謹んで震災のお見舞いを申し上げます

3月11日（金）に発生した、「東北地方太平洋沖地震」で被災された皆様にお見舞いを申し上げます。

また、犠牲になられた方々と、ご遺族の皆様に対し、心よりお悔やみを申し上げます。


弊社は幸いなことに、地震による被害はありませんでした。

また、震災と原発の影響により行われております計画停電によって、作業の一時中断を余儀なくされることもございますが、社員一同、節電を心がけながら誠心誠意、業務を続けさせていただいております。


1000年に一度、と言われている巨大地震が、つい20日前の3月11日昼過ぎに発生した訳ですが、こういった自然災害は、何時、何処で、どんな規模で発生するのか・・・なんて事は、現代の技術を持っても解明・予測出来ないんだなぁ・・・と、つくづく自然災害の恐ろしさを痛感しました。


ガソリンスタンドを経営している友人は、震災発生から一週間後に、重機用燃料や暖房用灯油を小型ローリーで被災地まで、支援という形で三回も運んであげたそうです。

その際に見た光景は、テレビで放映している映像よりも遥かに悲惨な状況だった・・・現地を見なければ絶対に伝わらない・・・と語ってくれました。


私の兄は医療従事者という事もあり、島根県の医療従事者で十数名集まって、宮城県の医者不足の被災地へ先日より支援に行っています。

お医者さんや看護婦さんも不眠不休で、被害にあわれた方の治療にあたっているそうです。


車の修理や改造といった事しか出来ない私にも何か出来ることは無いか・・・と、日々考えていますが、取り急ぎ出来る事といえば、少しの義捐金寄付と節電する事ぐらいしか思い浮かばず、自分の無力さに悲しくなりました。。。


しかし、もう少し現地が落ち着いてきたら、何か出来る事を探して、被災地へ行ってこようと考えてます。


「頑張れ！」とか「頑張ってください！」といった言葉をかけるつもりはありません。

もし自分が当事者なら、家族を失い、自宅や仕事場や財産全てを津波に流され・・・こんな状況の時に何かをする気力など起きてこないと思いますから。。。


ただ、心の中では「長い道のりになるとは思うけど、頑張っていって欲しい」と思っています。


今回の震災で、日本の今後は、より一層厳しい現実を目の当たりにさせられると思います。


津波によって田は塩分を含んでしまい、向こう５～１０年は使えない。

津波の被害を受けなかったとしても、原発の対策が長引けば、農作物も生産出来ない。

放射能物質が海洋を汚染してしまうと、魚介類も水揚げ出来ない。


食料需給の問題だけなら、我慢をすれば生きてはいける、しかし、こういった農業、漁業で生計を立てていた人達の今後が何より心配なのです。


昨日のテレビで、日本人が外国に入国しようとした際に、放射能検査をさせられ、少しでも数値が怪しいと病院に隔離されたという報道がありました。なんか・・・少し寂しいですよね。。。


今こそ日本人は一丸となって被災地の復興、のみならず、国の復活を遂げるタイミングなのではないか、と私は考えています。

一人の力では無理な事も、大勢の力がひとつになれば、絶対に成し得る事は出来ると考えています。

自分に何が出来るのか・・・は、いずれ答えが見つかると思いますし、気にさえかけていれば必要とされる事が絶対に出てくると思います。


被災地の方々、だけでなく、みんなで頑張りましょう！！



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