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車が曲がれる上限速度は、車種・装備によって激しく不平等です。ヽ(;´Д｀)ﾉ




　今、Youtubeなどで注目されている交通事故動画です。（２：００頃に事故が起きます）
　ほんの数日前の出来事という点が、事故というのは毎日どこかで起こっているのだということを実感させます。

　コントロールを失った車は、おそらく某Ｔ車のコンパクトワゴン。スローで見ると、中央分離帯を飛び越えた瞬間に、ホイールキャップが吹き飛んでいますのでホイールは純正スチール、ということは、ついていたタイヤは純正サイズの175/70R14。
　現場は、土地勘がないので詳しくはわかりませんが、自動車専用道路っぽい道路で、微妙にＳ字カーブになってます。左カーブの次にすぐ右カーブというところで、車はコントロールを失っています。

　こういうカーブって、足を固めてハイグリップタイヤを履いたスポーツカーであっても、スピードが高すぎれば簡単にコントロールを失いかねないところです。ましてや、純正タイヤに純正サスに背の高いワゴン車ともなれば･･･

　制限速度って、ただまっすぐ走るだけなら、今の車であればどんな車であっても、余裕で走れる速度で、少々オーバーしていても車は安定しています。
　しかし、ちょっと危険なコーナーがあるだけで、タイヤのグリップなんて簡単に失ってしまうくらいの慣性は働いています。（そういう時に差が出るのが、タイヤや車の性能ですが）
　車は、走る・曲がる・止まるの三要素で成り立っていますが、　”曲がる””止まる”の許容速度は”走る”に比べてとても低いのです。

　事故を起こした車が、いったい何ｋｍ/hで走っていたかは解りませんが、明らかに”曲がる”においてのオーバースピードであったことは間違いありません。

　幸いにも、被害者側は無事のようですが、心に大きな傷を負ったそうです。（そりゃ、こんな不可抗力な事故にあわされたら･･･）

　いつもまっすぐな道ばかりを走っていると、制限速度って余裕でコントロールできる速度のような気がしてしまいますが、その速度は走る・曲がる・止まるの全てを考慮にいれた上での、安全な速度であることを、努々忘れないように注意しなければいけませんね。