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ナオフミ@Jリミのブログ一覧

2020年07月03日 イイね!

カタログに載っていたあの車はこの車か?

カタログに載っていたあの車はこの車か?
注意!!以下の文章は完全に私の想像、妄想、憶測によるものであります。

第2波が来ている今、やっぱりまだステイホームなのです。
家にいても楽しめる話題を提供しましょう。








1989年7月3日にユーノスロードスターの報道向け試乗会、同年7月8日にロードスターレース、そして7月下旬には一般向けの予約会が開始されますが、そこで配布されていたであろうと思われる縮刷版のカタログ(以下縮刷版)があります。
このカタログは同年9月から配布されたカタログ(以下本カタログ)と写真の内容が多少違います。

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特に、カラーバリエーションを示す写真は縮刷版にしか出ていません(上の写真はモーターファン別冊 ユーノスロードスターのすべての写真)。
今回は、この車両を特定できないか?というお話です。
縮刷版は「このカタログは1989年7月現在のものです」と記載があり、本カタログには「このカタログは1989年9月現在のものです」と記載があるというところから考察が始まります。
1989年7/3の報道向けの試乗会が開催されます。それまでには縮刷版のカタログは出ているわけで・・・と考えると、撮影された車両は6月生産分ではないのか?と妄想します。・・と言うことで6月生産分の車両を精査してみます。

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まずSU(クラシックレッド)ですが、こちらは158台もあり、特定はできませんでした。

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マリナーブルー(DU)は3台です。いずれもスペシャルパッケージなのでどれもカタログ撮影車の候補になりますね。ちなみにこのDタイプ、Cタイプは装備別の呼称であり、決してジャガーとは関係ありませんよ!!

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クリスタルホワイト(UC)は1台です!スペシャルパッケージなのでこの車が撮影車なのでしょうか??ちなみに車台番号はNA6CE-100220でした。

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シルバーストーンメタリック(3L)はスペシャルパッケージと標準車各1台です。
スペシャルパッケージの車台番号はNA6CE-100221です。
おお~!!UCと連番ですね!!どうでしょうか?カタログ撮影車っぽく思われませんか??

まあ、量産試作車やレースカーと考えられている9Fシリーズは除いているのでそれも含めてしまうと全く分からなくなってしまいますが。
オジサンの妄想ブログでした・・。
Posted at 2020/07/14 22:53:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツルデフあれこれ | 日記
2020年05月31日 イイね!

MSCを解明する(ツルデフのみ)

MSCを解明する(ツルデフのみ)
パーツリストである、マツダEPCで車台番号を打ち込むと、MSCを知ることができます。
これによって、仕様などがわかるようですが、今までその意味が分かりませんでした。

今回、MSCについてある程度解明することができましたので報告します


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マツダEPCにはMSC以外にも類別区分番号も書いてあります。これによって、ある程度どんな仕様なのかが分かります。

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今まで私が調べた中では、  全部で16種類のバリエーションがあります。そのうち、JPN002210、JPN0022C0は類別区分番号より、標準車であることがわかっていました。
また、JPN0029F1~JPN0029F6までは量産試作車や、レースカーなどであります。

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今回、カタログに付属してる価格表に以上のようなオプション別の内訳が書いてありました。
機種コードの下3桁がMSCと一致しておりました。

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MSCと各グレード、装備の違いが判明しました。

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それでは、JPN0022C0からJPN0022CEまでは何を表すのでしょうか?
Cはcoldの意味では?と思い、マツダEPCで寒冷地仕様の部品を調べてみました。

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サーモスタットセットを調べてみると、Cの車両は8AG4-15-171の部品が使用されていました。
よって、JPN0022C~は寒冷地仕様であるとわかりました。

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MCSと車両装備の関係を示します

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また、MCS別の生産台数を示します。
デタッチャブルハードトップとCDプレーヤーなしのスペシャルパッケージが非寒冷地仕様、寒冷地仕様とも多いことがわかりました。

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MSCの読み方は以上のようです。下3桁目の数字は予測ですが、このように読めそうです。
Posted at 2020/05/31 22:45:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | ツルデフあれこれ | 日記
2020年05月05日 イイね!

広報車の話

広報車の話この記事は、オリンピックナンバープレートに惑う 他について書いています。

まるまーるさんのブログにお答えして、ルボラン別冊のユーノスロードスターが89年6月登録の広報車と言う話をします。
この雑誌の表紙を見ると6月のステッカーが確認してください。
そして、カルネナンバーを見て下さい。

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こちらはモーターファン別冊「ユーノスロードスターのすべて」のp3の写真です。
ね?この車でしょ?・・広報車として使用されてからスコットランドに渡ったのでした。

再び日本に帰ってくることはないですよね?
広報車15台は量産試作と思われ、もうスクラップにされ普通は残っていないと考えますが、ヨーロッパに渡ったこの車両だけは今でも生き延びている・・なんてことは甘いですか??
Posted at 2020/05/05 01:15:59 | コメント(3) | トラックバック(0) | ツルデフあれこれ | 日記
2019年12月07日 イイね!

パーツリストから見るツルデフ その2(まとめ)

パーツリストから見るツルデフ その2(まとめ)

ツルデフ車両の謎をパーツリストから読み取ろうという、「だれも興味が無いシリーズ」の完結編です。





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マツダパーツリストによると、ツルデフ車両は1989年6月9日生産開始後、約1か月おきに16~20部品の変更を行っています。

ここでは1989年7月1日生産分(NA6CE-100224)までの204台を前期、1989年8月1日生産分(NA6CE-101199)までの975台を中期、1989年9月1日生産分(NA6CE-102622)までを後期とします。


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ツルデフ前期型にのみ装着されている部品を示します。


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ツルデフ中期型までに装着されている部品を示します。


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ツルデフの全車両に装着されている部品を示します。

こちらは先日報告しました


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その他の時期に変更されたパーツについて示します。

表のシャーシNo.はそれまでに装着されたパーツであることを示します。


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こちらにはわずか5台しか装着されなかった部品も存在します。


ツルデフ車とは、比較的早いペースで部品変更が行われた車両であったことがわかりました。ツルツルのデファレンシャルケースもただの変更した一部品に過ぎないのでしょう。


どのような改良がおこなわれたかはそれぞれのパーツを確認しなければわかりませんので、今後の課題であります。とくに、ツルデフの前期型車両はめったにお目にかかることは無いと思われるため、そんな車両を見つけたら、じっくり観察してみてください。

Posted at 2019/12/07 21:47:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツルデフあれこれ | 日記
2019年11月10日 イイね!

パーツリストからみるツルデフ その1

パーツリストからみるツルデフ その1

ツルデフ、ツルデフって言うけれど、ツルデフってなんなんでしょう?
初期生産車ではあるわけですが、すぐに部品が変わってしまっているわけですから、限りなく試作車に近いものなのでしょうか?
そもそもツルデフ以外の特徴的な部品があるか、パーツリストから確認してみました。

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ディファレンシャルケーシング(部品番号T020-27-600E)

冷却フィンのないデフケースが装着されているNA6CE-102622までの車両を「ツルデフ」と定義します。

今回はパーツリストで確認しえたNA6CE-102622までの車両しか装着されていない部品について示します。


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シリンダーヘッド(部品番号B61-P-10-100A)

NA6CE-102622以降とは違いがよくわかりません。ちなみに、シリンダーヘッドカバーではないですよ。シリンダーヘッドカバーはNA6CE-102725で変更されています。


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プーリー(部品番号B366-15-131)

私のJリミテッドと比較すると形が違います。このプーリーは特徴的ですね。エンジンルームを見させていただく機会があればみてください。


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サブタンクとサブタンクキャップ(部品番号B61-P-15-350B,B61P-15-355)

この部品もNA6CE-102622を境に部品番号が変更になりますが、違いがよくわかりません。もしかしたら交換歴があるのかも・・。


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バキュームチューブ(部品番号FEE4J-20-346)

こちらも違いが判りませんでした。たぶん変更されていますね。


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フィラーパイプ、フィラーホース(部品番号N001-42-210,NA01-42-241)

これも違いが判りません。トランクのフィラーパイププロテクターを外さないといけませんしね。

フィラーホースとフューエルタンクの間にあるノンリターンバルブ(部品番号GB53-42-270)も初期部品です。


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トランクリッドヒンジ(R)、(L)(部品番号NA01-52-710,NA01-52-720)

これも違いが判らないですね~。


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リヤーサイドフレーム(R)(L)(部品番号NA01-53-810C,NA01-54-810C)

ほとんど見えてませんが・・。その他には

インナーフロントピラー(R)(L)(部品番号NA01-70-240A、NA01-71-240A)

ドアヒンジシム(部品番号B092-58-201)

がありましたが、見ることが出来ませんので、確認ができません。


その他

リヤーアクスルのダストカバー(部品番号NA01-26-261)

エグゾーストシステムのサーモセンサー(部品番号B63H-18-760)がありました。


結論!

・NA6CE-102622すべてに共通する部品はデファレンシャルケーシング以外はプーリーしか可視化できるような識別点がありませんでした。

ツルデフ車の特徴は(ほぼ)ツルデフしかない事が判りました。


ツルデフの中でもいろいろな部品の変更がありますので次回はツルデフの中でのバリエーションについてお示しします。

Posted at 2019/11/10 11:36:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | ツルデフあれこれ | 日記

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「平井号の内装がNA8前期になってるか?」
何シテル?   04/15 07:46
博愛主義者です。ロードスターが好き、人間が好き。 ロードスターをきっかけに世界が平和になることを祈っています・・・とか言いながら自己顕示欲はあります。でなきゃ...
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