ミニカダンガン４(H36A)のフロントロアボールジョイント交換。

ミニカダンガン４（H36A)のフロントロアボールジョイントを左右とも交換します。現状、ガタはありません。ただ、最近ジャッキアップしてブーツ類を点検する際に、当該ジョイントのゴムブーツを軽く押してみたところ・・・水が出てきたんですよね。ロアボールジョイント、焼きついたらロアアームごと折損するなどの重大トラブルにつながりかねません。ついでもあるので、交換することに。

予め、三菱純正部品で用意しておいた純正ロアボールジョイントです。いい値段しますが、非常に負荷のかかる部位である為、仕方ないと思います。

右側はハブベアリングの交換と並行して作業しましたので、ハブキャリアを単体にしたうえで、ジョイントを外しました。新車から20年ぶりにジョイントを外したことになりますので、非常に汚かったです。清掃した後、新品ジョイントを取付ました。

ロアアームと接続し、付属していた新品ナットを取付ました。ほんの一部でも、新品になって気分いいです。このままの勢いで、サクッと左側もと思っていたのですが・・・

左側はドライブシャフトもハブベアリングも以前交換済みの為、出来れば車上で完了させたいと思っていました。が、どう言うわけか、右側とは比べ物にならないほどの固着を感じました。

スライディングハンマーで取り外しを試みましたが、力が上手く伝わりにくいこともあって、少しずれたところで止まってしまいました。。。こうなったら、急がば回れでしょ！と言うことで、ドライブシャフトやハブごと取り外して、バイスに固定することに。MTオイルは右側ドライブシャフト交換を同時に行っているので、既に抜いてある為問題なし。

バイスに固定した際に、ブーツをはぐってみました。おお、最悪ですね。潤滑はしている様子ですが、グリースに変質を感じさせられました。これを見たら、誰でも交換したくなると思うのですが？この後、やっぱりなかなか抜けないジョイントに苦戦しつつも、何とか交換しました。

ようやく左側も交換完了。本日の作業で一番時間かかったのがこれでしたね。。。まあ、お陰さまでフィーリングが改善されたのではないでしょうか。ガタが出てから交換するのも気分悪いので、良いタイミングで交換できたと思います。走行距離113,688km。