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老人ギタリストもどきのブログ一覧

2022年04月30日 イイね!

アマチュア無線 再開局回顧録(2022年5月4日現在)

アマチュア無線 再開局回顧録(2022年5月4日現在)ある日、総務省の電波利用ホームページにある「無線局等情報検索」で、1987年から3期15年に渡り使用し、その後は総務省に返納していたアマチュア無線のコールサインを何気なく検索した私は「検査結果が0件です」と言う結果を見て、これは私が返納した後に再免許を受けた局が、完全に無線局を閉局してコールサインを返納したのか、うっかり無線局の更新を忘れていたのか、理由は知る由もありませんでしたが、私としては「これは俺にコールサインを取り戻せ」と言う神の啓示(大袈裟)に違いないと、かつての免許状であったり、QSLカード(交信証)等々の証拠を提出して再免許申請をしたものでした。コールサインは世界にひとつしか存在しない無線局個々を特定する為の呼び出し符号ですが、免許期間は5年間であり、満期前に更新しないと失効してしまうものでもあります。無線局が多くコールサインの交付が多い地域(例えば首都圏ですね)はコールサインが枯渇してしまい、苦肉の策として編み出されたのが「再割り当て制度」でした。例えば、無線局本人の死亡による廃局であったり、自主的な閉局またはうっかりして閉局によって返納されて来たコールサインを新規に開局申請のあった人に再交付すると言うシステムでしたが、私がコールサインは受けていた近畿圏もその対象地域でした。コールサインを復活させたものの、実際に電波を出す事までは考えていませんでした。

同コールサインは、幼い頃、私の我儘で無線の移動運用に連れ回された苦いトラウマがあったのか判りませんが、次男が学生時代に自身のメールアドレスに使用していた事もあり、私自身も初めて交付されたコールサインでもあり、特別な愛着を感じていた事もあって、漠然に、このコールサインは、特に何もしないままに温存して行くことになるのだろうな〜!と感じてもいました。何もしないまま、最初の5年間が過ぎた後も、折角、復活させたのだからと無線局の更新手続きも継続しました。しかし、コールサインを復活させてからの5年超の期間でやった事はアマチュア無線とは真逆の事でした。押し入れの片隅に眠っていた無線機や開局申請で利用したハンディ(携帯用)無線機はヤフオクに出品して売却済みで、既に手元にはありませんでした。つまり、更新手続きもハンディ無線機無しの空申請(不正です。すいません)でした。売却するに至ったのには理由がありました。最初に開局した当時はダッシュボード下部に設置した無線機と後部トランク内に直付けしたオートアンテナチューナーを同期させ、車後部の牽引用フックにステイで取り付けた2.5m(地上からだと約3m弱)のステンレス無垢材のホイップアンテナから電波を発射させて無線を楽しんでいました。しかし、2期目(1992年〜1997年)の後半、不用意に高さが低い立体駐車場に入庫した際、2.5mのステンレスアンテナが極端な角度で曲がってしまいました。

それ以前にも、他の立体駐車場では、アンテナの先端を車のルーフレールに設置していたフックに引っ掛ける(アンテナが弧を描く風に)事で利用が可能であったのですが、その時の立体駐車場は以前にも増して低い仕様だったのでしたね。アンテナが曲がった事で、それまでの方式では運用出来なくなりました。それでも、オートアンテナチューナーと無線機は生きていたので、ワイヤーアンテナを使用して運用する事は可能だったものの、その都度、移動しては木々を利用してケーブルアンテナを設置し、運用しなければならないスタイルに煩わしさを感じてしまい、頭でイメージはしたものの、実際の運用には至りませんでした。しかし、千葉県市原市に出張した際、休日に行った秋葉原の無線ショップで前出のハンディ無線機を衝動買いしてからは、自分の車であっても社有車であっても、マグネットのアンテナ基台に取り付けたモービルアンテナをルーフに設置して、ハンディ無線機にはシガーソケットから電力を供給すると言うスタイルに様変わりしたものでした。その頃には、もうひとつの方の無線機は、オートアンテナチューナーと一緒に空箱に入れて、押し入れの中に押し込んでいました。3期目(1997年〜2002年)の後半には、そのハンディ無線機の出番も極端に減少していて、確か2000年前後に三重県尾鷲市に出張した時、同僚と高野山に参拝した際、場所は忘れましたが、風光明媚な場所で運用した微かな記憶があるくらいでしたね。

話を戻して、コールサインを取り戻して以降、何もしないままで5年後の更新を済ませたある日、何気なく見たネットの記事にあった「アマチュア無線のデジタルモード」と言う言葉が気になり始めます。かつて近畿地方から四国地方に転勤した頃、ローカル局から伝え聞いたものの中に「アマチュア無線のパケット通信」と言うものがありました。それは、Windows95以前のMS-DOS環境下で、キーボードに文字列を入力して、パソコンを制御しながら無線機と接続させてパケット通信を行うと言うものでしたが、全く知識を持たない門外漢でもあった私にとっては、単なるよく理解出来ない知識のひとつに過ぎないものでした。そんな難解なイメージが先行して、アマチュア無線のデジタルモードが気になりつつも、それ以上のアクションは取れずにいました。しかし、その頃から頭の中には「デジタルモード」と言う言葉が離れずに定着していたのですが、ある時、アマチュア無線局のYouTube動画に「簡単にデジタルモードが運用できる無線機として、アイコムのIC-705が取り上げられていました。その動画によると、自宅のWi-Fiを利用して遠くの無線局と交信が出来ると言うもので、同無線機であれば簡単な設定で運用が可能との内容でした。この動画を見た事で一気に興味が湧くと同時に購入意欲が極まって、遂には購入と相成りました。とは言え、かなりのブランクのある私にとっては、アマチュア無線の初歩的な事からちんぷんかんぷんと言う浦島太郎状態だったのですね。

そこでネットの相談室に数々の質問をぶつける事にしたのでした。まず最初に気になったのは、コールサインを受けている無線設備の変更申請に纏わるものでした。その時点での無線局の免許状にはハンディ無線機の仕様が書いてあったので、改めてIC-705の仕様に変更する必要があったからでした。特に気になった事は無線機が到着するまでに変更申請が可能であるのか?と言う点でした。世界的な半導体不足の影響だったのか、注文した12月19日の時点では早くても納品が来年の1月末となる予定だった為、無線機が到着するまでの膨大な時間を使って、少しでも前進させようとする胸算用があったからでした。私が考えた事は「無線機個々にシリアル番号が付記されているのなら、無線機の到着までに変更申請する事は不可能であるが、私が開局した当時の様にシリアル番号が不要であるのなら、変更申請は可能である」とのスタンスからでした。ネットの回答は以下の通りでした。複数人の「可能でしょう」との回答と共に、その内のひとりの方が「問題はない?手元に機器が無い状態で申請する行為は違法でしょ!」と言う辛辣な正論も追記されたのでした。しかし、この後、いきなりのサプライズで無線機が年末に到着したのでした。2022年の1月初旬にに変更申請を電子申請したのですが、申請には無線機個々のシリアル番号が必要であったので、結局は無線機が手元に無い事には申請は不可能だったと知るのでした。

次に気になった事は、無線機以外の装備品の発注に関する事でした。あまり、小刻みに発注を繰り返すと大蔵大臣(家内です)の心象が悪くなると考えて、極力、一度に発注を完了させなければ!との考えがありました。そこで、イメージを膨らませて、果たしてこれで運用可能であるのかを知りたかったのでした。前出ではありますが、イメージではマグネット基台にアンテナを取り付けて車のルーフに設置して、同軸ケーブルで無線機と接続する。運用はトランクルームでするとして、電力はモバイルバッテリーを使用して供給する。加えて無線機の熱暴走を防ぐ為に無線機背面には5cm角のUSBクーリングファンを装備したい。だとするとモバイルバッテリーは2個欲しいな。とかイメージを膨らませて、ネットの相談室に質問したのでした。それで得た回答は「自動車のトランクルームは狭いので、運用には向かないと思います。せめて後部座席で運用しましょう。それ以外は特に、やってみればいいんじゃない?と言うところですかね」との、私のイメージを肯定する様な回答を得た事で、一気に発注を掛けた次第です。その後、全ての装備品が揃った事で、いよいよアマチュア無線の運用開始となったものの、アンテナの調整に時間を取られ、遂にはオートアンテナチューナーの追加購入に至りましたね。しかし、これで全て解決とは行きませんでした。既報ではありますが「電波の回り込み」に起因するエラーとの格闘の末に電波を発射させて交信することに成功したのでした。

通常の無線運用が可能になった事で、次はいよいよFT8(アマチュア無線のデジタルモード)の設定に入る事が出来ました。しかし、ここでも「無線機とノートパソコンの運用周波数が連動しないで倍の周波数を示す」と言うエラーから口火が切られたのでした。この解決は無線機メーカーのサポートのアドバイスでいとも簡単に解決しました。それはFT8ソフトの設定の項目内にある「局情報」に、通常であれば空白にするところを、浅識の輩である私は、運用周波数を細かく設定した所為で、表示された周波数が倍になってしまったと言うオチでしたね。次に起こったエラーは既報ですが「サウンドエラー」でした。以下は私の勝手な考え方で、間違ってるかも知れませんが(と布石を打って)FT8では無線機から送受信する信号を「音」としてノートパソコンに認識させる為、無線機とUSBケーブル1本で接続してる関係でサウンドエラーは致命的なダメージとなるのでした。私に頻発したエラーは何度設定し直しても「USB Audio CODECが見つかりません」でした。そして、悩んだ末にネット相談した結果、ここでも得られた原因は「電波の回り込み」による不具合でした。そこで更なる対策を施して解決に至ります。

そして、先日の事でした。FT8は基本的に「自動シーケンス」と呼ばれる、自動運用モードが適用されています。最初にマウスでノートパソコンのFT8ソフトの画面上の「送信許可」ボタンをクリックすると、一定のサイクルで送信が行われ、別の無線局から応答があれば、無線終了までの間、無線機に繋がれたノートパソコンのFT8のソフト同士で勝手に交信が進められるシステムです。相手(交信相手のパソコン上のFT8ソフト)とのやり取りは1から6項目あるテキストで行われるのですが、ある日、5項目にある「73=さよならの意味」が飛ばされていて、4項目から一気に6項目に到達していた事に気付かず、交信が終了した時点で自動的に立ち上がるハムログ(パソコン上の交信記録ソフト)に記帳を促すダイアログをオッケーしました。その後、ノートパソコンの受信画面を見ると、相手からは「73」が送られて来ていたにも関わらず、こちらからは「73」が送信されて無かった事に気付きます。仕方ないので、私は手動で「73」を示す5項目を選択して相手に送りました。すると再びハムログへの記帳を促すダイアログが現れたので、これは、二重記帳になるだろうなとも考えたもののオッケーして終了しました。予想通りでハムログには二重に記帳されていましたね。これ以降は、最後に手動で73を送ってからハムログに記帳する様にしたので、新たな二重記帳は発生しなかったものの、この時点で私の中では「これも、電波の回り込みによる不具合に違いない!」との穿った考え方のもと、ネットの相談室で質問したのでした。

しかし、私の思い込みとは反して、今回だけは電波の回り込みによるものでは無かったのでした。それは単にマニュアルを詳しく読み込んでいない浅識の輩(私の事です)が招いた自爆でした。送り合うテキストには6項目あると書きましたが、4項目目のテキストにある「RRR」が既に「サヨナラ」を示す言葉を含んでいるので問題ないと言うもので、それでも気になるならテキストの4項目目をダブルクリックする事で「73RR」と変化するので、それで行きましょう!との話でしたね。つまり、最初に二重記帳に悩んだ時に話を戻すと、FT8ソフトが相手に「RRR」を送り終えた時点でハムログに記帳を促すダイアログが現れたのは、不具合では無くて当たり前だったと言うオチだったのでした。これまでにFT8で交信した局は、色々と不具合を感じながらも、6回の運用で僅か163局と言う体たらくです。その内、海外の局との交信は「アメリカ合衆国」「ハワイ」「フィジー」「オーストラリア」「ニュージーランド」「中国」「モンゴル」「インドネシア」の8局だけで、17mバンド(18MHz)と15mバンド(21MHz)、10mバンド(28MHz)を含みます。それ以外は全て40mバンド(7MHz)の国内局です。ヨーロッパの局にもリクエストするも、多くの日本の局がレポートを貰う中、やはりパワーの差は歴然ですね。今のところ、全く擦りもしません。このポイントだけを考えた場合には、無線機の選択を間違えた感はありますが、総合的に考えるとIC-705で良かったと思う複雑な心境の私が居たりするのですね。笑

2022年5月3日と5月4日の2日間連続で京都市左京区比叡山山頂にアマチュア無線の運用目的で行って来ました。3月27日の時も思った事ですが、山頂駐車場まで往復の通行料金が1700円というのは高いと感じてしまいますね。ちなみにケーブルカーでは往復では1100円(大人1名)だそうです。この条件では大人数でアクセス出来るドライブウェイの方に軍配が上がりますね。ただ、アマチュア無線目的の1名利用では通行料金高いと感じてしまいます。ところで運用した周波数帯は7MHzと29FMと偏ってしまいました。21MHzでDX(海外局)が出ていましたが、本当にノイズが酷くて断念しましたね。5月3日は最初、29FMからスタートしましたが、いきなりEスポが開けて沖縄の局と交信出来たのが嬉しかったですね。EスポというのはスポラディックE層と言う正式名称で、春から夏ごろにかけて、主に昼間に上空約100km付近に局地的・突発的に発生する特殊な電離層です。 Eスポの電子密度が極度に高い場合は、F層でも反射できないVHF帯(超短波帯)の電波をも反射するという特殊な性質があるのですが、私が運用する29FMもHF帯(短波帯)の上限ギリギリでVHF帯に近い性質があるのかもですね。(単なる推測です)沖縄方面が開ける予兆はありました。東南アジアの漁船の無線が入って来ていたので、これは来るな!と言う予感めいたものがありました。この日のEスポは短時間でしたが3エリアの数局とはコンタクトできたようでしたね。

沖縄の局と交信した後、不特定多数の局との交信を望む「CQ」を出したところ、何局かの3エリアの局と交信が成立しました。その後は、430MHz帯に移り、いつも自宅からWi-Fiを使って運用している「D-STAR」のターミナルモードを一旦離れて、1個のレピーター(中継局)を介して交信する「山掛け運用」にチャレンジしようとしたものの、いまひとつ方法が解らず断念してしまいました。比叡山にはレピーターが設置されていたにも関わらず、勿体ない事を平気でする輩なんですね。山掛け運用が駄目ならと、D-STARにおける「シンプレックス」と言う普通に無線で使ってる方式(1対1での交信ですが、同じ周波数でやり取りするところが違います。FMモードでは呼出し周波数でCQを出して他の周波数に移って会話します)も試してみましたが、こちらは運用している人が皆無なのか空振りに終わってしまいました。430MHzを離れてからは7MHzでCQを出している局を片っ端から声がけして交信しましたね。3月4日は三重県津市の青山公園で移動運用されていた局との交信だけで29FMの運用は終わりました。その後は、一方通行でカードを貰える2局の記念局との運用(下関市と枚方市の記念局でした)を含めて7MHz帯だけの運用となりました。ゴールデンウイークの比叡山は前回(3月27日)の時とは比較できない程に沢山の観光客が訪れて大盛況でしたね。次回は山掛け運用も含めて様々な周波数帯で運用したいものです。
Posted at 2022/04/30 21:07:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年04月25日 イイね!

iPhone7plusとの突然の別れとiPhone 13購入記

iPhone7plusとの突然の別れとiPhone 13購入記私のスマホは2016年9月に発売された、元auキャリアの「iPhone7plus」です。それまではガラケー時代から2年毎の機種変更を繰り返していましたが、借金が無くなったらSIMフリー化する事が出来る同機種からは、家内と同時に機種変したものでした。2年縛りが解けて残債が終わった時点で、念願のSIMフリー化して、UQモバイルの格安プランで現在まで継続しておりましたが、本体に不具合は無かったものの、バッテリーが劣化したので、ショップで交換したのは私が先でした。写真は遥か遠くの景色を撮ったり、YouTube用の動画を撮影するだけの私と違って、家内は木々や花々を接写して撮る事が多く、不安定な場所であったり、不安定な姿勢で撮る事も多く、うっかり落下させてしまう事もありました。

以下は家内の弁です。仕事の帰り道で平和公園に立ち寄って新緑の木々を撮影していた時、うっかり落下させてしまったとの事でした。しかし、落下させた場所が道路の縁石であった様で、その角に直撃してiPhoneのガラスが割れてしまったのでした。iPhoneの画面は私も使用していますが、9Hの強化ガラスフィルムを貼っていて、通常であれば落下程度では画面が割れる事はありませんでしたが、運悪く、ガラスフィルムと外側ケースの間の隙間にヒットした様で、本体のガラスにヒビが入ってしまったのでした。そこで、丁度、タイミング的に家内のバッテリーの劣化が始まっていたので、ガラスを交換するついでにバッテリーも交換しようと言う話になりました。

交換するショップはスマホホスピタル広島本通り店と言う、私がバッテリー交換で利用した事のあるショップの系列店でした。私の時にもありましたが、最初に、バッテリーを交換すると言う事はケースを開くので、防水機能が失われますが、別途費用は掛かりますが防水機能を復活させる事も可能です。との説明があったものの、これまでも水とは無縁の環境で使用して来たと言うイメージがあったので問題ないだろうとして、防水機能復活のオプションは捨てたのでした。そして、先日の事です。家内が台所で夕食の支度をしていたタイミングにLINEの着信があった事で、その後、iPhoneを近くに置いていた様でした。その時、私は外出していて帰宅すると、家内から「やっちまった!」と言う言葉が飛び出したのでした。

私は何をやっちまったのか訝しみながら尋ねると「iPhoneを水没させてしまった」と言うではありませんか。しかし、風呂の用意をしてる風でもないし、トイレに落とした風でもない事から、その理由を尋ねると、シンクで使うスポンジやそれらの水回りのケース(小さな穴が開いたタイプです)から染み出した水が、いつの間にか調理スペースに流れ出ていて、直置きしていたiPhoneのドック側が浸かっていた言う事でした。家内は最近、ケースの中央付近に落下防止用の指リングを付けたばかりで、それが仇になってドック側に傾斜していた事も災いしたのでした。家内によると気付いた時に、急いで振って水分を飛ばした後、ドライヤーで強制乾燥させようと考えたものの、それが致命傷にならないかと思って、ベランダ側のガラス越しに降り注ぐ、太陽の日差しで自然乾燥させていた様でした。

それを聞いた私は、緊急時の応急処置をiMacのSafariで検索して、その中にあった方法を実践する事にしました。先ず最初に実行した事は、iPhoneのサイドに小さな穴にクリップの先を差し込んで、SIMカードを取り出す事でした。SIMカードを見た感じは濡れた雰囲気ではありませんでしたが、ジブロックに乾燥剤(サプリに付いていたものです)とSIMカードを入れてチャックを閉めて、日差しの下に置きました。SIMカードを抜いて空になったiPhoneも、同様に自然乾燥させたまま数時間に渡り置く事にしました。その後、数時間経過したタイミングで満を持してSIMカードをiPhoneに戻して、サイドのボタンを長押ししてみましたが、何度やっても起動する事は無く、家内のiPhoneは死んでしまったのでした。

私は、iPhoneから再びSIMカードを取り出してジブロックに戻しながら、「明日にでも新しいSIMフリーのiPhoneを買うしかないな」と言うと、家内は少し逡巡した後で「新品なんて要らないよ。中古品で大丈夫だから」と頑な固辞するので、一応、Amazonのリサイクル品も含めて探してみたところ、現行のiPhone13の前のiPhone12に5万円以下の品物を発見します。その案も含めて近くに住む長男にLINEで相談したところ、夫婦で2年毎にiPhoneの最新機種を購入している長男に言わせると「毎日使うものだから中古なんてもっての外!それにiPhone12とiPhone13では機能に雲泥の差があるよ!だから、iPhone13にすべき!」と主張して来たのでした。家内はそれでも抵抗していましたが、その内には私がiPhone13を買って、私のiPhone7plusを家内に渡すと言う方法に言及し始めました。

しかし、iPhone以外にiMacやWindowsノートを持つ私と違って、iPhoneだけが頼りの家内にとっては、タイムリーな情報を得るツールとしては必須アイテムとも言えるものでした。しかも、インスタグラムやFacebookにも写真を投稿しているので、これまでの様な単眼カメラよりも複眼カメラを装備した最新機種であるiPhone13が勝ると言う事は自明の理でもあったのですね。それでも躊躇している家内に「明日、買いに行こう!」と押し切って、Appleの取り扱いのあるエディオンにiPhone13の在庫の問い合わせました。エディオンの地下にあるApple売り場では、赤とピンクが在庫にあったので「じゃあ、iPhone7plusの時と同じピンクにしよう」と言う話で、その夜は終わりました。翌日になり、エディオンの開店時間である10時に合わせて自宅を出発した私達は市内電車に乗って10時過ぎに紙屋町の電停に到着しました。

2棟あるエディオンのどちらに入るか迷ったものの、以前にApple製品を触った事があった建物に入店する事にしました。すると1階フロアの中心にAppleコーナーがありました。私達は目的来店だったので、近づいて来た係の女性にiPhone13を購入する事を告げて在庫の色を尋ねたのでした。すると、SIMフリー版のiPhone13は赤しか在庫が無いとの話でした。そこで、電話で問い合わせた別棟の地下1階にあるAppleコーナーでは、赤とピンクの在庫があった事を思い出し、一瞬迷ったものの、家内が赤でも良いと言った事でこのAppleコーナーでの購入に決めまた次第です。手続き中に担当の女性にSIMカードの挿入を依頼したものの、担当者からは「こちらでも挿入は可能ですが、同じ建物内の3階にUQショップもありますので、そちらの方がSIMカードの不具合があった時には対応がし易いと思いますので!」と言われたので、水没時のSIMカードの優劣が心配だったので、そのアドバイスに従う事にしました。

購入手続きが終了してからは、UQに持ち込む前に2階のアクセサリーショップで、家内お気に入りの見開きタイプのケースと画面を保護する、以前の物より、より硬さが増した10Hのガラスフィルムを購入しました。それを近くにあったテーブルの上で貼付した後でUQショップに持ち込みました。UQショップでのSIMカードのチェックで問題無しとの御墨付きを貰った後、初期化したiPhoneを受け取り帰途に着きかけた私達でしたが、エスカレーターで1階に降りたタイミングである事に気付きました。「あれ?UQと入れ替えたSIMカードを受け取ってなかった?」と考えて、UQショップに引き返したのでした。すると店員から聞かされた事は「SIMフリーのiPhoneには元々SIMカードは入っていません」と言うものでした。幾らSIMフリーのiPhoneを購入したのが初めてだったとは言え、少し考えたら容易に判ることを間抜けにも実践してしまったのでしたね。

その後、市内電車に乗って自宅に戻った私達でしたが、この日、仕事があった家内の出勤のタイムリミットまでの時間を聞き、取り敢えずは、iMac内のテキストに保管してある、各種設定のパスワード等々の一覧表を確認しながら、AppleのiCloudにバックアップしているファイルをリカバリーさせる事からスタートさせました。iCloudにバックアップする為に支払っている、私のiPhoneと合わせた2台分の料金1700円が初めて生きる瞬間でしたね。(大袈裟)その後は、時間と睨めっこしながら昼食も摂らずに各種アプリの設定に時間を費やしました。大まかな設定は終了したものの、肝心のLINEアプリだけが完了出来ずにいました。遂に時間が来てしまい中途半端で後ろ髪を引かれるものの、家内に手渡して見送りました。

その後、LINEアプリもリカバリーさせたものの、LINEの仕様で過去のトークは復旧する事が叶いませんでした。ここでもプライバシーが関係するらしく、家内が過去のトークは要らないと言ったので、方法は調べていませんが、必要なトークは相手に許可を貰って復旧させるとの事でしたね。次は私のiPhone7plusが力尽きる日が想定されますが、家内や長男から伝え聞くiPhone13の魅力を考慮して、その時は家内に最新機種を持たせて、家内のiPhone13を貰うか、その頃には既に中古市場にあると思われるiPhone13を購入しようか妄想する日々ですね。笑
Posted at 2022/04/25 18:18:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年04月24日 イイね!

アマチュア無線のデジタルモード、その後(2022年4月24日現在)※写真少々あり

アマチュア無線のデジタルモード、その後(2022年4月24日現在)※写真少々あり京都から戻った翌日である2022年3月29日は、日産エクストレイルを2019年6月に購入後、初めての車検の為に、車検工場に持ち込む日でした。車を預けて代車を借りて帰宅した訳ですが、その時に借りた代車は、借りた当日はそのまま立体駐車場の一角に駐車して、ダッシュボードの上に「この車は月極契約者の車検の代車です」と書いた紙を置いて帰宅しました。と言うのは、身売りが決定されていた立体駐車場には、既に一般車両の乗り入れは禁止されており、月極契約者の車しか存在して無かったので、駐車する車の少なさゆえに目立ってしまうと考えて明示する事にしたのでした。

そして、その翌日の3月30日の午後からは、久し振りの「FT8=アマチュア無線のデジタルモード」を運用すべく、いつもの公園に繰り出したのでした。しかし、おりしも桜の開花直後であった為、いつもなら、気軽に駐車可能な公園が、平日にも関わらず満車状態だったのですね。仕方がないので公園の入り口付近で待機する事にしました。すると幸運にも僅か数分で、公園駐車場の一角に駐車する事ができたのでした。借りた代車は、普通車ではありましたが、日産エクストレイルに比べて、かなり小さめの車でした。それは単に代車の希望を軽自動車も含めて何でも良いですよ!と申告していたからでもありました。

私はいつも通り(車が違うので、いつも通りではありませんね。笑)、周囲の目を気にしながらも粛々と準備を進めました。そして、パソコンと無線機のスイッチを入れて、先ずはオートアンテナチューナーのスイッチを入れて無線機とアンテナを整合させました。そして、運用を開始しようと「送信許可」をクリックしたところ、これまで、順調に交信出来ていたFT8に、何故かサウンドエラーが頻発して、「無線機との連携が出来ていない」と表示されるのでした。その後、何度設定をやり直しても交信は失敗に終わり、憂鬱な気分のまま帰宅しました。

その翌日の月末である3月31日は、元々、別の用事があったので、エラーが頻発したパソコンの設定は放置して、終日に渡りアマチュア無線とは無関係な事に時間を費やしました。その翌日の4月1日からは、新規に契約した駐車場騒動に続く訳ですが、4月3日(実は誕生日です)になって、ようやくエラーの原因を探ろうと思い立ちます。ネットで「WSJT-X」「エラー」「サウンド」「連携不可」等々のキーワードを入力して、エラーの原因を探るうちにヤフー知恵袋にあった同様の質問の答えに注目します。回答者はアマチュア無線のカテゴリーマスターの方でしたが、その方が仰るにはエラーが起こる原因は「電波の回り込み」による可能性が高いと言うものでした。

つまり、無線機とノートパソコンとを繋いでいるUSBケーブルに電波が乗っかり、サウンドエラーを引き起こしてると言うものでした。借りていた代車は日産エクストレイルに比べて車長が短く、アンテナの同軸ケーブルの取り回しにも苦労した事から、これは電波の回り込みを生じやすい環境下にあったのでは?と考えましたね。電波の回り込みとは、電波がケーブルに乗っかって、様々には災いを引き起こすもので、私も以前、モバイルバッテリーから無線機に電力を供給するUSBケーブルに電波が乗っかり、オートアンテナチューナーであるAH-705のチューン動作(同調動作)に入った瞬間に、無線機の電源が落ちて再起動が掛かるという現象に悩んでいた時期がありました。

その後、無線機のメーカーやUSBケーブルのメーカー等々を巻き込んで検証を重ねた結果、その原因は「電波の回り込み」の可能性が高いと言う結論に達して、急ごしらえでケーブルの周りにアルミホイルを巻き、絶縁テープでぐるぐる巻きにしたものでテストしたところ、電源が落ちると言う現象が収まってくれたので、暫くはそのままで運用しておりました。しかし、微妙に全体のレイアウトを変更した途端に電源が落ちると言う現象が再燃した為、遂にはアルミホイルと絶縁テープを巻いたままで、ケーブルの周囲に9mmのフェライトコアを施工しました。その甲斐あってか、それ以降に電源が落ちる現象は収まっています。

しかし、施工したフェライトコアでケーブルの安心度は増したものの、その自重は半端ない重さになってしまいました。今回は、サウンドエラーの症状が出るまでは3回に渡って91局と交信が出来ていた事実から、多分、微妙なところでエラーが出てるのかも?との素人判断で、またしても、簡易的なアルミホイルと絶縁テープぐるぐる巻きパターンで様子を見る事にしたのでした。その時点では「この処置で絶対直る筈!」と言う根拠の希薄な自信で満たされていました。翌日は花見見物に出掛けたので、翌々日の4月5日の午後からは、回り込み対策を施したケーブルを携えて、意気揚々と、いつもの公園駐車場に出掛けたものでした。

いつも通りで粛々と準備を開始した私でしたが、再現性を追求してエラーが出た時と同じレイアウトに拘りました。そして、送信許可ボタンをクリックしたところ、これまでと同様のサウンドエラーのメッセージが現れて、予想と違う展開に戸惑ってしまいます。思わず、その場でヤフー知恵袋に救援投稿しましたね。暫く回答を待っていましたが、回答が無かったので、交信が駄目なら仕方ないと速やかに撤収して自宅マンションに戻りました。自宅に戻ってから暫しボーッとして過ごしてましたが、ふとした思い付きで、ダミーロードをアンテナコネクターに挿して、送信許可をクリックしてみたのでした。

すると何故かサウンドエラーが出ませんでした。半信半疑のままに何度となく、送信許可をクリックしたり切ったりしてましたが、iPhoneでヤフー知恵袋をチェックしてみると、アマチュア無線のカテゴリーマスター氏からコメントが入っていました。その内容はカテゴリーマスター氏を持ってしても原因の特定が出来ないとの事で、期待していただけに落胆も大きかったのですが、ダミーロードでは問題なかった点を追記すると、ダミーロードで問題なく、実際にアンテナを接続して同様の問題が発生するならば、確実に「電波の回り込み」が原因と判明しますね。と言う、至極簡単明瞭な回答を頂きヤフー知恵袋のやり取りは終わらせました。

私的には、本当は自宅で無線はやりたくなかったのですが、ある事情で自宅のベランダの手摺りにアンテナ長が96cm程度で7MHz帯が運用可能なコメットのHFJ-350Mアンテナ(車で多用するRHM12アンテナでは長いので、上階のベランダを突き抜けます。笑)を設置して、果たしてダミーロードでの成功がリアルなのかをテスト送信して確認してみる事にしました。駄目なら、直ぐに無線機メーカーのサポートに電話してアドバイスを仰ぐプランでもありました。「ある事情」とは、以前、アンテナチューン時に無線機の電源が落ちる現象に悩んでいた時、音声通話オプションの無いiPhoneで無線機メーカーのサポートに電話して、アドバイスを貰っていた電話料金が、通常支払う金額の5000円アップと言うカタチで降り掛かっていたので、自宅のひかり電話を使用して、電話料金を抑えようとする魂胆からでした。

果たして結果は、これまた予想に反してサウンドエラーは起こりませんでした。出力は僅か2.5ワットと抑えており、単にサウンドエラーのチェックだけだったので、当然として交信成立までには至らなかったものの、サウンドエラーが起こらなかった事で、素人考えながら、エラーが出なかったのは、車と違って自宅とは言えアンテナから無線機までの距離が離れていたからだろうとの結論を導き出しました。その結果をもとに無線機メーカーのサポートに電話して「FT8に詳しい方」と言うリクエストに対して、電話を替わられた方に、これまでの経緯を説明したところ、私が申告したアンテナと無線機の距離に関してはスルーだったものの、その原因は「回り込みですね!」と即座に断言されたのでした。しかも、その解決策は「USBアイソレータ」をUSB間に挿入する事で解決するでしょう!と言うものだったのでした。

これまではフェライトコアで回り込み対策をすると言うパターンだったが、急にUSBアイソレーターと言う聞き慣れない装置名が出てきた事で、大いに戸惑ったものの、取り敢えずは装置について調べてみます。と電話を切りました。その後、ネットでUSBアイソレータと入力して検索を掛けたところ、実際に同装置を使用して回り込み対策に成功したと言う記事が載っていたのでした。しかも、USBアイソレータなる装置も中華製で2000円台との事でした。早速、Amazonで検索したところ、本当に2,099円だったのでした。そのHP管理者は、同時に前後のケーブルにもフェライトコアを使用してトロイダルコアを施工していましたね。当然、直ぐにAmazonに注文しました。

USBアイソレータの一方のコネクター形状は写真を見る限り、 Micro Bケーブルである事が判明したので、現在、無線機とノートパソコンを接続するケーブルも2m長のMicro Bケーブルでもあるので、予備にもう1本購入すると同時に、既存のケーブルは、フェライトコアを一巻きしたコモンモードフィルター風に加工する予定で、3種類(9mm , 7mm , 3.5mm)のサイズのフェライトコアも合計50個注文しました。USBアイソレータのもう片方のコネクター形状はUSBのAタイプ(両端がオスのタイプ)と言う事で、いずれはUSBアイソレータの両側に挿すことを想定して、これも購入しました。

一昨日(4月8日)にMicro Bケーブル1本とUSBアイソレータとフェライトコアが到着したので、早速、2本のMicro Bケーブルはフェライトコアを一巻きしたコモンモードフィルター風に加工して、ついでにUSBマウスにもフェライトコアを嵌め込みました。4月9日は終日に渡り長男家族が来ていたので取り掛かる事が出来ず、本日(4月10日)になって、ようやく午後からテスト送信に出掛ける事が出来ました。本日はフェライトコアの3.5mmサイズのものを、アンテナチューナーと無線機を繋ぐアンテナケーブルとコントロールケーブルにも、ゴリ押しで取り付けた次第です。

本日の最初のテストとしてはUSBアイソレータを使用しないで、フェライトコアで様々に加工したMicro Bケーブルを通常使用(無線機とノートパソコンを普通に接続する事です)して、サウンドエラーが出るかの検証をする事にしました。結果としては、USBアイソレータの使用が無くても以前と同じ様に、FT8の交信が成立したのでした。3月21日に交信して以来のFT8交信成功でした。結果を踏まえて、通常の運用は本日と同じ方式で運用する事として、USBアイソレータを使用するケースはサウンドエラーが再燃した時にしようと考えた次第です。

しかし、このFT8の不具合による停滞も別の意味では良い方向に向いてるかも?とも考えています。と言うのは、初めてFT8運用をした際、私がメインと考えていた電子メールタイプの「eQSLカード」のユーザーが意外と少なくて、QSLカード(交信証)が交信相手に届かないと言う不義理さに悩んでいた時、「カードの受け取りも拒否も相手の設定次第だから気に病む事はない」と言うアドバイスに免罪符を得た私がいましたが、この度、JARL(日本アマチュア無線連盟)に追加料金を支払って「カード転送会員登録」をしました。つまり、JARL経由での紙カードの交換も可能にした訳ですね。これによって、eQSLユーザー以外の交信相手にも対応可能となり、精神衛生上の問題がクリアになりました。それでも漏れる相手(JARL会員以外)には、ターボハムログの電子メールカードサービス「hQSL」でも、ふるいをかけて、それでも漏れる相手には「ごめんなさい」とする事にしましたね。笑

ただ、カード転送会員登録した事で、新たに紙カードが必要となるのですね。ネットでQSLカードの無料フォーマットがあったので、それで作ってみようかな?と一瞬考えたものの、折角、ターボハムログのプリンター印字設定を構築させたのに、また新たな設定で構築するのも面倒臭いと言う気持ちが前面に出て、以前に発注したカードメーカーに問い合わせしています。丁度、誕生日月の特典でカードメーカーから4%引き(中途半端な値引きではありますが。笑)のハガキが来ていたので絶妙のタイミングとも感じています。早急にQSLカードを注文して、これまでのFT8交信分で未発送になっている局に発送したいと思いますね。

4月11日現在です。昨夜到着したUSBのオスオスにもフェライトコアを施工しましました。

4月16日現在です。紙QSLカードを発注しました。到着は4月21日になる予定です。デザインは写真カードではあるのですが、もう一つのコールサインの物と同一デザインとして注文数は前回と同様の500枚としました。それから、めちゃくちゃ硬パンな性格ではあるのですが、そのカードが到着して未発送(eQSLユーザー以外)の局に発送完了するまでは、何かスッキリ感が無いので、FT8での交信は控えておこうと思っています。4月11日にテスト運用した際の相手局は全員がeQSLユーザーでしたので問題ありませんでした。とは言え、通常の無線交信とD-STAR(デジタルモードの会話)も封印してるのはどうしてなんでしょうね。笑

追記します。ノートパソコン用のUSBマウスのコードまで、神経質にフェライトコアを嵌め込んだので、めちゃくちゃ重たくなって常にコードの置き場所にも注意を払わなくてはならなくなりましたね。無線マウスにすべきでした。(やり過ぎ感が半端ないです。笑)

4月22日現在です。昨日、注文していた紙QSLカードが到着しました。該当する「eQSLユーザー」以外の局は36局で、その内の1局を除いた35局がJARL会員でした。そのどちらにも外れた1局は、ターボハムログのユーザー登録によって資格を得る事が出来る「hQSLカードユーザー」の可能性もありましたが、その1局は「極力、カードを送るべき努力しましたが万策尽きて諦めました」とする局に指定しました。笑

早速、該当するJARL会員であり、紙カードが転送可能な35局に対して、カードにデータを印字して発送しようと試みたものの、ターボハムログの印刷イメージで確認すると、肝心のデータが反映されてない事実に当てが外れます。それまでは盲信的にターボハムログの「Remarks」に表示されている「WSJT-X Log data」から自動的に抽出されて、イメージされるものと信じて疑わなかった浅織の輩がここにいましたね。

ググってみると、Yahoo知恵袋の過去ログの中に、ログデータをCSVファイルに変換して、ターボハムログにインポートして結合しなければならないと書いてあり、一括変換が可能なソフトも明示されてありました。そのソフトをインストールして早速変換したところ、サイズによっては時間が掛かる旨の注意書きがあったものの、一瞬で終了したので良かったですね。次にターボハムログにインポートして結合させる工程が残るのみとなりました。そこでも注意書きがありました。

インポートする場合、「上書き」を選択すると、全てのデータが上書きされると言う至極単純なものでしたが、今回のデータは上書きする事で、詳しい交信データを挿入する必要があったので、迷わず、上書きインポートを選んだものの、インポート後のデータを見ると、上書きの筈が追加となっていました。しかし、追加されたデータは、元々、コールサインと交信時間だけだったデータに信号強度等の詳しい数値が反映されていたので、最初のデータを手動で消去した次第です。

説明が難しいのですが、取り敢えず、リストに沿って順番にターボハムログのイメージ画面でリスト番号を打ち込んでは、試し印刷モードで手動印刷を実施したのですが、途中でリスト番号とコールサインが合致しない事態に遭遇します。調べてみると、目的のコールサインと合わせるには、リスト番号に2個足すと合致する事が解ったものの、どうしてそうなったのかは、前出の上書きで二重に記録された件と同じく、リスト番号が途中でズレた件も含めて、理解は後回しにしたのでした。笑

色々と不具合はあったものの、本日、FT8で未発送であった35局分の紙カードと、7MHzのSSBで交信した1局分の紙カードを送付しました。ターボハムログにインポートしたデータが二重記帳された点や、リスト番号にズレが生じた点のどちらも、交信データの信頼性に直結する問題とは感じたものの、「厄介払い」「臭い物には蓋をする」「参加する=出すことに意味がある」「懸案の解決」のスタンスで、再出発したいと思います。

4月23日現在です。本日は午後から近隣の公園にFT8の運用に出掛けました。18MHz帯(17mバンド)で中国とフィジーの局と交信し、21MHz帯(15mバンド)でアメリカ合衆国の局と交信しました。その後はいつもの7MHz帯(40mバンド)で国内の局と交信しましたが、そこで不具合が発生しました。FT8では基本的に送信許可をクリックしたら、アマチュア無線用語でサヨナラを表す「73」まで自動で行われるのですが、何故か73を飛ばして勝手に終了してしまうので、最初は判らずに飛ばしたままにログを記帳したものの、仕方なく手動でひとつ前に戻って73を送信すると二重にログが記帳されると言う状態になってしまったのでした。

飛んでしまう事が判ってからは、手動で73を送った後に記帳する様にしたので辛うじて二重に記帳する事は回避できましたが、これも「電波の回り込み」と自己判断して、ケーブルの取り回し方や、別のケーブルから外したフェライトコアを新たに施工したり、また、先日購入したUSBアイソレータも接続したものの、解決には至っておりません。なかなか、FT8も中々一筋縄では行きませんね。また暫くはこの問題の解決に忙殺されそうです。

4月24日現在です。本日は午前中は雨が降っていたので午後から検証を兼ねて、いつもの公園に行って来ました。しかし、残念ながら昨日と同様の症状が出た為、Yahoo知恵袋やハムログ活用相談室等々に質問した次第です。(ハムログ活用相談室ではハムログに関係ない質問だとして注意された次第です。)
Posted at 2022/04/10 19:16:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年04月19日 イイね!

太皷谷稲成神社とアマチュア無線玉砕記

太皷谷稲成神社とアマチュア無線玉砕記2022年4月17日は、天気予報の快晴情報から昨年から行こうと思いながらも行けずにいた島根県の津和野町にある「太皷谷稲成神社」に参拝して来ました。しかも、いつも出掛けるのは平日と言う、これまでのルールを破る日曜日のドライブでしたから、平日の移動と違って渋滞が若干気になったものの、同じ島根県でも人気の出雲大社では無いのだから・・・。と自分に言い訳しながら納得させたのでした。

前夜にGoogleで確認したところ、約2時間で到着すると表示されていたのを見た私は、どうせなら太皷谷稲成神社を起点として気軽に行けそうな場所をチェックしたのでした。そこでリストアップされた場所は、津和野神社(8分)鷲原八幡宮本殿(5分)大元神社(15分)徳佐八幡宮(15分)でしたが、その中に日原天文台(23分)但し13時半〜にオープンと言う場所を見つけた事で、遽についでにアマチュア無線もしようか?となった次第です。

リストアップした中にあった日原天文台のイメージは、天文台と言うからには、きっと見晴らしの良い場所にあるに違いないと勝手に思い込んだものでしたね。運用場所の次に調べた事は、アマチュア無線で「郡」を識別するJCGナンバーを調べる事でした。日原天文台の住所は「島根県鹿足郡津和野町枕瀬」でしたが、ネットで調べて見ると、アマチュア無線局の移動運用の記事が載っていて、鹿足郡津和野町を示すJCGナンバー「32008」の後にアルファベットの「C」が付いているのを見て大いに戸惑います。

と言うのは、7MHz帯で言えば、移動運用では郡番号と町村番号が重要なウエイトを占める事を理解していたからでした。(アマチュア無線では世界規模では全世界の国と交信したとか、国内で言えば全市全郡とか、町村名での交信が重要視されています)当然、私はこのアルファベットはなに?となった訳ですが、更に調べてみると様々なアルファベットが存在していて、何となくそれが町名を示すものだと知るのでした。

しかし、JARL(日本アマチュア無線連盟)の「市郡区番号リスト」にはアルファベットを配したものが無かったので、更に混乱する事になったものの、「コールサインの後のアルファベット」と検索すると、ターボハムログ(デジタル交信記録)の仕様で、より正確に住所を特定するために分類したハムログコードだと知るのでした。しかし、その時点ではターボハムログがインストールされたノートパソコンは既に車にあったので、日原天文台の「枕瀬」のアルファベットが不明のままに、それなら他に運用地候補はある?となりました。

すると完全な移動地のJCGナンバーが確認出来たのは「道の駅なごみの里」と「つわぶき高原パーク」での移動運用記が存在する場所だと判明したので、ターボハムログ に準拠したJCGナンバーが現時点では不明な日原天文台でのアマチュア無線の運用を、止む無く中止したとしても他に代替地はあるな。と、ひとりほくそ笑んだのでした。笑

朝8時前から出発した私達でしたが、流石の快晴の日曜日だけあって沢山の車に飲み込まれながら、最寄りのインターである五日市インターを目指しました。その後、無事に五日市インターから高速道路に乗りましたが、既に車の量は半端ない状態でしたね。しかし、私達のルートは山陽自動車道から分岐して中国自動車道方向に向かうルートの為、渋滞とは無縁である事も知識としてはありました。

予想通り、分岐した途端に一気に車の量が減ります。その後は六日市インターまでの道中を自動運転モードで進んだ私達でしたが、その後はナビの指示のままに一般道で山越えして9時半過ぎに太皷谷稲成神社の駐車場に到着しました。駐車場は既に本殿と大差ない高さレベルにありましたね。

取り敢えずは、車を駐車場の端に駐めて、入口にある大鳥居から撮り始めました。その後、石段を登って太皷谷稲成神社の本殿や社務所のエリアに足を踏み入れたものの、京都伏見稲荷の鳥居に似た、特徴的な鳥居を配した参道からスタートを切るべきと考え直して、神門から鳥居が連続的に並ぶ参道を、辺りの景色を撮影しがら地上に降りて行きました。

地上にある鳥居を潜って右隣りにある石標をみると、昨夜、Googleマップで見た「総霊社」がありました。更にその右奥には「弥栄神社」も認めたので、ついでだからと弥栄神社から参拝する事にします。弥栄神社は小さな社ではあるのですが、古くから伝わる古典芸能神事鷺舞は、国の重要無形民俗文化財に指定されており、県を代表する神社として全国的に有名な神社でした。

家内が御朱印を貰う間、先行して境内を散策しました私は、境内に独特の形をした樹齢600年以上とされる御神木が鎮座している事に感銘を受けました。そして、その歴史を感じさせる佇まいに癒されると共に、その悠久の空間に暫し身を委ねました。その後、家内と合流して、太皷谷稲成神社の鳥居の右隣りに位置する「総霊社」にも参拝しました。

総霊社は江戸時代までは神仏習合として、神様と仏様は共存してましたが、江戸幕府が終わり明治維新後の明治政府は神道のみを正当なものとし、神仏分離令を出しました。今まで仏式だった葬式も神道式に改めさせようと頑張ったようですが、神道式の葬儀が定着せず、結局、葬儀は仏式のまま定着し、現在までその流れで来ています。

つまり、結婚式は神道で、葬式は仏教という風に分業が成り立ったようです。明治政府の葬儀も神道でして欲しいという涙ぐましい努力の一つが祖霊社という先祖をまつる神社を作る事で、津和野の場合は、その祖霊をまとめた事で「総霊社」としたようです。総霊社の参拝の後は、いよいよ、太皷谷稲成神社拝殿への連続鳥居エリアの登りに突入しました。

軟弱な私にとっては登りはキツくなるのは必至の状況だったので、写真は降りる際に撮り進めていました。その後、再び神門の右横から本殿・社務所エリアに足を踏み入れた私達は、先ずは右手に鎮座していた「元宮」から参拝する事にしました。元宮に参拝した後は、元宮の右奥にある「命婦社」にも参拝して、太皷谷稲成神社本殿の参拝と裏側にある「新殿裏奉拝所」まで一気に済ませた私でしたが、御朱印を貰っていた家内とは元宮以降は別行動だった事もあり、暫し、駐車場を眺めて時間を潰しました。その後、合流した私達は本殿下にある販売所横のセブンティーン・アイスを食べながら車に戻りました。

駐車場を出て最初のカーブを曲がったところで右手にリフトを認めます。前夜に津和野城跡にアクセス出来るリフトの存在は把握していたものの、これ程近くにあるとは思ってなかったので、少し躊躇したものの、駐車場に車を駐めて、リフト乗り場まで歩いて行きました。津和野城跡に行くかは別として取り敢えずはリフトに乗って上まで上がってみよう!となりました。

リフトから降りると係の人から城跡までは15分と聞かされて、置いてあった杖を掴んで歩き始めたものの、その時点で既に昼の12時を回っていたので、城跡までの強行軍は諦めてリフトで降りる事にしました。リフトを降りて駐車場に戻った私達でしたが、昼食を摂る場所として考えていた「道の駅なごみの里」も日曜日でもあるし、時間的にも「密」になると考えて、リストアップしていた「鷲原八幡宮本殿」に行く事を思い立ちます。

鷲原八幡宮は流鏑馬馬場(県指定史跡)も擁する史跡であったので、期待感を持って近くまで赴いたものの、駐車場を探してウロウロしたものの、結局は発見する事が叶わず、ここも諦めて「道の駅なごみの里」に向かう事にしたのでした。道の駅なごみの里に到着すると、時間差をしたにも関わらず駐車場には車の他にバイク軍団(ハーレー、ゴールドウィング、カブ、モンキー)が多数いました。

その後、私達は土産物屋に併設されたにレストランに入りましたが、駐車場の様子を反映させる様な人の多さでしたね。しかし、私達が注文した料理が運ばれて来るまでには多くの客が帰って行きました。昼食を終えた私達は車に戻って暫く休憩していましたが、家内から「もう観光は十分だから無線をして良いよ」とのお墨付きが出たので、リストアップしていた日原天文台へ行く事にします。

時間も13時を回っていたので、日原天文台がオープンする13時30分過ぎには到着出来そうでした。道の駅を出発した私達は、途中で国道9号線と合流して進むうちに右手にある小高い山にある施設を確認します。「もしかしてアレか?」その場所はイメージしていた場所とかけ離れた雰囲気でしたが、ここまで来たからには行くしか無いと、枝道に分け入りました。

すると、いきなり狭い山道に突入しました。この道って、本当に天文台への道?と思わせる様な荒れた道に、山としても高さの無い事も相まって、一気に行く気が失せて行きました。すると、いきなり広い場所(キャンプ場や天文台等々の分かれ道でした)が現れたので、さっさとUターンして狭い山道を引き返しましたね。

あとは日原天文台が駄目ならと用意していた「つわぶき高原パーク」に行くしかありません。カーナビの設定で目的地が特定出来なかった為、今度はiPhoneのGoogle mapを起動して、カーナビ代わりとして利用する事にしました。来た道を再び道の駅まで戻って来た私達でしたが、今度は左折して山口県境方向に進みました。

そして、着いた「つわぶき高原パーク」は、素晴らしいロケーションとは言い難い、山道の単なる一角にしか過ぎない場所だった事に大きく落胆した私は、遂には無線はやめて帰ろう!となった次第です。その後、2時間半掛けて16時半過ぎに帰宅しました。無線的には残念でしたが太皷谷稲成神社はとても良かったのでヨシとしたいと思いますね。笑
Posted at 2022/04/19 08:43:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年04月11日 イイね!

「錦帯橋」桜見物と周辺観光(2022年4月4日)大量フォト連動版

「錦帯橋」桜見物と周辺観光(2022年4月4日)大量フォト連動版2022年4月4日は、山口県岩国市にある錦帯橋に「花見見物」に出掛ける予定を組んでいた私達は、当初は、「今年は夜桜見物にしよう!」と考えて、新規に借りた駐車場からの脱出も容易であると考えていました。ところが、4月3日に比較的誕生日が近い私と長男の第一子(孫)と第二子(孫)の3人の誕生日会を私の自宅で開いた時に、偶然に長男家族も4月2日に錦帯橋に花見見物に出掛けていた事が判り、張り合う気持ちはありませんでしたが、いつも現地からタイムリーに送る写真に長男が「えっ?どこ?ええな!」と反応するパターンが崩れて、「こりゃあ、今回はめちゃくちゃ被ってしまったな!と思ってガッカリしたものの、既に前日でもあり、長男とは違う「夜桜見物」だからと、心の中で言い聞かせて納得したのでしたね。笑

仕事でも岩国市にあった発電所に赴く機会があり、定年退職する前の2年間は、所属する事業所が広島県大竹市だった事もあって、「錦帯橋」は割と身近なイメージでもありました。(広島市の自宅から大竹市の会社までの往復70km弱の通勤は前車のアルファード・ハイブリッドの寿命を縮めた事は間違いありませんね)大竹市の事業所から発電所に向かうルート上には、地元では有名な湧水「巌流井戸」があって、いつ行っても賑わっていました。私も発電所内の事務所で使う水を好んで汲んで行ったりしたものでした。巌流井戸の横には、「金冠黒松」で著名な酒造メーカー村重酒造があり、甘酒や粕汁が好物の私は、時々、個人的に立ち寄っては芳醇な酒粕を購入したものでした。そのルート上からは錦帯橋へは道が1本違うだけで簡単にアクセス可能なイメージでした。しかも、Google mapのルート検索では、交通事情を度外視すれば、僅か40分弱で到着すると表示されていました。

誕生日会で長男に「夜桜見物」に出掛ける事を言うと、暑くも寒くもない今の季節であれば絶対に昼間に行く方が良いよ!と力説するので、ある事が頭をよぎった私も、徐々に方向性が昼間にシフトして行く事になります。その「ある事」とは、ナイトモードの無い、私達夫婦の古い機種のiPhoneでは、これまでにも悲惨とも言える写真を量産して来た黒歴史があったからでした。しかし、それでも、それなりに対策はして来ました。高画質モードの有料アプリやナイトモードの有料アプリをインストールして、頑張ってみたものの、昼間であれば4032×3024サイズで撮れるものも夜間では、アプリを持ってしても極端に低画質な写真になってしまう事は経験値としてあったからでした。最後には二番煎じでもええやん!と「俺らも昼間に行く事にする」と宣言するのでした。その時点での私達の感覚としては、そんな僅か40分弱で行ける錦帯橋なんて、午前中で花見見物して昼食は自宅で食べるイメージしかありませんでしたね。

しかし、誕生日会に合わせて長男夫婦がコストコで購入した食材の残りもあったので、無理矢理、自宅で昼食を摂らなくても、その食材の残りを錦帯橋に持って行って、車で食べてからユックリと帰っても良いのでは?と考えが変わって行ったのでした。既報ですが、4月4日は早朝から駐車場から車出しをした私は、一旦、自宅直近のコインパーキングに車を入庫しました。それから自宅に戻り、朝食諸々といつものルーティンに入りました。準備が出来て家内とコインパーキングから出発したのが8時半頃でした。ルートは西方向に行くので、西広島バイパス(国道2号線)経由で、廿日市インターから高速道路に乗り、岩国インターで降りて、あとは、勝手知ったる一般道でのアクセスの予定です。岩国インターから降りて、交差点を左折。コンビニを更に左折して直進すると桜並木が見えて来ました。その時点では午前中か昼過ぎには帰る気満々だった私達でしたから、帰り道にでも、その綺麗な桜並木を撮影しようと考えてました。やがて、左手に駐車場の看板が見えて来たので、何も考えずに左折して誘導されるままに桜の木の下の角地に駐車しました。駐車料金は300円でしたね。

駐車場に向けて左折した時点で、瞬間的に予感めいたものがありましたが、敷地内に所狭しと咲き乱れる圧巻の桜に、これは午前中では到底帰る事は出来ないな。と悟りましたね。しかも、素晴らしい好天にも恵まれた日でもあったので、ぐるりと辺りを見回して、色んなプランが浮かんで来たのでした。家内も「昼ご飯持って来て良かった」と既に午前中帰宅プランは吹き飛んでいる様でした。私達は話をして、どうせならトコトン欲張って錦帯橋を満喫しよう!となった次第です。その後、錦帯橋の袂まで河川敷を歩きながら桜を鑑賞した私達は、錦帯橋の券売所で近隣の観光スポットを網羅したセット券を購入しました。その券には切り離し方式で「錦帯橋往復チケット」「岩国城ロープウェイ」「岩国城入場券」の他に、割引券を網羅したものでした。つまり、山の頂に位置する岩国城も含めた欲張りコースに舵を切ったのでした。私達は錦帯橋を観光ホテル側に取り敢えず渡る事にしました。錦帯橋には過去にも来た事がありましたが、それは桜の季節ではありませんでした。青空が広がった穏やかな気候と相まって、圧巻の桜と錦帯橋が合わさった景色には大いに癒されましたね。

錦帯橋を渡り終えた私達は、河原に下りて一頻り撮影に勤しんだ後、遥か遠くに見える桜並木にも足を伸ばす事を思い立ちます。と言うのは、コカコーラが開催している、ウォーキングとのコラボ企画である1週間で35000歩を達成すると、15週でコカコーラ製品と交換できる「Coke ON チャレンジ」にも参加してるのと、4月9日にも長男家族が来る予定もあって、その日は歩数を稼げないのは必至だった事もあり、先食いしようとする気持ちが芽生えたからでもありました。河原から遊歩道に戻った私達は、遥か遠くに見える「臥龍橋」の直近と思われる桜並木を目指して歩き出しました。しかし、いざ臥龍橋を渡る時になって、橋の向こうに見える桜並木は、橋から見るだけで十分と気持ちが変わっていました。(腰砕けです)臥龍橋を渡り終えた先の三叉路を右折して錦帯橋方向に戻っていると、左側に「近之森稲荷神社」が見えてきました。私達は軽くお参りした後、桜並木がある河川敷に降りました。雰囲気的に錦帯橋まで続いている様に感じたからでしたね。すると、見るからに不倫カップルっぽい年配の男女が川端で、人目も憚らずイチャついてる姿には驚きましたね。その後、河川敷を桜を見ながら錦帯橋の袂にある「槍倒し松」まで進みました。

その後、錦帯橋の下を潜り抜けて駐車場に戻った私達でしたが、そこで目にしたものは、平日にも関わらず、私達が昼食していたスペースの左横に広がる広大な敷地に、所狭しと駐車する大量の車でした。駐車場は河原にもあったので、4月3日の日曜日には、それこそ恐ろしい程の観光客が訪れたのだろうと考えました。車の中で昼食を摂った私達は13時過ぎに午後からはプランをスタートさせました。一先ずは、眼前の山の頂に見える「岩国城」に行く事でした。私達は土手を上がり道路を渡って河川敷と反対側のエリアに足を踏み入れました。私達は「剣豪佐々木小次郎の像」を起点として左手にある道からロープウェイ乗り場を目指す事にしました。すると、その道の左手には雰囲気のある喫茶店やギャラリー、公園が存在していて、これはもう一日で観光するレベルではない事を思い知るのでした。すると公園の一角に鵜飼の飼育施設がありました。鵜飼と言えば「三次の鵜飼」か「長良川の鵜飼」しか知らなかった私としては、目から鱗とも言えるものでしたね。

鵜飼飼育施設を軽く見た後で、気になる看板を見つけました。それは「岩国シロヘビの館」なるもので、以前に訪れた「白蛇神社」に併設された白蛇保存会の飼育施設に相通ずるものでした。表に回ると結構な人が並んでいたので、後から行く事にしてロープウェイ乗り場を目指しました。ロープウェイ乗り場では沢山の人が待っていました。その中に盲導犬を連れた人を含む家族連れがいました。徐々にロープウェイ乗り場の列は進みます。すると係の人が「セット券をお持ちのお客様は切り離してお持ち下さい」とのアナウンスがありました。正に私達の事だと理解した私は、2人分のセット券のロープウェイ券を切り離して、家内に1枚渡しました。更に係の人は盲導犬を認めたのでしょう。「お待ちのお客様の中で、犬アレルギーをお持ちの方は居られますか?」とアナウンスしたのでした。犬アレルギーとは聞き慣れない言葉でもあり、本当にあるアレルギーなのかは判りませんでしたが、誰も声を上げる人は居なかったので、また、待機の時間に戻りました。いよいよ、私達が乗車する順番が来ました。私達は列の中間辺りにいたので、ロープウェイが登るに連れて下の風景が見える後側には行く事が出来ませんでした。

やがてロープウェイは終点である山頂駅に到着しました。ロープウェイから降りた人達は、いずれも岩国城を目指すようで、緩やかな坂道を登り始めました。私達も後を追うかたちで追随しようとしたものの、足の遅い私達(私です)は、盲導犬の家族からも離されましたね。その後はユックリと自分のペースで進むうちに、左側に何やら穴の様なものが見えて来ました。その穴は「大釣井」と呼ばれる史跡で、岩国城の水を確保するための井戸の役割だけではなく、武器弾薬の格納庫や、落城時の脱出口として利用された場所だと判明しました。大釣井では写真だけ撮って進む事にした私達でしたが、やがて私達の眼前に岩国城の天守台跡の石垣が現れました。岩国城は不運な城で、完成から僅か7年で、幕府の一国一城政策の犠牲になって取り壊された城なんですね。私達が見た石垣跡の位置では麓からは見る事が出来ない為、麓からも見える場所に1962年に建設したもので、石垣跡も1995年に発掘復元されたものだそうです。私達は石垣跡を右に回って広場に進むと、そこには岩国城が聳え立っていました。私達は、セット券の中にある岩国城の入場券で城内に入りました。

城の中にある展示物の多くは刀剣類でしたが、1階の展示物は一周回って閲覧したものの、その後は一気に最上階を目指す事にしました。階段は中央にありましたが、途中で休憩しながら登った最上階から見る景色は格別のものがありました。最上階に到着した時には、フィリピンの女性グループと子供連れの親子がいましたが、暫くすると下りて行ったので、その後は貸し切り状態の時間を享受しました。最上階には有料の望遠鏡も完備されており、最初にいた家族連れは望遠鏡の側から離れる事はありませんでした。私達は次のグループが登って来たタイミングで階下にある展示物を見ながら降りて行きました。岩国城を出てからは、真正面にある休憩所で、家内は掲示物を見ながら歴史を学習し、私はポケモンのジムバトルをしたのでした。休憩所を出てからは「二の丸広場」からの眺望を楽しんでいた私達でしたが、人の流れを見た事で、別のルートからも帰る事が出来るのでは?と考え出して、取り敢えず落ち葉の清掃をしていた青年に「このルートからロープウェイ乗り場まで行けますか?」と尋ねたのでした。

すると青年は笑顔で、「この石段を降りたルートを進むと、行きに来られた道と合流しますよ。」と答えてくれたのでした。それを聞いて、やっぱりそうか!と合点がいった私達は、その別ルートから石段あり、坂道ありの道を下って行くと、青年の言った通りで、往路で通った道と合流したのです。しかも、ロープウェイ乗り場がある山頂駅と目と鼻の先の場所でした。山頂駅周辺に戻った私達でしたが、家内は、その場所から少し下った先にある城山イベント広場に桜を撮りに行きました。横着者の私は「城山からくり時計」のある城山交流広場でボーっとしながら家内を待ちました。やがて家内が戻って来たので、そのままロープウェイの山頂駅に向かいました。帰りのロープウェイでは、麓が見える位置を確保する事が出来たので写真を撮りながら降りて行きました。駅を出てからは飲み物を買って「岩国シロヘビの館」の列に並びました。順番が来て中に入ってみるとチケット券売機があり、係の人が「セット券があると割引料金となります。」と言う声に反応して、ポケットからセット券を取り出して割引を受けた事は言うまでもありません。しかし、この「岩国シロヘビの館」は以前に行った事がある「白蛇神社」の敷地内に併設されたシロヘビ飼育施設と大差ない事にガッカリしましたね。


岩国シロヘビの館を出た私達は、ロープウェイ乗り場に向かった右側奥にあった「白山比咩神社」に参拝する事にしました。拝殿で参拝を済ませたあと、右手に手水舎や見ながら鳥居を潜ろうと思った瞬間、丁度、ロープウェイが発車するタイミングだった様で、急いでiPhoneのカメラを構えて、あざとく鳥居と桜とロープウェイを網羅した写真を撮ったのでした。その後は、吉香公園を散策したついでに、隣接した吉香神社にも参拝した後は、ロープウェイ乗り場に向かった道の反対側のルートで、起点となった「剣豪佐々木小次郎の像」まで戻って来ました。その頃には既に歩数は1万歩を越えていました。長男から「自分達は乗ってないけど遊覧船も楽しいみたいよ!」と言う言葉を思い出して「じゃあ、最後に遊覧船に乗ってから帰ろう」と言う話になりました。とは言え、一旦は車に戻って休憩しようと言う事になりました。

車に戻って家内と話してる内に、「これから遊覧船に乗るとなると、終わりは17時頃になるし、勿体無いから夜桜も見て帰るか!」と言う話になったのでした。小休止の後、遊覧船乗り場に向かうと、外国人家族の一行と同じタイミングとなりました。遊覧船の規則としては、子供には事前に救命胴衣を着けさせて乗船させるものの、大人の乗客には掘り炬燵形状の船内にある背もたれ部分に救命胴衣が立て掛けてありました。いざと言う時には、子供に比べて大人であれば大丈夫だろうと言う変わったシステムでしたね。遊覧船を降りた私達は再び車に戻って、夜桜の為の照明が明るく見える時間帯まで待機する事にしたのでした。車の中でボーっとフロントガラスを見ていると、夜桜目当ての観光客が引っ切り無し通る姿が見えましたね。やがて18時を回る頃には辺りが暗くなり始めました。私達も車を離れて、夜桜を鑑賞する為に歩き出しました。錦帯橋のライトアップは初めて目にするものでしたが、存分に写真を撮りまくって帰路に着き、自宅に戻ったのは20時前でした。こんな風に2022年の花見見物の長い一日は終わったのでした。
Posted at 2022/04/11 16:11:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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