フロントカメラ取り付け(2)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
前回のカメラ設置の続きです。
今回はモニター設置と配線作業で、一応完成です。
モニターは、カメラと同じメーカーData Systemの、スーパースリムモニター(5インチワイド) SSM-W5.0IIです。
このモニターは入力が2系統あり、基本は入力1を表示しますが、バック信号を検出すると入力2側に自動で切り替わるようになっています。
今回はフロントカメラですので、バック信号入力線は間にスイッチを挟んで、アクセサリー電源につなぎます。
スイッチを入れると、入力2につないだフロントカメラ映像が表示されるという仕様にしました。
他の配線ですが、パーキング線はボディアースに、イルミ線はひとまず非接続にしました。
モニターの位置は、以下の理由からドライバードア側のエアコン吹き出し口位置にしております。
・できるだけ内装の雰囲気を壊さない目立ちにくい場所
・Aピラー付近のダッシュボード上は高さが取れない
・ドアウィンドウ用のデフロスターの邪魔にならないところ
・助手席、カーテンエアバッグに干渉しない場所
・視界に影響しない場所
ただ、設置後の試走時に気づいたのですが、夜間、トンネルではサイドウィンドウへの映り込みが激しく、別に対策が必要になります。。。
(入力1に何も接続せず、スイッチを切ればブラックアウトするので良いのでしょうが、1にも外部映像をつなげるつもりですので…)
2
まず先にスイッチとバック信号入力線の配線を済ましておきます。スイッチは、エーモンの貼り付けプッシュスイッチで、リアゲートオープンスイッチのパネルに貼り付けています。
写真のパネルを外し、配線をパネル内に引き込みます。
3
配線は、安全を考えるとカーペット下を通すのが良いのでしょうが、写真の位置を通してセンターコンソールの方へ通しています。
パネルはTX25のトルクスレンチで2箇所のネジを外せば取れます。
配線は内部で干渉しないように、数カ所タイラップで固定します。
渡し終えたら、トンネルコンソール部分のシフトノブ下あたりから助手席側へ配線を通しておきます(パネルは手で引っ張れば簡単に外れます)。
4
アースポイントですが、助手席ドアシル(スカッフプレート)位置にあります。前方と真ん中あたりに2箇所あります。
パネルですが、2枚目の写真の助手席側を外し、その横の細長いパネルを外すと、ドアシルのパネルが外せます。
先の記事のカメラのグラウンド線と、モニターのグラウンド配線・パーキング線を結線します。
モニターのグラウンド線は、助手席カーペットをめくって通します。
5
アクセサリー電源は、前方シガーソケットの配線から分岐しています。
必ず通電していない状態(ドアロック解除だけした状態)で配線します。
カメラのアクセサリー線、モニターのアクセサリー線と、間にスイッチを配線したパーキング線を結線します。
6
カメラとモニターのビデオケーブル結線します。
先に書いた通り、今回はIN2に接続しています。
あとは、カメラの操作スイッチも結線しておきます。
7
配線が完了した後、カメラのスイッチを押したまま、クルマの電源を入れ、正像モードに切り替えます。
写真は、コーナービューにした状態です。
これで出庫時や交差点進入時の左右確認がとてもしやすくなります。
8
トップビュー表示です。
頭から駐車した際の確認等に便利です。
このカメラとモニターの組み合わせですが、超広角カメラ、アナログ接続ですので、画質がものすごく良いわけではありませんが、確認の補助という目的であれば、十分かと思われます。
広角ですので、遠方のものはとても小さく写りますので、その点は注意が必要です。
あと、夜間はほぼ色味がなく、白黒映像のように見えますね。
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