
ドアパンチ修理などで我が8さんを預けてから2週間…
保険修理のため色々あり日数が掛かっています。
いい機会ですし、
ファストバックのインプレなど私なりの内容として書いてみます。
あくまでも個人の主観だったりしますので、気になる所があってもスルーして下さいね☺️
このMAZDA3ファストバックは1.5Lのガソリン仕様です。
レンタカーですし、マニュアルエアコン、スチールホイール、樹脂ハンドルなどの仕様からグレードは15Sだと思います。
走行距離は2800キロ、登録は2021年でした。
結構いいタイヤが新車装着されています。
サイズはベーシックグレードなので16インチの205/60Rとなります。
横浜タイヤHPの高速走行向きというフレーズに違わず、実際にメーターの85%程度で数十キロを走らせたら、サイズを軽く裏切るグリップや路面への素直な追従性を楽しめました。
また、標準から低い車高とワイドトレッドによるダウンフォースの恩恵も。
メカニカルな面では、
市街地だと例のアクセルペダルも関係していますが、CVT(6ATと記載されてますが)らしく、特に登坂では加速も緩やかで、燃費重視なトルコンのセッティングに反応の遅い非力な印象も受けました。
でも、前述の高速域では排気量の割にトルク付きも良く、一般道では騒音にしか感じなかった排気音なども勇ましく変わり、印象は好転しました。
※巷で15Sが遅いという記事を沢山見かけましたが、ちょっとアクセルの扱い方やタイミングによりコントロールは可能です。というか、およそ市街地でしか走らせてなかったり、しっかりクルマの能力を使い切ってないんだと思います。
ショックやサスに関しては、市街地では減衰の味付けでバタバタと少し雑な動きがあります。
でも、速度域が高くなるとダンパーの動作スピードも適切になり、ジオメトリー効果でしょうか、スポーツタイプみたく路面に吸い付いているかの様な心地良さでした。
ルーフスポイラーはピアノブラック調に見えて薄らとグレーとラメが混ざっています。
早々と擦り傷だらけにならないための配慮でしょう。
実物の加色アンダースポイラーは写真などで見知っていたイメージより雰囲気が良く、質感を底上げしているようにも感じました。
ウォッシャーノズル内蔵ワイパーにちょっと感動しました🥺
廉価グレードならではのタッチスイッチなしのドアハンドル。
毎回キーのスイッチをゴソゴソ探して押す煩わしさ満点です😅
デザイン優先のボディですから、後席のシェイプされたドア開口部は少し乗り降りし辛くなっています。
そのため、ガラス周りもその様なデザインとなり、予想では全開してもガラスの端が少しはみ出ると思ってましたら、ふつうにフルオープン。感覚が古いのかもしれませんけど私的には感心しました🤔
ちなみに、開閉スイッチは全席オート✨
ただ、ドアサッシュのシールドは斜めに向かう合わせ目の処理が今一歩で残念です。
最廉価グレードでも、8.8インチモニター、ADDやクルーズコントロールなど殆ど標準装備です。
ダッシュボードやドアの内装はステッチ風加工とクッション入りのPVCが多く使われ、まんま樹脂パネル的な部分はかなり少ないため安っぽさは感じません。
オートライトスイッチは新規制により標準化された装備ですね。
過去モデルのハイビーム位置から、レバーの端に移っています。
夜間エンジン作動時にオートの位置からリターンスイッチをOFFに回すと一旦ライトは消えて、クルマが動き出すと車速感応によりスッとライトオン。
ちょっと見えてるエアコンの吹き出し口は、調節とベント操作が一体になっていて、送風を直接シート側へ向けないようにするとクローズ側ギリギリの位置になり、当然風量も抑制されてしまうため、設計の不足を感じました。
最近は当たり前かもしれませんけど、
前席左右のバイザーにはちゃんと照明付きバニティミラーが付いてます✨
最近は代車でもあまりお目に掛からないフルマニュアルエアコンは逆に凄く新鮮です✨
車内温度差と体感に合わせて毎回操作しますが、デジタル表示はないので、何とな〜くこれくらい?とかで設定する楽しみも味わえたりします。
コンソール周りも、スイッチ、機能、デザインなど、廉価グレードらしくない上品な印象です。
オートブレーキホールドも標準。
ちなみに、TVチューナーだけはレスでした。
肘置きは、ここもワイドトレッドの恩恵により広くて高過ぎず、ハンドル操作で肘が当たることのない絶妙なレイアウトでした。
以前乗っていたゼロクラウンの肘置きと比較しても、クッションや動作の質感は負けていません。
肘置きは2段階スライド機構です。
USBソケット2ヶ所はどちらもマツコさんの入力でシガーソケットもここに。
このグレードだからでしょうか、後席にソケットはないため、シガー充電器からロングケーブルを後ろに伸ばしています。
実は、最も感動?したのが、このサイドミラー操作の平べったいスイッチパネル。
クリック式スイッチと呼べばいいのか解りませんけど、
左右どちらかミラーのスイッチを押してインジケータを点灯させ、十字キーでミラー調整したら再びスイッチを押して解除、というデジタル家電的な使い方です。
後席はデザイン優先のため、ヘッドクリアランスの都合を考慮した深い着座位置となっています。
最近は、規制やEVのバッテリースペースによる部分もあるでしょうけど、前方がよく見えるシート高の設定で何か落ち着かないゲストシートのクルマが多いなか、珍しく安心感のあるスペースとなっていました。
前席もそうですが、シートのクッションは適度に硬くホールド感もしっかりしていて腰椎の悪い私でも非常に安心感を覚えました。
お約束のボディドクターは代車でも外せませんけどね😅
後席のシートバックを倒すとかなりフラットな面積が展開されます。
ラゲージスペースもかなり広く、2人キャンプくらいの荷物にはしっかり対応してくれそうですね☺️
…8さんから移した荷物がそのままでお見苦しい状態😭
以上、
価格とクルマの出来栄えを考慮すれば、重くしたアクセルペダルや時々唸るようなユニットの騒音面を除き、下位グレードでも充分な満足度があると感じます。
ちなみに、借りてからもう2回ほど外車と間違われたことはここだけの話です😅
居住性 ★★★★☆
快適性 ★★★☆☆
実用性 ★★★★☆
外観 ★★★☆☆
運転の楽しさ ★★★☆☆
燃費 ★★☆☆☆
総評 ★★★★☆