キャブレター組立
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
着手まで3カ月(結局使わなかったシリコングリス探してた)、組立30分のキャブです。
まず、歯ブラシで溜まってた白い粉をきれいにしました。ガソリンの匂いのする白い粉……合金のサビという説なんですが、なんでしょうかね。
私の場合、粘度のある固着物はなく、この白い粉だけだったのでキャブクリーナーとかいらなかったです。
2
白い粉をきれいにしたところです。
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上側は綺麗なものでした。
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それぞれ、最後まで締め込んだ感じ。
ネジ山余ってるけど良いんだろうか。これ以上は回らない感じはしました。
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フロートを乗っけました。
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ピンを通しました。
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ストレーナーはoリングセットに入ってたので新品を使います。
古いのでもまだ使えそうですが、oリングは硬くて痩せてました。
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ストレーナーの蓋のoリング。
1つで良いはずですが、oリングセットに同じとしか思えないのが2つ入ってました。
同じだよね…だよね…(同じらしい)
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ストレーナーとoリングをセットしました。
左のが蓋です。
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閉めました。
oリングの反発力を感じながら閉めていくと、これ以上は閉まらないカチッとした感触になりました。
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もう一つのoリングの場所はここのはず。
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浅い溝にズレないようにはめ込みました。
ここのoリングも痩せて硬くなってて、そりゃガソリン漏れるよなって感じでした。
メモ
もしかするとここのoリングは表裏があるかもしれない。画面でも分かるようにポチッとした突起が2箇所(か3箇所)あり。
以下参照
https://note.com/tanakaaf/n/na7103d0dbdae
突起が上向くので良ければ写真の通りで良さそうですが、1箇所横向いてる気もする…ねじれてる?はてさて…
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溝からoリングがはみ出さないように蓋を閉めました
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ドレン的なネジにoリングを付けました。
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ドレン的なネジも目一杯閉めました。
ここはMAX閉めたらいいはずです。
ちなみに…
タンクのガソリンを空にするのに便利、という認識しかなかったですが、コックoffにしてここを開くとキャブの中のガソリンだけ空に出来ます!(当たり前)
長期保管時にやっとくと良いですね。
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微妙な閉め加減のいる2つのネジ。
一旦MAX閉めました。後で要調整
調整するときのメモ
・マイナスネジがエアスクリュー
分解前右へ1と10/12回転くらい。
1.5回転戻しが標準??(要確認)
閉めすぎると傷がつくらしい…(組み立てる前に見ときゃよかったです)
アイドリング調整用、閉めるとアイドリングが上がる
最初は最も回転が高くなるところを選ぶ
・プラスネジがスロットルストップスクリュー
分解前右へ2と8/12回転くらい(開けすぎかも)
アクセル全閉付近の燃調。閉めると薄くなる
薄くなると燃えない→アクセル開けると付いてこない、失火…最悪焼き付く(ので濃いほうから調整すること)
濃いと回転上昇が鈍い、排ガスが黒い、最悪バックファイヤーでキャブが出火!
どちらにしろ、アクセル開けたときの挙動に影響。息継ぎするときは濃い方へ
・その他
ジェットニードルのクリップ位置は変えてないのでそのままだけど、半開まででもたつきやばらつきあれば調整か?
スロージェットはエアスクリューの回転に応じて変えるらしいが、純正のままなのできっと大丈夫()
メインジェットは純正のままなので半開から全開は特に調整いらないはず
訳もわからず触ってるかもなので再セッティングしたほうが良さそうです。
まずマイナスネジを1.5回転戻しでアイドリング調整して、つぎにプラスネジでアクセル開けたときの調整
アイドリング調整はブラスネジを開けてギリギリまで回転数を下げた後、マイナスネジを閉めてアイドリングが一番上がるところにする。その後、プラスネジを開けてアイドリングが程よいところにする。
(となるとマイナスネジは1.5回転がベストならどこまで開けたところスタートなんだろ?閉めてダメなら開けてみな?)
参考
https://motor-fan.jp/bikes/article/20168/
https://www.ctt.ne.jp/~free/ny/bike/nen01/kyab00.html
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