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2009年12月15日 イイね!

工業品と工芸品の境界に立つ

工業品と工芸品の境界に立つ車って奥が深いですよね。

 車が好きといっても、その方向は千差万別であって、その一つ一つの方向にたいして、それに合ったカスタム方法があります。

 その中でも、車を一つの工芸品として愛でる楽しみ方というのがあると思います。

 単純なコストパフォーマンスではその評価を測れない、感性の喜びを求める世界。

 自動車は基本的には大量生産の工業製品であり、それが自動車という全体の殆どをしめるのですが、大量生産品にはない”味”を求める人達によって生み出されているジャンルも存在します。

 プレス成型の量産ボディパネルと、アルミ板からハンマーで叩き出されて作るボディパネル。モノは同じボディパネルで役割も一緒。でも、前者が1万円だとしたら後者は10万円は下りません。普通の人なら考えるまでも無く前者を選びます。 しかし、後者を選ぶ人もいるのです。その人たちは、その叩き出し出しのボディパネルに、差額分の価値を見出しているのです。その価値はなんであるか、僕は「ロマン」であると答えます。


3ピースならではのインナーリム塗装。スポークとのコントラストがより鮮明に

 3ピースアルミホイールは、叩き出しのボディパネルほど浮世離れしたものではありませんが、かといって僕らが今冬毎日スタッドレスを組んでいる大量生産の廉価品ホイールとはまったくの別物です。部分的には量産品である事に違いはありませんが、それをいくつもの工程を重ねて組み合わせたものであり、そこには明確な造り手のこだわりが注ぎ込まれています。

 
スポークはバフがけ&ブラッシュド処理。ポリッシュとはまた一味違う味わいがある。これらの処理は職人による手作業で行われる。

 限りなく工芸品に近い工業製品、それが3ピースホイールなのです。
 これらのホイールを選ぶ人は、自動車ユーザー全体の中でもほんの一握りの人だけでしょう。しかし、そこには確かにロマンがあり、それは持つ人の心をとても豊かにしてくれる宝石のようなものなのです。

 いつかガレージライフに出てくるような家に住み、芸術品のような美しい車に、これらこだわりぬかれた至高のアルミホイールを装着させて、いつまでも眺めていたいものですね。


 ちなみに、このホイールはスーパースターさんの来年の新作で、レオンハルト グラールというそうです。
 今日、スーパースターのスーパー営業マン兼デザイン原案(?)であるWさんが見本品を持って来てくださいました。


 しかし・・・うちでは3ピースなんて滅多に出ないんですけどね。よく回って着てくださるんですが、注文の電話は半年に1回あるかどうかで・・・(´・ω・`)モウシワケナイ

プロフィール

「ドンマイ。先週の冷やしGFSの時は二時間前に行って三人目でした。来月の豆乳とか海胆とかの常連大本命品になってくると夜明け前から人が居ますよ @まー氏。@ぺた×2」
何シテル?   07/26 11:01
人生の大半をタイヤと共に過ごす男の哀愁を綴ったブログ。
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