私のスマホは2016年9月に発売された、元auキャリアの「iPhone7plus」です。それまではガラケー時代から2年毎の機種変更を繰り返していましたが、借金が無くなったらSIMフリー化する事が出来る同機種からは、家内と同時に機種変したものでした。2年縛りが解けて残債が終わった時点で、念願のSIMフリー化して、UQモバイルの格安プランで現在まで継続しておりましたが、本体に不具合は無かったものの、バッテリーが劣化したので、ショップで交換したのは私が先でした。写真は遥か遠くの景色を撮ったり、YouTube用の動画を撮影するだけの私と違って、家内は木々や花々を接写して撮る事が多く、不安定な場所であったり、不安定な姿勢で撮る事も多く、うっかり落下させてしまう事もありました。
以下は家内の弁です。仕事の帰り道で平和公園に立ち寄って新緑の木々を撮影していた時、うっかり落下させてしまったとの事でした。しかし、落下させた場所が道路の縁石であった様で、その角に直撃してiPhoneのガラスが割れてしまったのでした。iPhoneの画面は私も使用していますが、9Hの強化ガラスフィルムを貼っていて、通常であれば落下程度では画面が割れる事はありませんでしたが、運悪く、ガラスフィルムと外側ケースの間の隙間にヒットした様で、本体のガラスにヒビが入ってしまったのでした。そこで、丁度、タイミング的に家内のバッテリーの劣化が始まっていたので、ガラスを交換するついでにバッテリーも交換しようと言う話になりました。
交換するショップはスマホホスピタル広島本通り店と言う、私がバッテリー交換で利用した事のあるショップの系列店でした。私の時にもありましたが、最初に、バッテリーを交換すると言う事はケースを開くので、防水機能が失われますが、別途費用は掛かりますが防水機能を復活させる事も可能です。との説明があったものの、これまでも水とは無縁の環境で使用して来たと言うイメージがあったので問題ないだろうとして、防水機能復活のオプションは捨てたのでした。そして、先日の事です。家内が台所で夕食の支度をしていたタイミングにLINEの着信があった事で、その後、iPhoneを近くに置いていた様でした。その時、私は外出していて帰宅すると、家内から「やっちまった!」と言う言葉が飛び出したのでした。
私は何をやっちまったのか訝しみながら尋ねると「iPhoneを水没させてしまった」と言うではありませんか。しかし、風呂の用意をしてる風でもないし、トイレに落とした風でもない事から、その理由を尋ねると、シンクで使うスポンジやそれらの水回りのケース(小さな穴が開いたタイプです)から染み出した水が、いつの間にか調理スペースに流れ出ていて、直置きしていたiPhoneのドック側が浸かっていた言う事でした。家内は最近、ケースの中央付近に落下防止用の指リングを付けたばかりで、それが仇になってドック側に傾斜していた事も災いしたのでした。家内によると気付いた時に、急いで振って水分を飛ばした後、ドライヤーで強制乾燥させようと考えたものの、それが致命傷にならないかと思って、ベランダ側のガラス越しに降り注ぐ、太陽の日差しで自然乾燥させていた様でした。
それを聞いた私は、緊急時の応急処置をiMacのSafariで検索して、その中にあった方法を実践する事にしました。先ず最初に実行した事は、iPhoneのサイドに小さな穴にクリップの先を差し込んで、SIMカードを取り出す事でした。SIMカードを見た感じは濡れた雰囲気ではありませんでしたが、ジブロックに乾燥剤(サプリに付いていたものです)とSIMカードを入れてチャックを閉めて、日差しの下に置きました。SIMカードを抜いて空になったiPhoneも、同様に自然乾燥させたまま数時間に渡り置く事にしました。その後、数時間経過したタイミングで満を持してSIMカードをiPhoneに戻して、サイドのボタンを長押ししてみましたが、何度やっても起動する事は無く、家内のiPhoneは死んでしまったのでした。
私は、iPhoneから再びSIMカードを取り出してジブロックに戻しながら、「明日にでも新しいSIMフリーのiPhoneを買うしかないな」と言うと、家内は少し逡巡した後で「新品なんて要らないよ。中古品で大丈夫だから」と頑な固辞するので、一応、Amazonのリサイクル品も含めて探してみたところ、現行のiPhone13の前のiPhone12に5万円以下の品物を発見します。その案も含めて近くに住む長男にLINEで相談したところ、夫婦で2年毎にiPhoneの最新機種を購入している長男に言わせると「毎日使うものだから中古なんてもっての外!それにiPhone12とiPhone13では機能に雲泥の差があるよ!だから、iPhone13にすべき!」と主張して来たのでした。家内はそれでも抵抗していましたが、その内には私がiPhone13を買って、私のiPhone7plusを家内に渡すと言う方法に言及し始めました。
しかし、iPhone以外にiMacやWindowsノートを持つ私と違って、iPhoneだけが頼りの家内にとっては、タイムリーな情報を得るツールとしては必須アイテムとも言えるものでした。しかも、インスタグラムやFacebookにも写真を投稿しているので、これまでの様な単眼カメラよりも複眼カメラを装備した最新機種であるiPhone13が勝ると言う事は自明の理でもあったのですね。それでも躊躇している家内に「明日、買いに行こう!」と押し切って、Appleの取り扱いのあるエディオンにiPhone13の在庫の問い合わせました。エディオンの地下にあるApple売り場では、赤とピンクが在庫にあったので「じゃあ、iPhone7plusの時と同じピンクにしよう」と言う話で、その夜は終わりました。翌日になり、エディオンの開店時間である10時に合わせて自宅を出発した私達は市内電車に乗って10時過ぎに紙屋町の電停に到着しました。
2棟あるエディオンのどちらに入るか迷ったものの、以前にApple製品を触った事があった建物に入店する事にしました。すると1階フロアの中心にAppleコーナーがありました。私達は目的来店だったので、近づいて来た係の女性にiPhone13を購入する事を告げて在庫の色を尋ねたのでした。すると、SIMフリー版のiPhone13は赤しか在庫が無いとの話でした。そこで、電話で問い合わせた別棟の地下1階にあるAppleコーナーでは、赤とピンクの在庫があった事を思い出し、一瞬迷ったものの、家内が赤でも良いと言った事でこのAppleコーナーでの購入に決めまた次第です。手続き中に担当の女性にSIMカードの挿入を依頼したものの、担当者からは「こちらでも挿入は可能ですが、同じ建物内の3階にUQショップもありますので、そちらの方がSIMカードの不具合があった時には対応がし易いと思いますので!」と言われたので、水没時のSIMカードの優劣が心配だったので、そのアドバイスに従う事にしました。
購入手続きが終了してからは、UQに持ち込む前に2階のアクセサリーショップで、家内お気に入りの見開きタイプのケースと画面を保護する、以前の物より、より硬さが増した10Hのガラスフィルムを購入しました。それを近くにあったテーブルの上で貼付した後でUQショップに持ち込みました。UQショップでのSIMカードのチェックで問題無しとの御墨付きを貰った後、初期化したiPhoneを受け取り帰途に着きかけた私達でしたが、エスカレーターで1階に降りたタイミングである事に気付きました。「あれ?UQと入れ替えたSIMカードを受け取ってなかった?」と考えて、UQショップに引き返したのでした。すると店員から聞かされた事は「SIMフリーのiPhoneには元々SIMカードは入っていません」と言うものでした。幾らSIMフリーのiPhoneを購入したのが初めてだったとは言え、少し考えたら容易に判ることを間抜けにも実践してしまったのでしたね。
その後、市内電車に乗って自宅に戻った私達でしたが、この日、仕事があった家内の出勤のタイムリミットまでの時間を聞き、取り敢えずは、iMac内のテキストに保管してある、各種設定のパスワード等々の一覧表を確認しながら、AppleのiCloudにバックアップしているファイルをリカバリーさせる事からスタートさせました。iCloudにバックアップする為に支払っている、私のiPhoneと合わせた2台分の料金1700円が初めて生きる瞬間でしたね。(大袈裟)その後は、時間と睨めっこしながら昼食も摂らずに各種アプリの設定に時間を費やしました。大まかな設定は終了したものの、肝心のLINEアプリだけが完了出来ずにいました。遂に時間が来てしまい中途半端で後ろ髪を引かれるものの、家内に手渡して見送りました。
その後、LINEアプリもリカバリーさせたものの、LINEの仕様で過去のトークは復旧する事が叶いませんでした。ここでもプライバシーが関係するらしく、家内が過去のトークは要らないと言ったので、方法は調べていませんが、必要なトークは相手に許可を貰って復旧させるとの事でしたね。次は私のiPhone7plusが力尽きる日が想定されますが、家内や長男から伝え聞くiPhone13の魅力を考慮して、その時は家内に最新機種を持たせて、家内のiPhone13を貰うか、その頃には既に中古市場にあると思われるiPhone13を購入しようか妄想する日々ですね。笑
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Posted at
2022/04/25 18:18:04