イレクターパイプによる棚(兼テーブル)の作成
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
ラゲッジスペースの有効活用のため、イレクターパイプを使った棚(テーブル?)を作成しました。脚があると邪魔になると思ったので、サイドのフック部分に取り付けるような工夫をしました。強度はそれほど強くないと思いますが、スッキリとした形状になりました。重いものは載せないように気をつけます。
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まずはボディに取り付ける部分を作ります。
イレクターパイプをパイプカッター(ダイソー)で35mmにカットします。ゴムワッシャー(φ30mm)、平座金(M10×26、M6×12)とともにM5×60のボルトで次の写真のように取り付けます。ボルトよりも座金の穴の方が大きいので、センターがなるべく一致するように気をつけます。
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こんな感じで荷室のサイドフックの左右各2箇所、計4箇所に上記の部品を取り付けました。元々ついていたフックは奥にあるネジを外してからフック自体を反時計回りに少しひねると外れます。元々のネジ穴のピッチはM5ボルトのピッチと異なりますが、樹脂なので無理やりねじ込んで固定できました。ただし、ボルトを締めすぎるとネジ穴がダメになりそうなのでほどほどのところまでにしておきました。
4
続いて、イレクターパイプのプラスチックジョイントJ-150を使って、40cmにカットしたパイプを水平に取り付けてブラケットとします。J-150とパイプは接着していますが、ボディ側へは嵌め込んだだけにしています。
5
主材の両端部にジョイントパーツJ-59Cをつけて、ブラケットに引っ掛けて取り付けます。このパーツは主材パイプに接着しました。
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棚板を乗せる主材パイプは約120cmの長さが必要なのですが、1本で構成すると長くて持運びづらく、使わない時の収納も大変かと思い、60cm×2本に分割できるようにジョイントパーツJ-23Aの片方だけを接着しました。この状態だと左右のパイプはユルユルなので、棚板側にJ-46を4つつけることでこれを固定・保持させることにします。
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棚板は桐の集成材910×350×13mmで、透明のウレタンニスを塗ってサンドペーパーがけをしてスベスベツルツルに仕上げました。3回塗りです。
棚板の裏側にはJ-46を12箇所ビス留めしました。黒いのは棚としての使用時にパイプを取り付ける場所で、アイボリーが分解したパイプを収納するためだけのものです。意図的に色分けしたわけでは無く、お店に黒の在庫がなかったというだけのことですが。
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使用状態でテーブルを下から見るとこのようになっています。
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パイプはこのように収納します。
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作業時間12時間以上としていますが、ほとんどが材料・構造・作業方法の検討です。あとは棚板の表面仕上げ(研磨とニス塗り)もそれなりに時間がかかりました。それ以外作業ではパイプのカット、ジョイントの接着、取付作業程度で、合計でも1時間程度じゃないでしょうか。
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新型フォレスター(SL)では、「カーゴシェルフボード」という名称で純正ディーラーオプションが登場しました。取付用のバーなども含めると約4万円のようです。車中泊時にテーブルとして使うには大きすぎる感じですね。(写真はスバル公式から拝借)
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