自作ドアスタビライザー補修
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
昨年、自作したドアスタビライザーの表面に吹き付けたフッ素コーティングが、とうとう剥げてしまった。
ゴムの地肌が引っ掛かる故にドアの開け閉めにも支障が出る様になったので、コーティングをかけ直す事にした。
制作からかれこれ半年以上、よく持ったもんだ。
2
まずは、運転席側と助手席側に貼ったゴム板を外す。両面テープで貼ってあるだけなので、引っ張って簡単に外せる。
剥がすと表面のコーティングにクモの巣の様なヒビが入った。曲げる様な力には弱い様だ。
運転席側の方がよく削れていた。助手席側はそれほどでもない。人を乗せる事が少ないので、当たり前ではあるのだが。
ドアストライカーカバーも同様に外す。こっち側は塗料の剥がれは無かった。塗料を分厚くぬったのと、下地処理をきっちりやったのがよかったのだろう。
3
適当な段ボールにマスキングテープでパーツを貼り付けて、フッ素コーティング材を吹き付ける。
吹いては乾かすのを3回繰り返した。強い日射しのおかげで、乾くのが早い。
4
両面テープを裏面に貼って、運転席と助手席のドアに塗装したゴム板を貼り付ける。ドアストライカーカバーも取り付けた。
取り付けた後はドアが閉まり辛くなったので、手持ちのシリコンオイルを薄く塗った。汚れを呼び寄せるので、あまり塗りたくないのだが。
もう少し薄いゴム板に変えてみるか、それともゴム板を削ってみるか・・・。改良の余地がありそうだ。
5
後部座席のも同様に外して、再塗装。
こっちの方は厚さが足りなかった様で、跡が全く付いていなかった。同じ様に塗装と乾燥の工程を3回行う。
6
乾いたら、元通りに取り付け。
後部座席側は両面テープを二重に貼って、厚みを増やした。ただ、それでも厚みがまだ足りなかったようだ。閉める時の部品が触れ合う感触が無い。
底上げの為に1ミリ厚のゴム板を追加で貼っても良いのだが、使用しているうちに剥がれる恐れがある。とはいえ、分厚いゴム板で作り直してドアが閉まらなくなったら本末転倒だ。材料が無駄になってしまう。
まあ、後で考えるとしよう・・・。
7
取り付け完了後、近所を試運転。
塗装して乾燥させている間に車を走らせてみたが、スタビライザーを外すとコーナーを越える度にボディが動いている感触があった。
それが、スタビライザーを取り付けるとハンドリングが機敏になり、車体剛性が上がったのが素人の自分でさえよくわかる。
これが材料費数千円で出来たと思うと、少し得した気分だ。見栄えは自分の工作の稚拙さ故に最悪だが・・・。
ドアストライカーという1つの部品に着目し、補強する事で車体剛性を向上させるという発想力は正直凄いと思った。このパーツを発明した人は偉い。
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