ATF圧送交換　トルコン太郎

本日、トルコン太郎を利用したATFの圧送交換を行った。

我がCX-5を中古車（走行５万ｋｍ）で購入した当初から、トルコン太郎を利用してATFを圧送交換したいと考えていた。しかし、千葉県内でトルコン太郎を所有し、かつCX-5（SKYACTIV-DRIVE）の作業実績のあるショップを見つけられず、かといって実績のある他県のショップは中部や関西にあるため気軽に遠征もできず、どうしたものかと考えあぐねていた。

CX-5の取扱説明書では「交換不要」と書かれているので、やらなくても問題はないのだろうが、どうにも気持ちが悪く、諦めきれずにグーピット（https://www.goo-net.com/pit/）で千葉県内のATF交換実績の高いショップを探し、問い合わせを行った。

結果、こちらのショップで、CX-5（KE型）のトルコン太郎を利用したATFの圧送交換ができたので、この場を借りてご紹介する。

カーグットネス鎌ヶ谷店
http://cargoodness.com/
https://www.goo-net.com/pit/shop/0128432/top

千葉県内でATF圧送交換を検討されている方がいらっしゃれば、一度相談してみてください（ショップの店長にはSNSに投稿する旨を許可をいただき、掲載しています）。

画像に写っているのが、鎌ヶ谷店の店長、小林様である。気さくな人柄の方で、作業の待ち時間にもいろいろとお話を伺うことができた。

グーピットでカーグットネス様宛に「ATFの圧送交換で悩んでいる」旨を相談したところ、

　・CX-5の圧送交換の施工例はないが、マツダ系のアタッチメントは作成済み、但しCX-5に対応できるかわからない
　・もし手持ちのアタッチメントが合わなくても、CX-5に合うアタッチメントを作成できる
　・一度、車両を拝見させて打ち合わせさせてほしい

との回答をいただいたので、２月末にショップにお邪魔し色々と相談させていただいた。その結果、

　・外から見る限りはアタッチメントが合いそうなので、一度チャレンジしてみる
　・結果、うまくいけば万々歳
　・もしダメなら、CX-5用のアタッチメントを作成してもらい（これは私から依頼した）、作業をお願いする

ことで合意し、必要なパーツ（純正オイルクーラー取り外し後に交換するＯリング）を発注していただき、本日、作業を行っていただいた。

カーグットネス様のWebサイトで過去の施工記事を読んでいて、ATF交換に強いショップと認識していたが、まさしくその通りで、作業は非常にスムーズだった。途中、イレギュラーな事態が発生したものの、すぐにその場で修正・対策していただき、安心して作業をお任せすることができた。

交換したATFは「WAKO`S ATF P-S（プレミアムスペック）」である（写真を撮り忘れた…）。カーグットネス様には「NUTEC NC-65」も用意されていたので、とってもとっても心が引かれた（実際「NUTEC入れてください！」との言葉が出かかった）のだが、P-S の倍近い価格と、先日ミラーを割ってしまった修理代で諭吉がひとり旅立っていったばかりなので、今回は日和った。それでもWAKO`SのATFの中では最高峰である。

交換後のフィーリングの変化（※個人の感想です）

・停車時からの発進が軽くなった。今までと比較すると、ほんのわずかだが車体が軽くなった印象を受ける。アクセル開度も、あまり開けなくても今までどおりの発進を行えるようになった。
・変速ショックが減った。これまでは１－３速の変速時に若干の変速ショックがあったが、新しいATFにしてからは、殆ど変速ショックを感じることがなくなった。特に、市街地を流れに乗って加速するような運転では、Torque Pro のシフトインジケーターを見ていないと、いつシフトアップしたかわからないくらいのショックの無さである。
・音が静かになった…ような気がする。ディーゼルエンジンの音にかき消されてしまっているので分かりづらいが…ほんのわずか？

総じて、今回のATF圧送交換は満足のいくものとなった。


ちなみに、今回の作業時点の総走行距離は54,830km。小林様曰く、これまで一度もATFを交換していない車両の場合、６万km程度の走行距離が圧送交換のみの作業でATFを交換する限界とのこと。この距離を超えると圧送交換することでスラッジの巻き上げ⇒AT内部のオイルラインへの詰まり等で逆にリスクが高くなるため、オイルパン脱着・清掃、ストレーナー交換も行わせて下さい、とのこと。我がCX-5も次回のATF交換時はフルメンテだな…。