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イイね!
2019年04月23日

ハンドルまっすぐで右流れを直してみる 前編

去年、高速コーナリングでのロール対策にKYBのサスキット入れてから、一度もとってなかった我が通勤快速号のアライメント。





月間走行距離も短いのでタイヤの摩耗も気になるレベルではなく、多分この車でこの程度の車高ダウンで開くフロントトーなどたかがしれとるだろうと放置してましてん。(´・ω・`)

まぁうちの店には系列のS鹿店やI勢店のような3Dアライナーも無いから、あんまり気軽に調整できないしっていうのもありました。

んが、不思議なもので3Dアライナーのない当店でも、時々アライメント調整のお仕事を頂くことがありまして。
そして、その場合は当店は受付窓口にだけなって、作業は系列店に外注で出して、お客さんに直接そっちのお店に行ってもらうというのが原則なんですが。

極々たま~~~~に色々な要因で、当店がお車を預かってアライメント調整作業までを完了させて納車という仕事もあったりします。

昔はスタッフが自走して系列店まで行くこともありました。
ですが、これってスタッフ一人がそれだけで半日拘束されてしまうロスと、そしてなによりお客様の車を公道で動かすという計り知れないリスクがありました。

昔と違って、今はスタッフ一人あたりの空いてる労働時間が少ないのでスケジュールのやりくりが大変だし、なにより自走リスクって危険性が青天井なので、規模が大きい会社ほど逆に出来ないなぁ…と、20代で突然中間管理職になってから幾星霜、様々なトラブルに巻き込まれたり起こしたりした人生を振りかえって想いに耽っていた矢先・・・

某高級大型ミニバンのアライメント作業のお仕事が入ったのです。

オプションてんこもりで、総額数百万円のピッカピカの新車をお預かりして、車高を下げて、某国産高級20インチアルミセットを取り付けて、アライメント調整までのフルコース。



この、価格もサイズもでっかい新車に乗って系列店まで自走?

・・・・(ヾノ・∀・`)ムリムリ


不退転の決意で、アライメントゲージをフライングで導入する事を決めた瞬間でした。(´・ω・`)






前々から目はつけてた、このゲージ。
何が良いってホイール側に取り付ける測定器の固定方法が、一般的な3Dアライナーみたくリムクランプタイプではなく、ハブボルトタイプなので、ホイールがどんなリム形状だろうと関係ない。(これ、一般的な普及価格の3Dアライナーで高級アルミホイール装着車のアライメントとった事がある人なら、有難さがよくわかるでしょう)

そして、このアライメント調整の目的は、事故車や原因不明の偏摩耗の原因を調べたいわけではなく、車高変化によるロールステアで規則的に動いたトーを整えるだけ。

だからキャスターやT.O.O.Tとか見れなくても問題ない。

そんなん、これで十分やん(・ω・)






3Dアライナーなら機械が全部自動でやってくれる各種補正を、人間がアナログ的にやらないといけない取っつきにくさはあるけれど。
(まぁアライメントの基礎の基礎もわかっていない子が、たかだか1日そこらの研修だけうけさせられてアライメント作業をやらないといけない現場でも、3Dアライナーなら何とかなってしまうテクノロジーの凄さはある)


しかも、うちは12年前の新規オープン当初にアライメント導入が計画倒れした名残で、超高級なアライメント用リフトだけがあるという宝の持ち腐れ状態。
このトーイン調整機使ってるショップさんは全国に沢山いるけど、こんな贅沢なリフトは使ってないよ(笑)


(すごいよこれ! ジオメトリーの変化が実測で確認できる!)

そんなわけで、前途したリスクを懇々と説明した稟議書を去年のうちに提出し陳情してみたところ、今年正式にうちの備品として導入してもらえたわけです。



系列店にある3Dアライナーに比べれば、1/100くらいの費用(笑)しかかかってないんだけど、少なからず会社のお金を投資して導入した以上は、投資分くらいの回収はせねばなるまいという現場責任者的義務感から、当店裏メニューの一員にアナログアライメント調整を加える為には、この道具に慣れとかんとあかんと、自分の車で実験してみようと思い立ったわけです。

ここまでが前置き(長すぎる)





昨日車検から帰って来たこの車。
日中にレジ金の両替に1km離れた銀行へ行ったついでに直進性を確認したところ、ハンドル真っ直ぐホールドで走るとわりと強い右流れが起きている事を確認した。(普段は無意識に舵角で補正をしてるわけですね)

今回のアライメント測定では、そんな右流れの原因を追究してみることにしました。(本当はタイヤが新品の時に見るべきですけど)

ここでクエッションです。

アライメントの測定前に、ハンドルまっすぐで右に流れる原因をみなさんで予想してみましょう。分かりやすいように3択にしてみます。

(1) フロントのアライメントに要因がある
(ハンドルセンターのズレもこれに含む)
(2) リアのアライメントに要因がある
(3) ホイールアライメント以外に要因がある


さぁ、みなさんはどれだと思いますか?

答え合わせは後編で
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2019/04/23 22:35:52

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この記事へのコメント

2019年4月23日 22:53
うーん・・・【2】?
コメントへの返答
2019年4月24日 11:22
ほうほう、4輪独立懸架ではなく、トーションビームの車でリアトー調整が出来ない車なのに、その原因がリアのアライメントにあると。(´・ω・`)

もし、それが正解だったら、普通のアライメントでは直せませんねー(棒読み)
2019年4月24日 3:21
アライメント対応のワークステージとはまた羨ましい(^_^;
エアロパーツ装着車やローダウン車の整備時にはドライブオンリフトほどありがたい機材は無いよね。オイル交換も楽々だし♪

ハンドルセンターのずれって、気にしない人は全く気にしないけど、細かい人は指一本分のずれでも気になって仕方ないというw
自分もあまり気にしない方だけど、車高弄った時はハンドル固定してトータルトゥーだけは合わせてた記憶。
コメントへの返答
2019年4月24日 11:27
ちなみに、数多あるうちの店造り大失敗ポイントの一つとして

このリフトがあるピットがある場所は、三角形の土地の一番奥の狭まったところで、かつ、急なスロープがピット前に造られているため

エアロパーツ装着車やローダウンした車は
入 れ ま せ ん (笑)

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「ドンマイ。先週の冷やしGFSの時は二時間前に行って三人目でした。来月の豆乳とか海胆とかの常連大本命品になってくると夜明け前から人が居ますよ @まー氏。@ぺた×2」
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