中国製タイヤ輸入制限　米、関税を３年間上乗せへ

　以前から、やるやると言われていた対中国製タイヤ関税、とうとうアメリカがやるようです。

中国製タイヤ輸入制限　米、関税を３年間上乗せへ

　国内産業の保護と自由貿易というのは常に相反するもので、結局のところ、いかにして自国に有利なルールを制定するかということで、各国がやりあうわけです。

　アメリカは日本と同じで工業大国ではありますが、日本のような輸出依存ではなく、アメリカ自身が世界最大の市場であるという強みがあります。中国だって、今のところ最終的にはアメリカに物を売って儲けているのです。

　そんなわけで、世界の市場の中で、アメリカは消費者という強い立場にいるので、今回のような強気な政策もうてるわけですね。

　日本には逆立ちしても無理です。まさしく
　「さすがアメリカ様だ！俺たちに出来ないことを平然とやってのける！　そこに痺れる憧れるゥ！」
といったところでしょうか。
　でも、今の中国はアメリカ国債を大量に持ってたりする上に、日本のようにアメリカの財布でいるつもりはないわけなので･･････何らかの対向処置はとりそうです。

　ま、ロ○アの自動車関税に比べれば、全然健全な数字なんですけど。