からないよう処理して作業完了です。
なんとかキレイに納めることができました。
あ~しんどかった(>_<)
一応私の使い方ですが、レバーが下だとクラッチを踏まないとエンジンが掛かりません。
レバーを上げるとクラッチを踏んだ時に点くメーター内の緑色インジケーターが点灯し、スタートボタンを押すだけでクラッチを踏まなくてもエンジンが掛かります。(この状態でエンジンを停止すると緑インジケーターは点きっぱなしになります)
ACCやON状態は無くいきなりエンジン始動なので、ギアのニュートラル確認は必須です。
また、いきなりのエンジン始動を防ぐため、レバーを上げてエンジン始動したら毎回レバーを下げるようにしてます。
便利なツールですが危険な面も有るので慎重に使おうと思います。
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