DEEPCOOL LE720 が届いたので感想をメモる。
まずお値段素晴らしい。(*´▽`*) お財布に優しい。
諸事情で楽天を経由したが、13000円ぐらい。送料込みなのが嬉しいところ。
日本に入ったのが、2023年7月7日らしく? 開始値は 240が11880円、
360(LE720)が15280円。
ただ7月7日の近辺に為替が変動しているので、PCパーツ関連は結構値が動いている。
【性能について】
比較する新しいモデルを複数所持していないので使い古したモデルとの比較のみ行うこととする。
共通環境
使用CPU:Ryzen 7 7800X3D 75℃制限あり。
PCケース:Core P8 TG 前面3枚吸気、簡易水冷3枚排気、天板ガラス撤去。
その他熱源:RTX3080ti 縦置きにつき熱風が水冷コア付近にあたる
LE720:新品。グリスは塗布されていたものをふき取りDX-1に変更。
初期グリスの塗布範囲がかなり広くAM5ではみ出る可能性があり除去。
アイドル時は42℃、ポンプはCPU温度依存に設定1000~2666。
ファンは喧しいのでBIOSではサイレントの1000以下。
FF14 最高品質 FHD で測定。
通常時 60℃をウロウロ。高負荷箇所で72℃。
古いモデル:
CL-W108-PL12SW-A (2016年発売 360mm簡易水冷)
コアは一切光らず、ファンはリングが光るモデル。ファンのコネクタはサーマルテイク独自の5ピン形状。コア形状はGPU簡易水冷キットに取り付け可能。
入手はヤフオク2020年頃 新品1年落ちをサブ機につけて使用していた。
7/3に環境構築時に流用。中古入手後使用時間は48時間未満。
アイドル時は47℃、ポンプはCPU温度依存設定 数値忘れた。
ファンはサイレント設定で1000以下。ほぼ無音。
FF14 最高品質 FHD で測定。
通常時 68℃をウロウロ、高負荷箇所で76.3℃ (75℃飛び越えてますが?)
性能は価格コム上位にいるLS720の下位モデルというかエントリーモデルかと思う。
LS720は18000~22000円ぐらいで推移。2022年6月発売モデル。
【LE720とLS720との違いについて】 (公式仕様書から)
LE720はCPU: 2066、2011-v3、sTRX4、sTR4に対応していない。
LE720の方が30g程度軽い。
ポンプの大きさはLE720で長さと幅が5mmほど増えて厚さは5mm減った。
ポンプの速度が500rpm程度下がった。BIOS読みで2666がmax。
ポンプノイズが1デシベル 誤差範囲で下がった。
ポンプの定格電流が0.26A下がった。
ポンプの消費電力も3.12ワット分下がった。
ファンの定格が0.04A下がった。
ファンの消費電力も0.48ワット下がった。
LED消費電力 ポンプ 0.05ワット増えて、ファン3枚で2.25ワット下がった。
【付属品の違い】
固定用フレームの形状が少し異なる。
intelのバックプレートはほぼ一緒。
SATA給電ケーブルやデイジーチェーンの専用コネクタケーブルが存在しない。
その他一部些細なパーツが減っている。
【LE720 にのみある】
4ピンのファンコネクタをタコ足するケーブルが1本ついてくる。
Ainex等で売られているものと同じようなタイプのたこ足ケーブル。
デイジーチェーン形式ではなく、通常の5VのRGBケーブルの3ピン仕様。
他のコントロールユニットとの連携が容易。ファンもしくはポンプ本体が壊れても流用しやすい。
内圧調整用と思われる圧力弁的なものがラジエーターについている。
【性能の違い】
LS720を持ち合わせていないので比較はできない。
ポンプの性能(送り出し能力)が下がってる点などから勝つことはないと思う。
【値段の違い】
13000円で360mm簡易水冷の新品となることことから、
今回候補として挙げていたモデルをメモとして残す(購入には至っていない)
MAG CORELIQUID M360 MSIから2023年7月1日に発売しているエントリーモデルと思われる簡易水冷、お値段は15000円以下。
Liquid Freezer II 360 Arcticから2021年5月頃に出ていたモデル。光らない簡易水冷、ラジエーターが38mmと他社より8mm程度厚い。
お値段16800円。尚 420サイズでも18800円とそれなりに安い。
Arcticはよく知らないが、MX-4などのグリスがあったりする。
GRATIFY AIO5 一応光る360mm簡易水冷。メーカーか販売代理店かは知らんがサイズのページに載っている。コア付近に表示されるのは水温。
お値段は15280円。
・性能と見た目などを重視しお値段を気にしないのであれば3万円~でコアに液晶がついているようなモデルでいいと思う。
注意すべきはCorsair の ELITE CAPELLIXシリーズの並行品だけはやめておくべき、初期ロット品にポンプ不具合で赤点滅する個体があり、それらは米公式フォーラムにて3年以上前から多数書き込みがあった。